首の痛みがなかなか治らない…
ヘルニアって本当に治るの?
こういったお悩みはありませんか?
今回のブログをご覧になることで、頚椎ヘルニアによる首の痛みが楽になる姿勢を知ることができます。
お悩みの方の参考になりましたら幸いです。
皆さんこんにちは。
高槻市で整体院を営んでおりますユーカリ整体院の樋口です。
このブログを書いたきっかけなんですけども、患者さんから「頚椎ヘルニアになってから首の痛みが治らないんです…」と、お悩みの相談がありました。
詳しく聞いてみると、「痛み止めで対処していたのですが、根本的に治したいんです…」ということを教えていただきました。
確かにこうした痛みは根本的に治していきたいですよね。
今回の動画は頚椎ヘルニアによる首の痛みが楽になる姿勢の作り方やセルフケアをまとめています。
話の内容はこちら
①頚椎ヘルニアのホントとウソ
②首の痛みを抑える姿勢とは
③効果的なセルフケア3選
それでは話を進めますね。
①頚椎ヘルニアのホントとウソ
「頚椎ヘルニアってそもそも何!?」
ヘルニアと聞くだけで耳を塞ぎたくなるものですよね。
まずはヘルニアについて簡単に解説しますね。
頚椎とは首の骨のことを表しているのですが、この首の骨は7つの骨で構成されています。
そして、骨と骨の間には摩擦を防ぐためのクッションのようなものがあります。
このクッションが外に飛び出してしまって神経に触れてしまうことをヘルニアと呼びます。
腰のヘルニアも聞いたことはあると思いますが、あれも同じです。
骨と骨の間にあるクッションが本来の位置よりも飛び出す状態がヘルニアなんです。
頚椎ヘルニアの症状としては、首を反らす動作で痛みが出たり、腕にかけてしびれが出ることがあります。
しかし、必ずしもヘルニアがあるからといって、このような症状が出るとは限りません。
ある研究では、ヘルニアの所見がある方と全くない方を集めました。
そこで、ヘルニアの痛みがあるか確認したそうです。
すると、ヘルニアの所見があるのに痛みが出ていなかったり、反対に所見がないにも関わらずヘルニアの症状が出ている方がいたのです。
ですので、必ずしも関係しているとは限らないということが分かりました。
そんな頚椎ヘルニアで来院される方が当院には多くおられるのですが、ある共通する姿勢のゆがみがありました。
こちらを解説しますね。
②首の痛みを抑える姿勢とは
「早いこと痛みやしびれを和らげたい…」
そのためには、ある姿勢を意識することが効果的です。
それは、骨盤を立てて顎を引くことです。
頚椎ヘルニアの症状が出ているときには共通する姿勢があります。
それが骨盤が後ろに倒れて首が前側に傾く姿勢です。
このような姿勢がどうしても多くなってしまうのですが、なぜ症状が出るのかをお話します。
この姿勢のまま背中だけを伸ばしてみましょう。
すると、首がかなり反っているように見えませんか?
実は、たったこれだけの姿勢で首にストレスがかかるようになってしまうのです。
そうして首から腕にかけて伸びる神経を圧迫してしまうことで症状が出やすくなります。
そして先ほどお伝えしたポイントをおさらいしましょう。
骨盤を立てて顎を引く
まずは骨盤が後ろに倒れないように起こしてあげてください。
これはお尻の穴を持ち上げるように意識していただくと分かりやすいと思います。
次に、顎を引くような姿勢をします。
こうすることで、前側に傾いた首を正しい位置に戻すことができます。
この2つを意識するだけです。ぜひ取り組んでみてくだいね。
続いては、このような骨盤を立てて顎を引く姿勢が取りやすくなるセルフケアをお伝えします。
③効果的なセルフケア3選
セルフケアでは、骨盤と首の位置を正しい位置に戻すというところを目的に行います。
動画を見ながら一緒に試してみてください。
↓(セルフケアは動画の3分00秒〜)
まとめ
頚椎ヘルニアによる首の痛みを解消する姿勢について解説しました。
ポイントは骨盤を立てて顎を引く姿勢でしたね。
こちらの姿勢を取りやすくするためのセルフケアを一緒に試しました。
これらの対策を続けても、頚椎ヘルニアによる首の痛みがなかなか解消されない場合は、痛みが出やすい姿勢になってしまう原因となるゆがみがある可能性があります。
その際は、当院の全身のゆがみを調整する施術がお役に立てると思いますので、お悩みの方は、当院LINEからご相談ください。
監修:樋口亮太/柔道整復師