自律神経

【心因性めまい】不安から引き寄せられるめまいと向き合う方法

不安やストレスからめまいが酷い

この先どうなってしまうんだろう

こういったお悩みはありませんか?

今回のブログをご覧になることで、不安やストレスからめまいが起きる、“心因性めまい”について知ることができます。

お悩みの方の参考になりましたら幸いです。

皆さんこんにちは。

高槻市で整体院を営んでおりますユーカリ整体院の樋口です。

このブログを書いたきっかけなんですけども、患者さんから、「不安症からめまいが強くなるのがつらいんです…」と、お悩みの相談がありました。

詳しく聞いてみると、「薬を服用するのも悩んでいるところです…」ということを教えていただきました。

このように、不安やストレスからめまいが強くなることを心因性めまいと言います。

今回は、こちらの症状と向き合う方法について解説していきますので、一緒に解決していきましょう!

話の内容はこちら

①心因性めまいの特徴とは
②心因性めまいからPPPDになるの?
③自律神経を整える3つの方法

それでは話を進めますね。 

 

①心因性めまいの特徴とは

「心因性めまいってなに?

まずは、こちらから解説していきます。

心因性めまいは心理的な要因から引き起こされるめまいのことです。

心理的というのは不安やストレスなどですね。

めまいの多くは耳の中にあるバランスを制御する器官、内耳からの影響を受けますが、心因性めまいは大きく2つのタイプに分かれます。 

 

それが

1.めまいが先行して、不安やストレスでめまいが増幅されるもの
2.不安やストレスが先行してめまいが起きるもの

こちらの2つの場合です。

 

例えば、めまいが先行する場合だと、内耳の問題を解決しなければ、めまいが落ち着くことはありません。

また、“予期不安”といって、症状をくり返す不安からめまいが引き起こされることもあります。

一方、不安やストレスなどが先行している場合は、薬の服用でめまいが良くなることもあります。

まずは、医師の診断を受けてから治療を進めていきたいですね。 

 

このような症状を放置していると、慢性的なめまいの1つ、PPPD(持続性知覚性姿勢誘発めまい)に移行すると言われています。

こちらの内容について解説していきますね。 

 

②心因性めまいからPPPDになるの?

「PPPDってなに?

次々と聞きなれない言葉が出てくるので難しいですよね。

PPPDは慢性的なめまいの40%ほどあると言われるのですが、明確な原因が分かっていないものでもあります。

症状としては、浮遊感(ふわふわした感じ)、不安定感などが毎日のように起きる症状です。

このような症状は体の動作によって起きることが多いとされています。 

 

例えば、急に立ち上がったときや頭を動かしたとき、目の焦点がコロコロと変わるような細かいものを見たときなどです。

こういった症状を回復させるためには

姿勢を良くする

内耳の血流を良くする

自律神経を整える

ということが大切になります。 

 

今回の心因性めまいからPPPDに移行する場合であれば、自律神経は大きく関係するところです。

こちらを整えるための方法をお伝えしますね。 

 

③自律神経を整える3つの方法

自律神経を整える方法

では、自律神経について軽く触れておきましょう。

自律神経は体を自動でコントロールする役割があります。

例えば、血圧を安定させたり、食べ物の消化、代謝など、人間が生きていく上で欠かせない活動を担っています。 

 

このように自動で動くためには2種類の役割があるからです。

体を活発に動かす(交感神経)

体をリラックスさせる(副交感神経)

心理的に不安な状態が続いているときには、体が活動的になりすぎて興奮していることがあります。

このことを交感神経優位と言います。 

ですので、体がリラックス状態になり、神経を安定させる必要があるのです。

その方法を3つ紹介します。 

 

1.深呼吸を心掛ける

自律神経を安定させるのに大切のなのは酸素です。

というのも、体がリラックスできないときは呼吸が浅くなっているからです。

私がオススメしているのは“4・7・8の呼吸”です。

4秒かけて息を吸い、7秒間は息を止める。その後、8秒かけて息を吐く。

こちらを隙間時間に試してみてください。 

 

2.太陽の光を浴びる

太陽の光を浴びることは体のセロトニンを増やすことに繋がります。

セロトニンは“幸せホルモン”と言われる脳内物質です。

これが心と体を安定させる働きがあることが分かっているのです。

少しでも浴びる習慣ができると良いですね。 

 

3.マグネシウムを摂取する

マグネシウムという成分は体をリラックスさせる働きがあります。

食べ物からであれば、海藻類などに多く含まれています。

特に、“あおさ”には多く含まれているので、“あおさの味噌汁”なんかも良いかもしれませんね。 

 

以上、3つの方法を紹介しました。

少しでも参考になりましたら幸いです。

こうした少しの取り組みが自律神経を安定させるきっかけになります。

すると、心因性めまいの回復を高めることにも繋がりますので、ぜひ取り組んでくださいね。 

 

まとめ

不安やストレスからめまいが引き起こされる“心因性めまい”について解説しました。

そこから派生するものとして、“PPPD”についても触れたと思います。

いずれも、不安やストレスをコントロールする鍵は“自律神経の安定”です。

こちらをコントロールする3つの方法は

1.深呼吸を心掛ける
2.太陽の光を浴びる
3.マグネシウムを摂取する

少しずつ取り組んで、めまい回復のきっかけを作るようにしてみてください。

しかし、これらの対策だけでは心因性めまいが回復するわけではありません。

医師の診断から治療を進めたり、自律神経を安定させるために体を整える必要もあります。

当院には自律神経を整えることに特化した、特別施術というものがあります。

お悩みの方は、当院LINEからご相談ください。

https://lin.ee/g4N3M4t

 

 

監修:樋口亮太/柔道整復師

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