急にお腹が痛くなる…
便秘や下痢がよく起きる…
こういったお悩みはありませんか?
今回のブログをご覧になることで、過敏性腸症候群(かびんせいちょうしょうこうぐん)を解決するヒントを得ることができます。
お悩みの方の参考になりましたら幸いです。
皆さんこんにちは。
高槻市で整体院を営んでおりますユーカリ整体院の樋口です。
このブログをきっかけなんですけども、患者さんから、「過敏性腸症候群と診断されたのですが、どのように治していけばいいですか?」と、お悩みの相談がありました。
過敏性腸症候群というのは、腹痛や便秘、下痢など、お腹の不調がある症状を言います。
最大の特徴は、腸に炎症などの病気がないということです。
このような症状は、医師からの診断と説明を受けた上で、治療を進めていただければと思います。
今回のブログでは、お医者さんの治療と併せて行っていただきたいセルフケアを中心にお伝えします。
話の内容はこちら
①過敏性腸症候群ってなに!?
②内臓の働きを高めるためにできること3選
③自律神経を整えるセルフケア
それでは話を進めますね。
①過敏性腸症候群ってなに!?
過敏性腸症候群とは、英語表記の頭文字をとってIBSと呼ばれるものです。
あまり聞き慣れないかもしれませんが、日本人の10人に1人が悩まされている症状と言われています。
具体的な症状としては、腹痛や下痢、便秘などです。
どうしてこのようなことが起きてしまうかというと、内臓に働く神経が過敏になってしまうからです。
神経が過敏になってしまうことで腹痛を感じやすくなったり、腸の運動をコントロールすることが難しくなるため、便秘や下痢などを起こしてしまいます。
もしも、こういった症状でお悩みであれば、まずは病院で診断を受けて、治療を進めてください。
それでも、なかなか症状が改善されない場合は、今回お伝えする方法を試してくださいね。
まずは、どうして内臓の神経が過敏になってしまうのかということをお話しします。
内臓をコントロールしているのは、自律神経です。
例えば、緊張しているときや不安になっているときに腸が緩くなったりしませんか?
あれも自律神経の働きの1つで、腸というのは自律神経の働きを受けやすい特徴があります。
ですので、自律神経を整えることで過敏性腸症候群の症状を緩和することができます。
こちらを紹介していきますね。
②内臓の働きを高めるためにできること3選
内臓の働きを回復させるためにできることを3つお伝えしていきます。
1.頭寒足熱(ずかんそくねつ)
症状をお持ちの方の特徴の1つに、手足が冷たくなってしまっていることがあります。
反対に、頭は熱くなってしまうことで、自律神経が乱れてしまいます。
こちらを解消するためにする方法です。
ご自身の冷えた手で肝臓部分を直接触ってください。
肝臓は、高さがみぞおち部分にあり、身体の右側に存在します。
手足が冷たくなっているときには、肝臓部分を冷たい手で触ることで、手足が温かくなります。
1番良いのは、露天風呂です。
まさに、頭寒足熱といって、頭を冷やして手足を温めることができます。
そうすることで、自律神経をコントロールして、身体を整えることができます。
2.深呼吸
呼吸を深く行うことで、身体の緊張状態を和らげることができます。
特にオススメなのが、腹式呼吸。
鼻から大きく息を吸ってお腹を膨らませる。こちらを4秒行います。
そして、お腹を凹ませながら、口から大きく息を吐きます。こちらは8秒間行ってください。
このように、4秒-8秒の深呼吸を行うことで、次第に身体がリラックスできるようになります。
3.食べ物をよく噛む
ご飯を食べるときには、よく噛むようにしてみてください。
そうすることで、消化に働くエネルギーの消耗を少なくして、内臓を休ませることができます。
よく噛むというのは、ずっと意識することが難しいので、食べ物を口に運んだら箸を置くということを心がけてみてくださいね。
そうすることで、自然と噛む回数を増やすことができます。
以上の3つになります。
少しずつで良いので、生活に取り入れてみてくださいね。
続いては、セルフケアで自律神経を整える方法をお伝えします。
③自律神経を整えるセルフケア
セルフケアでは、自律神経を整えて内臓の働きを取り戻すということを目的に行います。
動画で詳しく解説していますので、一緒に試してみてください。
↓(セルフケアは動画の3分46秒〜)
こちらのセルフケアは1日2回。朝と晩の1回ずつ行ってくださいね。
まとめ
腹痛などを伴う過敏性腸症候群について解説しました。こちらの症状を解消するポイントが3つありましたね。
それが
1.頭寒足熱
2.深呼吸
3.食べ物をよく噛む
さらに、自律神経を整えて、内臓の働きを取り戻すセルフケアを一緒に試しました。
病院で診てもらった上で、これらの対策を続けても、過敏性腸症候群の症状がなかなか改善されない場合は、身体のゆがみの影響によって自律神経が乱れている可能性があります。
お悩みの方は、当院LINEからご相談ください。
監修:樋口亮太/柔道整復師