枕が合わない...
朝から肩がこる…
枕を変えても首が痛い...
せっかく高い買い物をしたのに、肩こりや首の痛みがあるのは辛いことですよね。
今回はこういった悩みをお持ちの方が参考になるブログになっております。
是非最後までご覧ください。
皆さんこんにちは。高槻市で整体院を営んでおりますユーカリ整体院の樋口です。
朝起きたら首が痛い…
1日が痛みで始まると、憂鬱になってしまいますよね。気持ちよく家事や仕事にかかりたいものです。
朝スッキリ起きることができれば…
そんな方法があれば試してみたいと思いませんか?
今回は“枕選びのポイント”を解説します。
話の内容はこちら
①枕によって変わる!肩こりや首の痛みの関係とは
②首に負担がかからない正しい枕の選び方
③簡単!肩こりを解消するためのストレッチ
それでは話を進めましょう。
①枕によって変わる!肩こりや首の痛みの関係とは
皆さんは現在使っている枕に満足していますか?
調べていて驚いたのですが、枕の総合ポータルサイト「ぴろコレ!」による43,977人を対象とした統計調査では、「満足していない」と回答した方が42.4%もいるということでした。
「満足している」という方は7.9%しかいないみたいです。
これで多くの方が悩んでいることということが分かりますよね。
引用:枕の統計調査(https://pirokore.com/pillow-chosa/#i-4)
枕の使い方で大切なポイントをお話しします。
ポイントは枕のカーブです↓
ここに首をフィットさせるようにしましょう。
理由は、首が枕から離れて浮いた状態だと、無意識のうちに力が入りやすくなり、筋肉が硬くなってしまうからです。
首というのは、少し後ろに反っているのが正常な位置になります。
ですが、最近は自粛生活も重なり、パソコンやスマホを使うことが増えた影響で、首が前に傾いてしまうことが増えました。
いわゆるスマホ首や、ストレートネックと言われるものです。
この姿勢になることで、首に大きな負担がかかります。
ボーリングで例えましょう。
ボーリングの球を身体の近くで持つ時と、身体から遠くで持つ時、どちらの方が重たく感じ、腕に負担がかかるでしょうか?
後者の身体の遠くで持つときの方が腕に負担がかかりますよね。
この時のボーリングの玉が頭、腕は首と同じ状態になっています。
頭も前に傾けば傾くほど、首の筋肉が踏ん張ることで、筋肉を硬くしてしまいます。
筋肉が硬くなることで、肩こりや首の痛みに変わってしまうんですね。
ですが、1人1人首の傾きや筋肉の硬さは違いますよね。
「あの人がオススメしてくれた枕、私には合わない…」
これにはそういった理由があったんですね。
それでは首の状態に合わせた簡単な枕の選び方を解説します。
②首に負担がかからない正しい枕の選び方
身体の状態に合わせて、枕の高さや硬さを変えることによって、朝スッキリ起きることができます。
まずはよく寝る姿勢から考えてみましょう。
仰向けで寝ることが多いですか?それとも横向きで寝ることが多いですか?
それぞれ解説させていただきます。
仰向けで寝る場合
枕の硬さを選ぶ基準は“頭の重さ”によって変わります。
頭というのは体重の約10%と言われております。
体重が50kgであれば5kg、70kgであれば7kgほどあるということです。
頭の重さによって枕の沈み具合も変わります。
ポイントは“首全体が枕のカーブにフィットするかどうか”で判断してみてください。
さらに、普段の姿勢が猫背で、まっすぐ姿勢を維持することが困難という方は、少し高さのある枕を選択してみると良いでしょう。
猫背で首が前に傾いている状態が続いていると、逆の動作である首を反らす動作がつらくなるからです。
首の傾きに合うようにするために、枕を選んでみてくださいね。
横向きで寝る場合
ポイントとなるのは、ご自身の“肩幅”です。
枕の高さが低く、肩幅が広い場合、首が横に倒れてしまいますよね。
そうすると首に通っている神経を圧迫し、痛みにつながります。
ですので、実際に横向きで寝てみて、頭と首の位置が真っ直ぐになっているかを確認してみてください。
これらの枕選びのポイントを抑えた上で、肩こりや首の痛みを解消するストレッチを試してみましょう。
③簡単!肩こりを解消するためのストレッチ
今回ご紹介するストレッチは肩の筋肉をストレッチするというものではありません。
根本的な姿勢から整えるストレッチ方法になります。
ポイントとなる部位は
股関節の筋肉
胸や背中周りの筋肉
になります。ここからは動画で詳しく解説しております。
動画をみながら一緒にストレッチできるように作っております。
是非試してみてください(ストレッチは動画の4分23秒〜)↓
これらのストレッチは寝る前に行ってみてください。
そうすると、首や肩の筋肉の緊張がほぐれて、ぐっすり眠れるようになります。
まとめ
枕の種類によって、首や肩に負担がかかる理由をお伝えし、負担のかからない枕の選び方を解説しました。
さらに寝る前に行うストレッチも解説しましたよね。
これらの対策を続けても首の痛みや肩こりが解消されない場合は、骨格の歪みや姿勢が影響していることが考えられます。
その際は当院までご相談ください↓
監修:樋口亮太/柔道整復師