子供が朝起きられない…
学校にしばらく行けていない…
こういったお悩みはありませんか?
今回のブログをご覧になることで、朝なかなか起きられない起立性調節障害を治す生活習慣を知ることができます。
お悩みの方の参考になりましたら幸いです。
皆さんこんにちは。
高槻市で整体院を営んでおりますユーカリ整体院の樋口です。
このブログを書いたきっかけなんですけども、中学生のお子さんを持つ患者さんから「子供が朝起きられなくて学校に行けていないんです…」とお悩みの相談がありました。
お子さんに詳しく聞いてみたところ「本当は学校に行きたい…」ということを教えていただきました。
学校に行きたくても、なかなか行けていないのは辛いですよね。
今回は、起立性調節障害を改善するための生活ルーティンやセルフケアを解説していきますね。
話の内容はこちら
①分かってもらえない起立性調節障害とは
②生活習慣から整えるルーティン
③自律神経から整えるセルフケア方法
それでは一緒に解決していきましょう!
①分かってもらえない起立性調節障害とは
「朝起きられない原因が起立性調節障害!?」
「そもそも起立性調節障害ってなに!?」
このように漢字が並んでいる言葉は分かりにくいですよね。
ですので、詳しく解説しますね。
起立性調節障害とは、身体の働きによって脳への血流が低下してしまうことによって、朝起きられなくなったりする症状のことです。
他にも、めまいや頭痛、食欲不振や疲れやすいなど幅広くあります。
では、この起立性調節障害の原因は何なのか。
多くは、自律神経の乱れと言われています。
「でた!また自律神経かよ!」と思うかもしれませんが、少し聞いてください。
自律神経は身体の働きを無意識にコントロールする役割があります。
サッカーで言うなら司令塔の役割です。
この司令塔がうまく命令を出せなくなることで、血液の流れや強さ、内臓の働きなど、様々なところが正常に機能しなくなってしまうのです。
しかし、なぜ自律神経が乱れてしまうのか…
それは生活習慣や対人ストレスなど、今までのリズムが崩れてしまうことによって起こります。
もしくは、自律神経が集中している背骨周りのゆがみや硬さが影響することもあります。
では、どうして治していけば良いのか。
今回は1日のルーティンで自律神経を整える方法をお伝えしますね。
②生活習慣から整えるルーティン
自律神経を整える1日のルーティン。こちらをお伝えします。
〈朝〉
まずは朝の過ごし方です。
・朝起きる時間を一定にする
朝起きる時間を一定にしましょう。
というのも、毎日同じ時間に起きることによって生活リズムが一定になるからです。
そのために夜早く寝ないとと思わなくても大丈夫です。
少し眠たくても、その時間に目覚めるという習慣を作るように意識してみてください。
・起きたら朝日を浴びる
朝起きたときに太陽を浴びることによって、脳内に目覚めのホルモンが活性化されます。
朝日を浴びる習慣をつけるためにも、カーテンを少し開けたまま就寝することをオススメします。
・目覚めに白湯を飲む
起床時は内臓がまだ休んでいる状態で、血液が流れにくい状態になっています。
ですので、起きてすぐはコップ1杯の白湯を飲むようにしてください。
そうすることで、身体全体がシャキッと目覚めるようになります。
〈昼〉
次に日中の過ごし方です。
・仮眠は20分〜30分
朝の目覚めが良くないときは日中に眠たくなってしまうものです。
そこで長い時間を使って昼寝をすると、夜なかなか眠ることができなくなります。
ですので、20分〜30分のタイマーをつけてから仮眠をとるようにしましょう。
・甘い物を摂りすぎない
間食などで糖質の多い食べも物や飲み物を摂ることによって、血糖値が急激に上がり、また急激に下がって低血糖になることがあります。
これを“血糖値スパイク”と呼ぶのですが、なるべく血糖値を一定に保つことが自律神経の乱れを防ぐ鍵になります。
〈晩〉
最後に夜の過ごし方です。
・スマホの利用時間を少なくする
長時間スマホの発するブルーライトを見ていると、脳が活発に働きすぎてしまい、身体をリラックスすることが難しくなります。
寝る前90分前までには使用を控えていただくことをオススメします。
・スマホ操作の姿勢に気をつける
またまたスマホに関することですが、スマホを見る姿勢では首が前側に傾くようになります。
この姿勢によって首が前に傾くことを“スマホ首”などと呼びます。
そうなることで首周りの筋肉が硬くなり、脳まで血液をうまく流せなくなります。
ですので、スマホを持ち上げて操作するということを意識してくださいね。
・寝る前に1杯の白湯を飲む
朝起きるときに白湯を飲むという話をしましたが、夜寝る前にもオススメです。
理由は、内臓を温めることによって手足などの末端に血液が流れやすくなるからです。
他にも、安眠効果のあるルイボスティーもオススメですので試してみてください。
以上のルーティンになります。
こちらを全て実施することは難しいと思うので、何か1つずつでも取り組んでいただけると幸いです。
続いては、セルフケアによって自律神経を整える方法をお伝えします。
③自律神経から整えるセルフケア方法
セルフケアでは、自律神経の集中する背骨周りのゆがみや硬さを整えるということを目的に行います。
動画を見ながら一緒に試してみてくださいね。
↓(セルフケアは動画の4分41秒〜)
こちらのセルフケアはお風呂上がりなどのタイミングで2セットずつ行うようにしてみてください。
まとめ
朝なかなか起きられない「起立性調節障害」について解説しました。
今回は、最も原因となる自律神経の乱れを整えるために、生活習慣のルーティンやセルフケアをお伝えしました。
これらの対策を続けても、起立性調節障害の症状がなかなか改善されない場合は、他にも、身体のゆがみの影響で自律神経が乱れている可能性があります。
その際は、当院の全身のゆがみを調整する施術がお役に立てると思いますので、お悩みの方は、当院LINEからご相談ください。
監修:樋口亮太/柔道整復師