自律神経

陳列棚や本棚をみると起こるめまいの原因と対策

スーパーの陳列棚をみるとめまいがする

本屋さんに行くこともできない

こういったお悩みはありませんか?

今回のブログをご覧になることで、陳列棚をみると起こるめまいの原因について知ることができます。

お悩みの方の参考になりましたら幸いです。

皆さんこんにちは。

高槻市で整体院を営んでおりますユーカリ整体院の樋口です。

このブログを書いたきっかけなんですけども、患者さんから、「スーパーの陳列棚や本棚をみると、クラクラめまいがするんです…」と、お悩みの相談がありました。

詳しく聞いてみると、「怖くて外に出るのも億劫になりました…」ということを教えていただきました。

このような症状があることによって、不安な気持ちは高まっていきますよね。

しかし、原因から対策を知れば、少しでも安心できるのではないでしょうか?

詳しく解説していきますので、一緒に解決していきましょう!

話の内容はこちら

①陳列棚をみると起こるめまいのメカニズム
②足裏の刺激でバランス力が強化される!?
③トラウマによる自律神経の乱れの影響もある!?

それでは話を進めますね。 

 

①陳列棚をみると起こるめまいのメカニズム

「どうして、陳列棚や本棚をみるとめまいが起きるの?

こちらの疑問にお答えしましょう。

このように、スーパーの陳列棚や、本棚などの細かいところを見るときには、脳の働きが関係します。

例えば、ボールペンなどを用意していただいて、一点を見つめながら頭を左右に振ってもこの一点を見続けることができますよね。

これって、当たり前にできているのですが、すごいことなんです。

このときは脳の働きで眼球の動きを微調整することによって、見続けることができているんです。

この脳の働きを“反射”といって、無意識のうちに脳がコントロールしていることなんです。

しかし、この脳の働きが正常に機能しなくなることがあります。

すると、目に余計な力が加わってしまうことになります。

さらに、栄養を届けるために頭に血液が集まり、“のぼせ”のような状態になって、クラクラとめまいが起きてしまうんですね。

このような症状は慢性的なめまいでも多く、PPPDと呼ばれる、姿勢や動きによって誘発されるめまいの可能性があります。

これが続くと買い物などに行けないだけはでなく、少し良くなっても、再びめまいを起こす恐怖感から治りにくい症状でもあるのです。

では、どういったことが原因で起きるのか。

今回は2つの原因についてお伝えします。

それが

1.足裏からのバランス感覚の低下
2.トラウマによる自律神経の乱れ

それぞれ解説しますね。 

 

②足裏の刺激でバランス力が強化される!?

まずは

1.足裏からのバランス感覚の低下について

足の裏には体のバランス機能を制御するセンサーのようなものがあります。

これがうまく機能しなくなることで姿勢を維持することが難しくなり、今回のようなめまいが起きる場合があります。

したがって、足裏を刺激してあげることが重要になります。

例えば、ゴルフボールやテニスボールを踏んで転がしてみるのが良い方法です。

また、筋膜リリースガンなどの機械を用いて刺激するのも良いでしょう。

こちらは足裏全体を意識して刺激する必要があります。

また、ウォーキングの習慣をつけることも効果的です。

ウォーキングをするのであれば、少し早歩きを意識することが大切です。

理由は、早歩きをすることによって足指まで動かすことができるからです。

また、履いている靴が合っているかということも確かめましょう。

靴が合っていないだけで、歩くときのバランスが乱れてしまうからです。

また、インソールなどを用いて足にフィットさせることも効果的な場合があります。

当院では、靴の見直しやインソールの処方も承っていますので、お悩みであれば、ご相談いただければと思います。

続いては、トラウマによる自律神経乱れについて解説しますね。 

 

③トラウマによる自律神経の乱れの影響もある!?

それでは、トラウマによる自律神経乱れに解説します。

このようなめまいはストレスが原因だと言われることもしばしばあります。

しかし、本当にストレスだけが原因でしょうか?

めまいでお悩みの患者さんの体をみていると、トラウマとして体に残っていることが少なくありません。

トラウマというと難しいですが、自分の吐き出したい感情を体に閉じ込めることです。

それが体のゆがみになって現れます。

例えば、昔受けたいじめや暴力、不幸ごとまでがトラウマに関係することがあるんです。

特に多いのが、肺に残るトラウマです。

肺は、東洋医学では“悲しみ”を閉じ込めるとも言われている部分です。

これが肺の硬さになり、機能を低下させることになるんですね。

すると、肺の裏側にある自律神経を刺激して乱れが起きてしまったり…

また、呼吸に関係するところでもあるので、呼吸が浅くなる場合もあります。

例えば、呼吸を一時的に止めると、頭に血が昇っていきますよね。

しばらく時間をかけると、ふらふらとめまいを起こす場合もあると思います。

これと同じような状態になります。

したがって、意図的に深呼吸を取り入れるということが大切なのです。

トラウマによる問題は整体でも対応することができます。

こちらは慎重かつ繊細に治療をしていく必要があります。

以上、2つの原因と対策について解説しました。

参考になりましたら幸いです。 

 

まとめ

陳列棚や本棚をみるときに起きるめまいについて解説しました。

こちらは姿勢や動きによって誘発されるめまいの可能性があります。

症状の原因としては

1.足裏からのバランス感覚の低下
2.トラウマによる自律神経の乱れ

それぞれの原因と対策について解説しました。

お悩みの方は、当院の全身のゆがみを調整する施術がお役に立てると思います。

当院LINEからご相談ください。

https://lin.ee/g4N3M4t

 

 

監修:樋口亮太/柔道整復師

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