足のつけ根が痛い…
変形性股関節症と診断された…
手術を勧められている…
こういったお悩みはありませんか?
今回のブログは、変形性股関節症で来院された方の改善事例を紹介します。
そんなお悩みだった患者さんの声がこちらになります。
今回のブログをご覧になることで、同じようにお悩みの方の参考になりましたら幸いです。
皆さんこんにちは。
高槻市で整体院を営んでおりますユーカリ整体院の樋口です。
この度は、変形性股関節症で患者さんが来院されたきっかけや、意外な原因、治療の経緯まで解説していますので、ぜひ最後までご覧ください。
話の内容はこちら
①変形性股関節症とは
②足を引きずりながら来院された患者さん
③痛みの原因解決でスタスタ歩けるように
④歩きやすくなった驚きの対策
それでは話を進めますね。
①変形性股関節症とは
まずは、変形性股関節症について説明しますね。
変形性股関節症とは、股関節でクッションの役割がある軟骨が、摩擦によってすり減る状態です。
進行して悪化すれば、関節が炎症を起こすようになります。
症状にも様々あります。例えば
足の付け根に痛みが出る
イスから立ち上がるときに痛い
歩き始めに足の付け根に違和感を感じる
この股関節の状態は、40代〜50代の女性に多いとされています。
現に、当院に来院された方も同じ年代の女性でした。
今回の症例では、実際に関節が変形していた部分が治ったということではありません。
しかし、最初は足を引きずりながら来院された患者さんが、治療後にはスムーズに歩けるようになっていたのです。
こちらの経緯を詳しく解説しますね。
②足を引きずりながら来院された患者さん
足を引きずりながら、やっとの思いで来院された患者さん。
来院のきっかけはYoutubeの動画でした。
詳しくお話を聞いてみると、今回のような痛みは初めてではなかったそうです。
実は、10年ほど前に整形外科で変形性股関節症と診断を受けて、手術を勧められていたそうです。
しかし、手術はしたくないとのことで、整形外科でリハビリを頑張っていました。
そこからは、リハビリをしては回復したものの、やめてしばらくすると症状が出るということをくり返していたとのことでした。
なんでも、痛みがきつい時は、点滴を打つこともあったそうです。
このまま同じことをくり返したくないという想いから、根本的に身体を整えるために来院されたのでした。
治療では、全身400箇所以上のゆがみを調べましたが、根本的な原因は股関節にはありませんでした。
実は、足裏にあったのです。
こちらを詳しく解説しますね。
③痛みの原因解決でスタスタ歩けるように
「原因が足裏?なぜそうなるの?」と思いますよね。
実は、足の土踏まずの関節にゆがみがあったのです。
この土踏まずはアーチと呼ばれる部分で、アーチがあるおかげで体重による身体の負担を軽減することができます。
しかし、土踏まずの関節にゆがみがあると、足の内側で重心をとることができなくなります。
つまり、足の外側ばかりに体重がかかってしまうんですね。
ですので、歩いている姿勢を見ても、横揺れをするような歩き方をされていました。
この外側重心になることによって、股関節の弱い部分にくり返し負担がかかっていたということです。
さらに、土踏まずがしっかり機能しなくなることで、歩くときに地面からの衝撃をうまく吸収できなくなります。
こういった場合は、股関節周りの治療を先にするよりも、足裏の関節のゆがみを治療する方が、早くに痛みを解消することができます。
現に、来院されたときは足を引きずっていたにも関わらず、治療が終わって帰る頃には、スタスタと歩けるようになっていました。
本人も、股関節をそこまで触っていないにも関わらず、痛みなく歩けていることに驚いていました。
そして治療後は、自宅でできる対策をお伝えさせていただきました。
こうして、家で対策を頑張っていただいたおかげもあり、2回目の来院時もスタスタと歩けるようになっていたのです。
お伝えした対策がどのようなものだったのか、詳しく解説しますね。
④歩きやすくなった驚きの対策
お伝えした対策は2つだけです。
足裏の関節のゆがみを調整する
負担のかかった股関節の筋肉のストレッチ
1つずつ解説しますね。
まずは、足裏の関節のゆがみを調整する方法です。
テニスボールか、ゴルフボールをご用意ください。
こちらを地面に置き、土踏まずの部分で踏みます。
(※立って行っても、座って行っても、どちらでもOK)
次に、足でコロコロと転がして土踏まずを刺激します。
たったこれだけです。こちらを30秒行ってください。
そうすると、土踏まずの部分の関節のゆがみを調整することができます。
2つ目は、負担のかかった股関節の筋肉をストレッチする方法です。
特に硬くなるのが、お腹から股関節につながっている筋肉です。
こちらはベッドを使って行います。
ベッドに片足を乗せてください。
次に、手で身体を起こすようにします。
(※お腹を伸ばすイメージで)
そうすることで、目的の筋肉をストレッチすることができます。
こちらは、片側30秒ずつ行ってくださいね。
お伝えした対策はこちらの2つになります。
皆さんの参考になりましたら幸いです。
終わりに
今回紹介した変形性股関節症は、あくまでも原因の1つになります。
1人1人身体のゆがみ方が違うので、当院では全身を400箇所以上検査したのちに、その方に合った施術を提案させていただきます。
お悩みの方は、当院LINEからご相談ください。
監修:樋口亮太/柔道整復師