座っているときに腰が痛い…
デスクワークが腰痛の影響で集中できない…
このようなお悩みはありませんか?
今回のブログをご覧になることで、座っているときの腰痛を解消することができます。
お悩みの方の参考になりましたら幸いです。
皆さんこんにちは。
高槻市で整体院を営んでおりますユーカリ整体院の樋口です。
このブログを書いたきっかけなんですけども、イラストレーターの患者さんから、「長時間、絵を描いていると、腰が痛くなるんです…」と、お悩みの相談がありました。
詳しく聞いてみると、絵を描くことに集中していると、ついつい時間が経ってしまうらしく、困っているということでした。
大丈夫ですよ。今回は座っているときの腰痛の原因から、セルフケア方法まで解説します。
話の内容はこちら
①座っているときに腰が痛くなるのはなぜ?
②腰が痛くならない魔法のような座り方とは
③座りながら簡単にできるセルフケア
それでは話を進めますね。
①座っているときに腰が痛くなるのはなぜ?
座っているときに腰が痛くなる…
「それでは、痛くなる前に立ち上がりましょう!」なんて野暮なことは言いません。
仕事や趣味に没頭しているときは、時間を忘れるほど集中するものだからです。
ではなぜ、長時間座りっぱなしでも腰が痛くなる人と、ならない人がいるのか。少し疑問になりますよね。
座りっぱなしで腰痛がでる原因の多くは、骨盤と腰をつなぐ腰仙関節(ようせんかんせつ)の硬さが影響します。
腰仙関節とは、文字通り、腰と骨盤の仙骨(せんこつ)をつなぐ関節です。
こちらの関節は、背骨を支えるための土台のような役割があります。
例えば、家を立てるときに、土台となる地盤が安定していないと、すぐに壊れてしまいますよね。
人間の身体も同じなんですね。
腰仙関節が硬くなることで、骨盤の上に立つ背骨を保護する筋肉が硬くなることもあれば、腰仙関節の傾きによって、背骨の歪みが起きることもあります。
したがって、こちらの関節の硬さを取り除き、傾きを調整する必要があります。
では、どのようにすれば、腰仙関節に負担がかからないようにできるか。
こちらを解説していきます。
②腰が痛くならない魔法のような座り方とは
腰仙関節に負担をかけないように座ることで、座っているときの腰痛を解消することができます。
それが、背もたれにもたれないことです。
「いやいや、背もたれはもたれるためにあるんでしょ!」と思うかもしれません。確かに、背もたれにもたれると身体が楽になります。
理由は、背中の筋肉を使って姿勢を伸ばす必要がないからです。
しかし、こちらの画像をご覧ください。
背もたれにもたれることで、お尻と背もたれの間にスペースができてしまいます。
そうなると、骨盤が後ろに傾いてしまいます。
骨盤が後ろに傾くことによって、腰仙関節に歪みがでてしまうのです。
そうならないようにするためには、背もたれにもたれずに作業をするようにしてみてください。
さらに、背もたれよりも10cmほど前に座ることで、腰にかかる負担を減らすことができます。
しかし、最初からこのような姿勢をキープすることはできません。
理由は、普段使わない筋肉を使うからです。
そういったときは、バスタオルをぐるぐると丸めて、座面の1番後方に置きます。
そして、丸めたバスタオルの前半分にお尻が当たるように座りましょう。
そうすると、バスタオルが骨盤を後ろに倒れないようにストッパーの役割をしてくれます。
筋肉を使わなくても、良い姿勢がキープできるということです。
こちらを使い続けると、姿勢をキープする筋肉が発達していかないので、少し腰がしんどくなってきたら試す、ということを心がけてみてください。
続いては、イスに座りながらできるセルフケアで、腰仙関節を調整する方法を解説します。
③座りながら簡単にできるセルフケア
それでは、セルフケアです。
セルフケアでは、腰と骨盤を繋ぐ関節である、腰仙関節の歪みを調整するということを目的に行います。
セルフケアは動画で詳しく解説しています。動画を見ながら試してみてください。
↓(セルフケアは動画の3分4秒〜)
こちらのセルフケアは、イスに座り始めたら、1時間に1回行うようにしてみてください。
一度、身体をリセットすることで、さらに作業を集中して行うことができるようになりますよ。
まとめ
座っているときに腰が痛くなる原因は、腰と骨盤を繋ぐ、腰仙関節の歪みがある影響で、腰に負担がかかっているということでした。
負担がかからない座り方と、座りながらできるセルフケアを試しましたね。
これらの対策を続けても、なかなか腰痛が解消されない場合は、腰仙関節だけでなく、他にも、身体の歪みがある可能性があります。
お悩みの方は、当院のLINEからご相談ください。
監修:樋口亮太/柔道整復師