左側の首が痛い…
マッサージをしても治らない…
ひどい時は頭痛まである…
こういった悩みはありませんか?
この度のブログでは、なぜ、片方側の首が痛くなるのか解説し、首の痛みを解消するための方法とストレッチをお伝えします。
お役に立てましたら幸いです。
皆さんこんにちは。
高槻市で整体院を営んでおりますユーカリ整体院の樋口です。
一段と寒さがでてきましたね。
こうした気温の寒暖差は身体の不調のきっかけになることがあります。
先日、患者さんで「左側の首が痛い」と仰られている方がいました。
詳しく聞いてみると、痛みのせいで疲れやすくなり、横になることもあるそうです。
このような痛みはとてもつらいことですよね。
この度のブログの内容を実践していただくと、首の痛みを解消することができます。
話の内容はこちら
①片側の首が痛くなる原因
②マッサージよりも首が楽になる方法
③首の痛みを解消するための肩甲骨ストレッチ
それでは話を進めましょう。
①片側の首が痛くなる原因
まずは片側の首が痛くなる原因についてお話します。
首の片側が痛くなるのは歪みが影響しています。
人間には左右差というものが存在します。
利き手や利き足などです。
こういった左右差があるのと同時に身体のクセというものも存在します。
例えば、買い物に行ったら荷物はいつも右側の手で持つ。靴を履く時はいつも左側から履くなどです。
こういった左右差やクセなどは次第に身体の歪みとなって現れます。
歪みによって身体が傾くようになるのですが、ここに首の痛みに繋がるポイントがあります。
例えばこのように身体が倒れていたとします。
しかしこのままでは、物が水平に見れなくなってしまいますよね。
なので、どれだけ身体が歪んでいても目線は水平を保とうとするため…
このような姿勢になります。
首の筋肉が引っ張られているところと、縮まっているところがあるのが分かりますよね。
このような姿勢が続くことによって、筋肉が疲労を起こし、痛みとなって現れるようになるんです。
特に首の筋肉は痛みを感じる神経も集中しており、筋肉が固まって痛みがでるよりも、引っ張られてしまって痛みがでることの方が多いんです。
もしも、首が痛くなった時にマッサージやストレッチをしても解消されない場合は、他に身体の歪みがある可能性があります。
それではこういった場合にどういった対処をすれば良いかお話します。
②マッサージよりも首が楽になる方法
先程、身体の歪みによって傾き、首の筋肉が引っ張られることによって痛みがでるということをお話しました。
実は、これだけではありません。
首の筋肉を引っ張ってしまう、もう1つの原因があります。
それが肩甲骨の硬さです。
肩甲骨というのは肩を動かす時に連動して動く骨です。
さらに、首に繋がる筋肉も多く存在します。
この肩甲骨を動かさなくなり、硬くなることによって、首の筋肉を引っ張ってしまうことがあるんですね。
痛みがでた時は首を動かすのではなく、肩甲骨を動かすようにしていく方が症状が緩和されやすくなります。
では日常生活ではどのような意識をすれば良いかですよね。
肩甲骨は腕を動かす時に連動して動きます。
肩や腕を動かすことによって筋肉が固まらないようにしていきましょう。
ポイントは普段使わない筋肉を使うこと
筋肉は動かすことによって柔軟性がでます。
オススメしているのは、普段腕や手を使う側と反対側を使うように生活することです。
例えば、普段買い物の荷物を右側で持つのなら左側で持つようにする。
ドアを開ける時に左側の手を使って開けるのであれば右側の手を使うようにする。などです。
私は右利きなのですが、食事の時は脳トレも兼ねて左側の手を使うようにしたりします。
最初は違和感があったり、使いにくいと思っているものでも、繰り返し使うようにすると慣れてくるものです。
こうした少しのことですが、普段使わない筋肉を使うことで、筋肉が固まってしまうことを防ぐことができます。
是非日常に取り入れてみてください。
続いては肩甲骨を重点的に緩めるストレッチを紹介しますね。
③首の痛みを解消するための肩甲骨ストレッチ
肩甲骨は腕を回すときに連動して動きます。
そして、肩甲骨を狙って動かすには少しコツがあります。
動画で詳しく解説しておりますので、是非参考にしてみてください。
↓(セルフケアは動画の3分45秒~)
まとめ
首の片側に痛みがでている場合は、身体の歪みによる傾きや左右差があることが影響しているという話でした。
身体の傾きを調整するためには、普段使わない筋肉を使うことが大切でしたね。
そこで重要になるのが、首ではなく肩甲骨の動きでした。
セルフケアのストレッチも合わせて試してみてくださいね。
これらの対策を続けても首の痛みが解消されない場合は、身体の歪みによる蓄積が深く残っている可能性があります。
お悩みの方は当院のLINEからお気軽にご相談ください。
監修:樋口亮太/柔道整復師