自律神経

夏の手足のほてりは冷えが原因? 手足の冷えを整体で改善する方法とは

夜になると、手足にほてりが出る

ほてりの影響で眠れない

こういったお悩みはありませんか?

今回のブログをご覧になることで、夏に多くなる、手足のほてりの原因から対策までを知ることができます。

お悩みの方の参考になりましたら幸いです。

皆さんこんにちは。

高槻市で整体院を営んでおりますユーカリ整体院の樋口です。

このブログを書いたきっかけなんですけども、患者さんから、「手足にほてりがあって眠れないんです…」と、お悩みの相談がありました。

詳しく聞いてみると、「夏だから手足がほてりやすいのでしょうか?」という疑問を持ちかけてくれました。 

 

しかし、これが夏の暑さが原因ではなく、反対に、“冷え”からくるものだということが分かったのです。

では、どうして、冷えから手足のほてりが出てしまうのでしょうか?

また、どうして夏に体の冷えが起きてしまうのでしょうか?

対策を含めて解説していきますので、一緒に解決していきましょう! 

 

話の内容はこちら

①ほてりの原因は冷え?夏に起きる理由とは
②夏の冷えを予防する対策3選
③手足の冷えを解消するストレッチ3選

それでは話を進めますね。 

 

①ほてりの原因は冷え?夏に起きる理由とは

「手足がほてって眠れない…

「夜になると手足にほてりが出る…

夏には、このように悩む方が多くなります。

しかし、夏の暑さからくるものではないこともあります。

その意外な原因から解説していきますね。 

 

今回の患者さんの場合、手足のほてりは、“冷え”からきているものでした。

具体的な体のメカニズムから紐解いていきましょう。 

 

冷えというのは、血液の流れがスムーズではない状態です。

それは、血液が体温を一定に保つ働きをしているからです。

でも、夜になると手足がほてりやすくなる

これには、自律神経の作用も深く関わってきます。

自律神経は意識でコントロールできるものではなく、無意識に体をコントロールする役割があります。 

 

例えば、心拍数や血流。

これらは自分の意識1つで変えることはできないですよね。

例えば、寝るときには体がリラックスできるように自律神経が作用します。

血管が広がって、血液が全身を巡る。

そのため、体は温かくなります。 

 

ほら、赤ちゃんも眠たくなると体が温かくなりますよね。

あれも自律神経の作用が関係しているからなんです。

ここで手足のほてりとの関係なのですが、普段から手足が冷えているところに、血液が急激に巡るとどうなるでしょうか? 

 

これはダムの放流と同じような原理です。

日中、手足が冷えている状態は、ダムが水を蓄えている状態に似ています。

このダムは水をたくさん貯めていて、水がほとんど流れません。

しかし、ダムのゲートが開き、水が一気に流れるとどうでしょうか? 

 

人間の場合は、冷えていた手足に血液が一気に流れることによって、急激に手足が温められます。

この作用が「ほてり」を感じる体のメカニズムなんです。 

 

したがって、普段から体が冷えないようにすることで、手足のほてりを解消することができます。

夏にできる対策を用意しましたので、こちらも解説してきますね。 

 

②夏の冷えを予防する対策3選

夏の暑さで熱中症が急激に増えている

連日のニュースでも報道されているように、熱中症対策として体を冷やすことはとても大切なことです。

しかし、体が冷え切ってしまうと不調が起きやすくなるので、適度なバランスを知りたいところですよね。

では、どういったことに注意すれば良いのか。

こちらの対策を解説していきます。 

 

1.冷たい飲み物に注意する

夏には冷たいのものを飲んで、体をシャキッとさせたいですよね。

しかし、摂り過ぎには注意したいところです。

特に、内臓の冷えは体全体の冷えに繋がってしまうからです。

ですので、たまには温かいお茶や白湯などを飲むなどして、体をリセットしてみるのが効果的です。 

 

2.湯船に浸かる

夏でも湯船に浸かることで血行が良くなり、冷えを予防することができます。

ですが、夏にはシャワーだけで済ませたい方も少なくないのではないでしょうか?

それも、体が熱くなってしまうからですよね。

ですので、ぬるめのお湯(38℃〜40℃)でのんびり浸かることをオススメします。

風呂場から出る前は、冷水のシャワーを軽く浴びて毛穴を閉じ、体の熱を外に逃がさないようにすることも良いでしょう。 

 

3.冷えにくい服装を選ぶ

夏には部屋でクーラーを効かせる必要がありますよね。

しかし、半袖短パンとなると、末端から体が冷えやすくなってしまいます。

ですので、末端が冷えないようにしていきたいところです。

そのために、腹巻きやレッグウォーマーなどを使ってみるのも効果的です。 

 

以上、3つの対策を解説しました。

これらのことを対策するだけでも、夏の冷えが解消されやすくなります。 

 

他にもできる対策は“ストレッチ”です。

ストレッチをすることで血流が良くなり、根本的な冷え対策になります。

こちらも用意していますので、一緒に試してみましょう! 

 

③手足の冷えを解消するストレッチ3選

ストレッチでは、手足末端の冷えを解消するということを目的に行います。

 

①太もも裏ストレッチ
 
②太もも前ストレッチ
 
③背中のストレッチ

 

詳しい解説は動画でしています。

一緒にできるように作っていますので、ぜひ一緒に試してみてください。

↓(ストレッチは動画の4分11秒〜)

こちらのストレッチは1日2回。

朝と晩の1回ずつを目安に取り組んでみてください。 

 

まとめ

夏に多くなる、手足のほてりを解消する方法をまとめました。

このように手足のほてりが起きるのは、“体の冷え”が関係するからでしたね。

この冷えを解消する3つの対策は

1.冷たい飲み物に注意する
2.湯船に浸かる
3.冷えにくい服装を選ぶ

他にも、簡単にできるストレッチなども一緒に試しましたね。 

これらの対策を続けても、手足のほてりがなかなか良くならない場合は、自律神経が乱れてしまう原因となる、体の歪みがある可能性があります。

その際は、当院の全身のゆがみを調整する施術がお役に立てると思います。

お悩みの方は、当院LINEからご相談ください。

https://lin.ee/g4N3M4t

 

 

監修:樋口亮太/柔道整復師

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