片方の耳が聞こえにくい…
突発性難聴が再発した…
こういった悩みはありませんか?
今回のブログをご覧になることで、くり返す突発性難聴を解消することできます。
お悩みの方の参考になりましたら幸いです。
皆さんこんにちは。
高槻市で整体院を営んでおりますユーカリ整体院の樋口です。
このブログを書いたきっかけなんですけども、患者さんから「しばらくなかった突発性難聴が再発しました」と相談がありました。
くり返す症状をなんとか治したいようでした。
大丈夫ですよ。一緒に解決していきましょう・
話の内容はこちら
①突発性難聴の本当の原因
②耳がスッキリする生活習慣とは
③突発性難聴を解消するためのセルフケア
それでは話を進めますね。
①突発性難聴の本当の原因
突発性難聴とは、突然耳が聞こえにくくなる症状のことです。
まれに両耳が聞こえにくくなることがありますが、ほとんどの場合は片側の耳が聞こえにくくなります。
突発性難聴の原因は、音を感じ取って脳に伝える耳の神経がうまく働かなくなることで起きます。
耳には3つ部屋があると思ってください。
・外耳
・中耳
・内耳
耳から鼓膜までを外耳と言います。
耳かきをして垢(あか)を取る部分ですね。
鼓膜の奥には耳小骨という骨があります。
この骨は、音を奥の神経に伝える役割があります。
この骨のある部分が中耳ですね。
よく聞く中耳炎は、この中耳という部分が菌などの侵入で炎症を起こしている状態です。
この骨のある部分の奥には内耳があります。
内耳は音の振動を電気信号に変換して脳に伝える役割があります。
突発性難聴の原因となるのは、この内耳という部分です。
内耳には蝸牛(かぎゅう)というカタツムリのような形をしているものがあります。
この中にはリンパ液という液体が入っています。
さらに電気信号に変換するための絨毛という毛が存在します。
リンパの液体が流れて、中にある毛がなびくことによって、脳が音を感じるという仕組みなんですね。
しかし、このリンパの流れが悪くなってしまうとどうでしょうか。
例えば、川の流れを想像してください。
上流は川の流れが早いため、水が綺麗ですよね。
しかし、下流の方になると流れが悪くなってしまうため、土砂などがたまりやすく水が汚れてしまいます。
内耳の部分も同じようなことが起こっています。
リンパの流れが悪くなってしまうと、中にある毛がなびきにくくなりますよね。
そうなると、音の信号を変換して脳に伝えることができなくなります。
ですので、本来は音を拾っているのに、脳に伝わっていないということになります。
この、リンパの流れが悪くなることが難聴になってしまう原因なんですね。
②耳がスッキリする生活習慣とは
それでは耳の中のリンパの流れを良くするためにはどのように生活すれば良いかお伝えします。
ポイントは
・自律神経
・リンパの循環
自律神経からお話します。
自律神経には2つの役割があります。
活動するときに働く神経と、リラックスするときに働く神経です。
2つの神経は反対の作用があり、バランスよく切り替わることで、人間の身体を維持しています。
しかし、突発性難聴になっているときは、活動するときに働く神経が頑張りすぎてしまっていることが多いです。
例えば
仕事が忙しくなっている
睡眠時間が短くなっている
睡眠の質が低下している
リラックスする神経が働くときに身体の循環が良くなります。
例えば、緊張しているときに手足が冷たくなることはありませんか?
これは活動的な神経が優位に働いているからです。
反対に寝る前になると身体が温かくなりますよね。
この働きはリラックスする神経が働いているからなんですね。
しかし、仕事や家事で忙しいのに、リラックスするなんて難しいと思いますよね。
簡単にリラックスする神経に切り替える方法があります。
それが深呼吸です。
仕事の合間など1分でも良いので、深く呼吸をすることを意識してみましょう。
続いては、直接リンパの循環をよくする方法です。
こちらはセルフケアで対応することが可能となります。
詳しく説明しますね。
③突発性難聴を解消するためのセルフケア
リンパの流れをよくする方法です。
セルフケアを2つお伝えします。
こちらは動画でわかりやすく解説していますので、参考にしてみてください。
↓(セルフケアは動画の3分53秒〜)
優しくセルフケアを行うことを意識して取り組んでみてくださいね。
まとめ
突発性難聴の原因は耳の中のリンパの流れが悪くなることで起こるということでした。
自律神経を調整して、リンパの流れをよくするセルフケアを解説しました。
これらの対策を続けても、突発性難聴が改善されない場合は、他に原因となっている身体のゆがみが関係していることが考えられます。
お悩みの方はLINEからご相談ください。
監修:樋口亮太/柔道整復師