口を開けると顎が痛い…
口を開けることができない…
こういったお悩みはありませんか?
今回のブログをご覧になることで、口を開けるときの顎の痛み、顎関節症(がくかんせつしょう)を解消することができます。
お悩みの方の参考になりましたら幸いです。
皆さんこんにちは。
高槻市で整体院を営んでおりますユーカリ整体院の樋口です。
このブログを書いたきっかけなんですけども、患者さんから、「口を開けるときに顎が痛くて、大きく開けることができないんです…」と、お悩みの相談がありました。
詳しく聞いてみると、「口を開けるときに顎の骨がピキッと音が鳴るのも気になります…」ということを教えていただきました。
このような状態が続いていると、食事も楽しめないですよね…
今回は、顎関節症の原因と、解決するためのセルフケアを解説します。
話の内容はこちら
①顎関節症のチェック法
②骨がピキッとなる音の正体
③顎の関節をスムーズにするセルフケア
それでは話を進めますね。
①顎関節症のチェック法
まずは、顎関節症について解説します。
顎関節症とは、口を開くときの関節の雑音や、痛みなどがある症状です。
原因としては、精神的なものや食いしばりなどがあります。
ここで顎関節症のチェックをしてみましょう。
まずは口を縦に開けてみてください。
そして、ご自身の指を3本縦にして口の中に入れてみてください。
このときの指が口の中にスムーズに入りますか?
もしも、これがスムーズに入らなかったり、痛みが出るようであれば、顎の関節に何らかの問題がある影響で症状が出ている可能性があります。
この顎関節症の原因は、顎の関節のズレにあります。
そして、このズレの影響で骨がピキッと音が鳴るようになります。
こうした骨の位置のズレや雑音の正体について解説しますね。
②骨がピキッとなる音の正体
顎の関節には、関節円板(かんせつえんばん)という骨同士の摩擦を避けるためのクッションがあります。
そのクッションの位置がズレてしまうことによって骨が摩擦を起こしやすい状態になり、雑音や痛みが出るようになります。
ではどうして骨の位置がズレてしまうのでしょうか。
それは、筋肉のアンバランスです。
というのも、この顎関節のクッションの役割をする関節円板が、筋肉に引っ張られて前側にズレやすいという特徴があるからです。
例えば、首が前側に傾いてしまうような姿勢になっていると、首の筋肉がうまく働かなくなります。
そうすると、顎よりも前側にある筋肉の方が強くなってしまい。関節がずれるようになってしまうのです。
ですので、根本的に顎関節症を解消するためには、首の位置を調整するために姿勢を整えることと、顎よりも前側にある筋肉を緩めるということが必要になります。
こちらをセルフケアで解消していきましょう。
③顎の関節をスムーズにするセルフケア
セルフケアでは
首の位置を調整するために姿勢を整える
顎の前側にある筋肉を緩める
ということを目的に行います。
動画を見ながら一緒に試してみてください。
↓(セルフケアは動画の2分26秒〜)
こちらのセルフケアは1日2回。朝と晩の1回ずつ行ってください。
まとめ
口を開けるときの顎のトラブル、顎関節症について解説しました。
顎関節症が起きるのは、関節を支えるクッションのズレでしたね。
この関節のズレが起きてしまう原因は、姿勢による筋肉のアンバランスでした。
こうした筋肉のアンバランスを調整するためのセルフケアを一緒に試しましたね。
これらの対策を続けても、顎関節症の症状がなかなか解消されない場合は、他にも首の位置が変わってしまうほどの身体のゆがみがある可能性があります。
お悩みの方は、当院LINEからご相談ください。
監修:樋口亮太/柔道整復師