自律神経

ふわふわめまいの原因が分かりました…

ふわふわめまいが治らない

このようなお悩みはありませんか?

今回のブログでは、ふわふわめまいの原因について知ることができます。

お悩みの方の参考になりましたら幸いです。 

皆さんこんにちは。

高槻市で整体院を営んでおりますユーカリ整体院の樋口です。

このブログを書いたきっかけなんですけども、当院でめまいの治療を進めている患者さんに多い原因がありましたので、ブログで解説したいと思いました。

めまいでお悩みの方の参考になりましたら幸いです。

話の内容はこちら

①ふわふわめまいが起きる3つの要因
②自律神経だけじゃない!? めまいに関係するのは〇〇
③浮動性めまいの対策3選

それでは話を進めますね。 

 

①ふわふわめまいが起きる3つの要因

ふわふわめまいの原因ってなに

まずは、こちらの疑問から解決していきましょう。

めまいにはいくつかの種類がありますが、大きく分けると3つあります。 

 

それが

回転性のめまい

立ちくらみめまい

ふわふわめまい

こちらの3つです。 

 

この、ふわふわめまいは、“浮動性めまい”とも呼ばれています。

では、どうしてふわふわめまいが起きるのかというと、平衡感覚を感知する、耳石器というところの異常によって起こります。

本来は、頭が傾けば耳石器の中にある耳石が移動することによって、脳が頭の位置情報を感知します。

ですが、それがうまく流れないと、脳が情報を処理できなくなるのです。

ですので、頭は傾いているのに脳が処理できていないということになります。 

 

こうしたギャップがふわふわめまいの原因になるのです。

したがって、耳石が流れるように血液やリンパの流れを良くするように、整体では治療することがあります。

しかし、こういった施術をくり返しても、めまいが良くならない場合があるのです。

こちらの理由について解説しますね。 

 

②自律神経だけじゃない!? めまいに関係するのは〇〇

耳石の問題じゃない本当の原因とは

それは“脳”が関係します。

確かに、耳石の流れを良くすると、脳に平衡感覚を伝えやすくなります。

しかし、脳が情報処理をできなくなっているとするとどうでしょうか?

この平衡感覚の情報を受け入れるのが小脳というところの役割です。

ふわふわめまいの患者さんを診ていると、耳石の問題だけでなく、小脳に関係していることが非常に多かったのです。 

 

この脳の働きを飛行機を例に考えてみましょう。

例えば、飛行機の両翼を耳石器とするならば、小脳はパイロットです。

もし、片側の翼に異常があったとしても、パイロットの操縦次第では何とか飛行することができることもあります。

しかし、パイロットの調子が悪ければどうでしょうか?

考えるだけで少し怖くなりますよね。 

これが小脳に起きる問題の重要なポイントです。 

 

ここから、さらに難しくなりますが、小脳には小脳テントというものが存在します。

これは文字通り、テントのように張った膜で、小脳を支えているものになります。

こちらに歪みがあることによって、小脳の傾きが起きることがあるのです。 

 

この小脳テントは布団のシーツのようなものです。

シーツもシワを伸ばさないと捩れたりしますよね。

あれと同じで、この小脳テントをピンと張ってあげることで、小脳の傾きを改善させることができます。 

 

つまり、小脳が平衡感覚の情報を処理できるようになるのです。

こちらに対する施術を持ち合わせている整体院などは数少ないと思います。

それだけ、外側から繊細な感覚でタッチして見極めなければいけないからです。

当院では、どこに行っても諦めていためまいが施術で良くなった実績があります。

こちらはご自身で何とかでいるものではありませんので、「もしかして?」と感じたのであれば、ご相談いただければと思います。 

 

ただ、自分では何もできないということでもありません。

小脳の負担を避けるための対策がいくつかありますので、紹介しますね。 

 

③浮動性めまいの対策3選

平衡感覚を取り戻す対策

こちらを3つ紹介させていただきます。 

 

1.眼精疲労のケアをする

目の神経は小脳と深い関係があります。

ですので、眼精疲労は小脳に負担をかけることにもなります。

目の筋肉をあまり動かしていないと眼精疲労が起きやすくなりますので、まばたきの回数を増やしたり、眼球を上下左右に動かす体操をくり返し行ってください。 

 

2.足踏み体操を行う

足の裏の神経は小脳に感覚を伝える重要な役割があります。

ですので、運動習慣が少ないことがめまいのきっかけになることもあります。

これは、運動をしなければいけないということではありません。

その場で足踏みをくり返すことも小脳のトレーニングになるのです。 

 

3.姿勢を伸ばす

背中が丸くなる猫背の姿勢は、脳に酸素が行き届きにくくなります。

酸素は脳にも重要な栄養素ですので、胸を張って姿勢を正す必要があります。

ふと、気がついた時には胸を張るように意識してみてください。 

 

以上、3つの対策をお伝えしました。

めまいは簡単に良くなるものではありません。

これらの対策は毎日くり返し行って、継続することが大切です。

ぜひ参考にしてくださいね。 

 

まとめ

ふわふわめまい(浮動性めまい)の原因の1つについて解説しました。

血液やリンパの流れが良くなっても、めまいが改善されないのは、平衡感覚の情報を処理する、“小脳”・“小脳テント”の歪みが関係しているということでした。

こちらを少しでも対策する方法を3つにまとめたと思います。 

それが

1.眼精疲労のケアをする
2.足踏み体操を行う
3.姿勢を伸ばす

対策は毎日くり返し継続するようにしてください。

また、前述したように、小脳テントのゆがみを取り除くことで、めまいが改善する場合があります。

当院では、そういった繊細な部分に対しても、ソフトに調整する施術を持ち合わせております。

お悩みの方は、当院LINEからご相談ください。

https://lin.ee/g4N3M4t

 

 

監修:樋口亮太/柔道整復師

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