給食室が蒸気で40℃近くなる…
教室にクーラーはついても、給食室は設置できていない…
そう話してくれたのは母校である「安岡寺小学校」の校長先生でした。
皆さんこんにちは。高槻市で整体院を営んでおりますユーカリ整体院の樋口です。
先日、母校である安岡寺小学校に寄付活動を行なってきました。
寄付の内容は、熱中症対策のための“経口補水液”です。
この活動の背景や経緯までを記事にまとめました。
話の内容はこちら
①熱中症の現実と課題
②なぜ小学校に寄付を行ったのか
③室内でも熱中症を予防する方法
それでは話を進めますね。
①熱中症の現実と課題
環境省が提供する熱中症予防情報サイト(https://www.wbgt.env.go.jp/)では、毎日のように熱中症警戒アラートというものが発表されています。
熱中症警戒アラートとは、熱中症の危険性に対する「気づき」を促すもので、各地点の暑さが一定の高さになると発表されるというものです。
熱中症警戒アラートが発表されている地点は外出をなるべく控えて、涼しい環境にして過ごすことが推奨されています。
ですが、室内でも熱中症になることがあるのは聞いたことがありませんか?
それが“室内熱中症”と呼ばれるものです。
室内でもクーラーが効いていなくて、風通しの良くないところは外以上に熱中症の危険が高まります。
今回、寄付を行った安岡寺小学校でも、熱中症の危険が高いのが「給食室」だということを知りました。
では、どうして寄付をするまでに至ったのか。こちらの経緯をお話します。
②なぜ小学校に寄付を行ったのか
母校である「安岡寺小学校」
私が住んでいる高槻市の中でも、摂津峡に近い、北部にある自然豊かな場所にある学校です。
以前、私が所属していた少年野球チームに、スポーツドリンクや塩分タブレットなどを寄付した記事を書きました。
同じように、小学校でも野外での活動があり、この暑さで熱中症になるリスクがあります。
そこで、母校に恩返しの意味も込めて、お役立ちできればと思ったのです。
安岡寺小学校の教頭先生と連絡をとり、校長先生ともお話をする機会をいただいたのですが、熱中症の危険があるのは子供達だけはないということを教えていただきました。
というのも、学校の中で最も暑くなりやすいのが“給食室”だからです。
私がその話を聞いた時はとても驚きでした。
確かに、学生たちの給食を調理しているときは蒸気などで暑さと熱気が増します。
その暑さも40℃を超えるそうです。
子供達のいる教室ではクーラーが完備されているのですが、給食室は大型のクーラーではなく、簡易なものしか設備できていないとのこと。
これを聞いて、調理服を着て汗だくになりながら頑張っている姿が想像できました。
子供の時に当たり前にあった給食。
4時間目の終わりに給食室から美味しそうな香りがしていたのは、暑さの中頑張ってくれている人がいるからだと気づきました。
そんな話を聞かせていただいたので、微力ながら熱中症予防のために経口補水液を常備しておくのはどうかと思ったのです。
校長先生からは、「給食室に大型のクーラーを設置するのは大きな費用がかかり、まだ設置することができません。ですので、熱中症対策グッズを寄付していただけるのは大変嬉しいです。」と、喜びの声をいただきました。
私も、母校のために微力ながら協力できたことが、とても嬉しかったです。
突然の連絡にも関わらず、真摯にご対応いただき、ありがとうございました。
さて、スポーツドリンクや経口補水液、塩分タブレット以外にも熱中症対策ができることがあります。
今では“室内熱中症”という言葉があるように、室内だから安心というわけではありません。
そんな室内でも簡単にできる熱中症対策をお伝えしますね。
③室内でも熱中症を予防する方法
“室内熱中症を防ぐための対策”
室内で簡単に取り組めることをまとめてみました。
1.空調の設定
厚生労働省の発表によると、室温を28℃以下に保つことが推奨されています。
中には、エアコンが古くなって空調が効きにくくなっている場合もあります。
私もつい最近、業者さんにエアコンクリーニングをお願いしたのですが、クリーニング後は空調が効きやすくなったのを感じました。
節電にも繋がるのでオススメです。
2.こまめな水分補給
室内にいると、ついつい水分補給を忘れてしまうものです。
こまめに口に含むように心がけてみてください。
3.適度に姿勢を変える
熱中症を防ぐためには、体の熱を外に出すことを目的として、血液やリンパの流れを良くすることが大切です。
したがって、適度に姿勢を変えることを心がけてみてください。
以上になります。
この3つは特に重要な対策です。ぜひ参考にしてくださいね。
まとめ
CSR活動として、熱中症対策のための寄付活動を行った経緯と報告をブログにまとめました。
今回は、母校である「安岡寺小学校」に経口補水液を寄付させていただきました。
また、室内熱中症に目を向けて、簡単にできる対策を解説しましたね。
対策でお伝えした“適度に姿勢を変えること”は、血液やリンパの流れを良くすることが目的ですが、整体でも体の歪みを整えることで同様の効果が期待できます。
当院では、全身のゆがみを調整して自然治癒力を高める施術をしております。
もし、高槻市など、近隣の方でお悩みの方は、概要欄にあるLINEからご相談ください。
引き続き、このような地域貢献活動を続けていきたいと思います。
ご対応してくださった安岡寺小学校の校長先生、教頭先生、ありがとうございました。
監修:樋口亮太/柔道整復師