「夜中に手がかゆくなる…」
「朝には掻きむしった跡があるから治したい…」
このようなお悩みはありませんか?
今回のブログをご覧になることで、夜中に手がかゆくなる原因について知ることができます。
お悩みの方の参考になりましたら幸いです。
皆さんこんにちは。
高槻市で整体院を営んでおりますユーカリ整体院の樋口です。
このブログを書いたきっかけなんですけども、患者さんから、「夜中に手がかゆくなって困っているんです…」と、お悩みの相談がありました。
詳しく聞いてみると、「皮膚科に行ってもアレルギーなどの問題はなかったようです…」ということを教えていただきました。
かゆみがひどい時はステロイドの薬を使って対処しているとのことでした。
できれば薬を使うことなく治していきたいですよね。
今回は、そんなお悩みの原因と対策をお伝えしますので、一緒に解決していきましょう!
話の内容はこちら
①アレルギーではない手のかゆみの原因
②塗り薬を当てることなく対処する方法
③やらなきゃ損! 自律神経を整えて改善するストレッチ
それでは話を進めますね。
①アレルギーではない手のかゆみの原因
「夜中に手がかゆくなる…」
「薬はできるならやめたい…」
このような辛い状態から早くに解放されたいですよね。
まずは皮膚科に行くのが先決なのですが、皮膚科ではアレルギーの問題はないと言われる場合があります。
そういった場合に考えられるのは自律神経の乱れです。
自律神経とは無意識に体をコントロールする働きがあり、2種類の神経が存在します。
それが
1.交感神経
2.副交感神経
交感神経は体を活発に活動させるための神経に対して、副交感神経はリラックスするときに働く神経です。
この2つがバランスよく切り替わることによって、体を正常に維持することができています。
しかし、夜寝るときに自律神経の交感神経が優位に働くことによって、今回のような手のかゆみが出る場合があるのです。
というのも、自律神経が乱れるるときには頭に血が昇って手足末端が冷えやすいという特徴があります。
例えば、寒いところから暖かい部屋に入ると体がかゆくなることってありませんか?
あれと同じ状態になってしまうんです。
したがって、手のかゆみの原因が自律神経の乱れなのであれば、ある対策をすることで症状が落ち着くようになります。
こちらの対策をお伝えしますね。
②塗り薬を当てることなく対処する方法
「朝になったら手を掻きむしった跡がある…」
朝から自分の手を見て落ちこむなんてこともあるのではないでしょうか。
もし、皮膚科で問題がなく、自律神経の問題が考えられるのであれば試していただきたいことがあります。
それが頭を冷すということです。
先ほど、自律神経が乱れるときには頭に血が昇って手足末端が冷えてしまうという話をしました。
こちらの逆をすることで、自律神経が整うようになるのです。
このことを頭寒足熱(ずかんそくねつ)と言います。
頭寒足熱をするための対策では、寝る前は氷枕や氷水が入ったアイスノンなどを額や頭頂部に当ててください。
時間は5分から10分程度でOKです。
もし、こちらを続けて症状が緩和されるのであれば、自律神経の問題から手のかゆみが出ていたことになります。
ただ、自律神経を整える方法はこれだけではありません。
寝る前に行う簡単なストレッチがありますので、ご紹介しますね。
③やらなきゃ損! 自律神経を整えて改善するストレッチ
ストレッチでは、自律神経を整えて手のかゆみを解消するということを目的に行います。
動画を見ながら一緒にできるように作っていますので、ぜひ一緒に試してみてください。
↓(ストレッチは動画の2分26秒〜)
こちらのセルフケアは寝る前に2回ずつ行ってくださいね。
まとめ
夜中に手のかゆみが出る症状について解説しました。
まずは皮膚科を受診して、アレルギーなどの問題がないかどうかを確かめてください。
皮膚科で問題がなかった場合に考えられるのが、自律神経の乱れでしたね。
自律神経を整えるために頭を冷やす対策や、寝る前に行うストレッチをお伝えしました。
これらの対策を続けても、夜中の手のかゆみが改善されない場合は、体のゆがみによって自律神経が乱れてしまっている可能性があります。
その際は、当院の全身のゆがみを調整する施術がお役に立てると思いますので、お悩みの方は、当院LINEからご相談ください。
監修:樋口亮太/柔道整復師