くるくる回るようなめまいがある..
頭がボーッとしてふらつく感覚がある..
メニエール病と診断された..
こういったお悩みはありませんか?
今回はブログが、めまいで悩んでいる方の参考になりましたら幸いです。
是非最後までご覧ください。
皆さんこんにちは。
蒸し暑くなり、少し前まで雨降りが続いていましたよね。
雨が降る前は気圧が下がり、自律神経が乱れやすくなります。
これからさらに暑くなると、身体から水分が外に出やすくなります。
その影響で増えるのが“めまい”です。
AbemaTVでもマツコ・デラックスさんが、めまいで入院を余儀なくされたと発表されているほど、重篤な症状になることもあります☟
https://times.abema.tv/news-article/3239604
(AbemaTVのサイトより引用)
今回のブログでは、めまいの種類や原因について解説しております。
さらに、日常生活で気をつけることや、効果的なエクササイズを用意しております。
一緒にめまいを解消していきましょう!
話の内容はこちら
①めまいの種類と原因
②日常生活で気をつけることや対策
③効果的なエクササイズ
それでは話を進めましょう。
① めまいの種類と原因
めまいは大きく3つに分けることができます。
1つ目は“回転性のめまい”です。
こちらは止まっているにも関わらず自分自身や周りが動いているような感覚になるめまいのことで、吐き気などを伴うこともあります。
2つ目が“浮動性のめまい”です。
よく
「足下がふわふわする感覚」
「頭がボーッとしてふらつく感覚」
と表現され、車酔いにも似ているめまいです。
3つ目が“立ちくらみのようなめまい”です。
「目の前が真っ暗になった」と表現されます。
頭からスーッと血の気が引くようなのが特徴で、いわゆる“立ちくらみ”がこれに当たります。
これら3つのめまいは脳や耳、血液の循環が問題となって引き起こされます。
もしも、回転性のめまいに加えて
手足が痺れる
頭がズキズキ痛い
ろれつが回りにくい
などがあれば、今回の内容で改善することが見込めません。
今すぐ脳神経外科で診てもらってください。
ここで、めまいとメニエール病との違いについてお話します。
メニエール病というのをご存知でしょうか?
回転性のめまいと似ているので、よく間違われるものなのですが、明確な診断基準が発表されています。
まずはメニエール病の症状です。
発作性の回転性めまいが反復し、10分から数時間持続する
めまい発作に伴って難聴や耳鳴り、耳の詰まり感がある
その他の神経症状がない
こちらの3つがあります。
聴覚症状がないものでも、メニエール病と診断を受けるものもあります。
これらの症状だけでなく、病院ではいくつかの検査をして、ようやく診断されるものになります。
めまいとメニエール病に共通するのは鼓膜の奥にある三半規管という身体の平衡感覚を保つ役割があるリンパの流れが滞っているため起こることです。
リンパの流れが滞るというのを分かりやすく言うと“ドロドロ”になっている状態のことです。
例えば、ペットボトルに少量の水が入っていたとします。
ペットボトルを人間の身体、水をリンパとしましょう。
ペットボトルをひっくり返すと、すっと水が下に流れますよね。
では、ドロドロの液体であるソースなどではどうでしょうか。
ひっくり返すと、ゆっくりと下に流れていきませんか?
このように、身体は動いているのに、リンパが上手く流れていないという状態の違いが、めまいの正体です。
では、どのようなことを気をつければ症状が緩和されやすいか解説します。
②日常生活で気をつけることや対策
めまいがある方に気をつけていただいことを2つお伝えします。
1つはこまめな水分摂取です。
身体から水分が不足すると循環が悪くなり、リンパの流れにまで影響します。
例えば
アルコール
コーヒー
紅茶
緑茶
これらの飲み物は利尿作用があるため、水分が外に出てしまいます。
出来れば、ミネラルウォーターを飲むようにしてください。
この暑い時期は冷たい飲み物を飲みたくなりますが、冷たい飲み物は内臓を冷やしてしまい、循環を悪くしてしまいます。
美味しさやスッキリ感はありませんが、常温の水を摂るようにしてください。
2つ目は睡眠時間の確保です。
睡眠の質は自律神経と大きな関係があります。
自律神経は血圧や、循環の調整をする神経です。
脳が興奮状態になったままの状態になっていると、身体を正常な状態を保つことが出来ません。
ほらライオンもそうですよね。獲物を狩る時は思いっきり走って食らいつくのに対して、普段は寝ていることが多くないですか?
あれは動物の本能的な動きとも言えるのですが、寝てリラックスさせることで、自律神経を整えているんですよね。
睡眠時間よりも睡眠の質の方が大切ですが、6〜8時間は寝ることをオススメします。
よく、「短眠で大丈夫!」と言われる方がいますが、短眠は遺伝的要素があり、ほとんどの方が適応できないと言われております。
ですので、しっかり睡眠時間を確保してあげましょう。
2つの気をつけること
こまめな水分摂取
睡眠時間の確保
これらを意識して実践しみてくださいね。
それでは効果的な3つのエクササイズを紹介します。
③効果的なエクササイズ
リンパの流れを良くするために首や肩の筋肉の緊張を取り除き、頭の中の血液の循環を良くする必要があります。
そこでオススメするストレッチを紹介しますね。
ここからのエクササイズは動画で詳しく解説します。
グルグル回るような回転性めまいやメニエール病に対して行うエクササイズはこちら(エクササイズは3分58秒〜)☟
ふわふわするような浮動性のめまいに対して行うエクササイズはこちら(エクササイズは3分36秒〜)☟
今回のまとめです。
めまいの種類と原因を解説しました。
耳の奥にあるリンパの流れが滞って起こるという内容でしたね。
是非、これらの対策やエクササイズを毎日行ってみてください。
これらのことを試しても、症状が良くならない場合は、当院の自律神経の乱れや、めまいに特化した施術がお役に立てると思います。
公式LINEより、お気軽にご相談ください☟
監修:樋口 亮太/柔道整復師