「整体院でマッサージを受けてから首の調子が悪い…」
「マッサージって良くないの?」
このようなお悩みはありませんか?
今回のブログをご覧になることで、マッサージを受けた後の首の痛みを解消することができます。
お悩みの方の参考になりましたら幸いです。
皆さんこんにちは。
高槻市で整体院を営んでおりますユーカリ整体院の樋口です。
このブログを書いたきっかけなんですけども、患者さんから、「他の整体院でマッサージを受けた後から首が痛いんです…」と、お悩みの相談がありました。
詳しく聞いてみると、「結構強いマッサージを受けたんですよね…」ということを教えていただきました。
このように、せっかくマッサージを受けたのに首が痛くなるなんて嫌になりますよね…
また、首がおかしくなったのかと不安になるのではないでしょうか?
この度のブログで、原因から対策までを詳しく解説していきますね。
話の内容はこちら
①なぜマッサージで首が痛くなるの?
②首が痛くなった場合の対処法
③遠隔的に筋肉を緩めるセルフケア方法
それでは話を進めますね。
①なぜマッサージで首が痛くなるの?
「マッサージって首に良くないの?」
首が痛くなってからは、このようにお考えではないでしょうか?
しかし、マッサージ自体が悪いことではありません。
ポイントは刺激の強さにあります。
というのも、首には自律神経や、血圧をコントロールするセンサーが存在します。
この部分に対して、体の許容量以上の刺激が入ることによって、痛みとして現れてしまうんです。
それでは、想像してみてください。
例えば、あなたの家の庭に花を植えることを決めたとします。
初めてのガーデニングで土をしっかりと耕し、水やりを行い、愛情を持って世話をします。
ところが、水やりをしすぎてしまったとしましょう。
当然、適度な水は花にとって良いのですが、水を与えすぎると花が元気を失ってしまいます。
これと同じように、マッサージは筋肉や組織に「水やり」をするようなもの。
適度なマッサージは筋肉の緊張を和らげ、血行を良くして体をリラックスさせます。
しかし、強すぎるマッサージや長すぎるマッサージを受けると、筋肉や組織は「水を与えすぎられた花」のように、過度な刺激を受けてしまいます。
その結果、炎症や筋肉の痛みが起きることがあります。
私自身も、体の大きな整体師のマッサージを受けてから、1週間ほど痛みが続いたこともああります。
また、研修で首の矯正を受けて、しばらくは首が動かせなくなったこともあります。
その当時は、とても不安になったものです。
では、こういった場合にはどのような対策をすれば良いのか。
こちらを詳しく解説しますね。
②首が痛くなった場合の対処法
「首が動かなくなった…どうしよう…」
このような状態になったときは、氷水で患部を冷やしてあげてください。
冷やすことで、患部の炎症を緩和したり、鎮痛作用を促すのが目的です。
ただし、氷だけだと凍傷の危険があるので、必ず少量の水を加えて冷やすようにしましょう。
こちらを10分〜15分ほど行ってください。
このように患部を冷やすのは、痛めてから2〜3日までで結構です。
理由は、そのくらいに炎症による反応が治ると言われているからです。
その後は、首まわりの筋肉がガチガチになって残ることになります。
このような体の仕組みをわかりやすく解説すると…
あなたの大切な家を想像してください。
例えば、ある日、小さな火事が家の中で起こってしまいます。
すぐに消防隊が駆けつけ、火は消されるのですが、家の中は大変なことになりますよね。
一部は焼けてしまい、床や家具には灰が広がっています。
この状態で家を放っておくと、家は乾燥し、灰で固まってしまう可能性があります。
そして、家の中は元のきれいな状態からは程遠いものとなります。
この家の話を、首の筋肉の状況に置き換えて考えてみましょう。
首に怪我やストレスがかかると、それは「火事」のようなものです。
この時、体は炎症という反応を起こし、これが消防隊のように怪我やストレスの原因を取り除こうと動きます。
しかし、この炎症の過程で、筋肉や組織のまわりには灰のようなものが残ります。
これが筋肉の硬さやこわばりの原因となります。
このこわばりや硬さは、適切な治療やケアをしないと、家の中が乾燥し固まってしまうように、筋肉も硬くなり続け、痛みや不快感が続く可能性があります。
こういったことにならないように、その後のケアが大切なんですね。
しかし、自分で患部を触ることって怖いですよね。
ですので、患部を直接触らずに、遠隔的に首の筋肉を緩める方法をお伝えします。
③遠隔的に筋肉を緩めるセルフケア方法
セルフケアでは、遠隔的に首の筋肉を緩めるということを目的に行います。
動画を見ながら一緒にできるように作っていますので、ぜひ一緒に試してみてください。
↓(セルフケアは動画の3分42秒〜)
こちらのセルフケアは1日2回。
朝と晩の1回ずつ試してみてくださいね。
まとめ
マッサージを受けた後の首の痛みの原因と対策について解説しました。
このように痛みが出てしまうのは、許容量以上の刺激が患部に入るからでしたね。
こういったことが起きた場合は、炎症を抑えるために2〜3日は患部を冷やすようにしてください。
その後は、遠隔的に首の筋肉を緩めていくことが大切になります。
こちらのセルフケアを一緒に試しましたね。
これらの対策を続けても、首の調子が一向に良くならない場合は、首以外の体のゆがみが回復を遅らせている可能性があります。
その際は、当院の全身のゆがみを調整するソフトな施術がお役に立てると思います。
お悩みの方は、当院LINEからご相談ください。
監修:樋口亮太/柔道整復師