足の痛み

バレエダンサー必見! 開脚時の太ももの痛みを解消する3つの方法

バレエの開脚時に太もも裏が痛くな

マッサージやストレッチでは効果がない

こういったお悩みはありませんか?

今回のブログをご覧になることで、バレエで開脚をするときの太もも裏の痛みを解消することができます。

お悩みの方の参考になりましたら幸いです。

皆さんこんにちは。

高槻市で整体院を営んでおりますユーカリ整体院の樋口です。

このブログを書いたきっかけなんですけども、患者さんから、「開脚をすると、太ももの裏側にピキッとした痛みが走るんです…」と、お悩みの相談がありました。

詳しく聞いてみると、「何をしても良くならなかったので、今後のことが心配です…」ということを教えていただきました。

今回のように、バレエをするとき、開脚はとても重要な動きになりますよね。

詳細に体を診てみると、意外な原因が隠されていたので、対策も含めて解説していきます。

話の内容はこちら

①バレエで太ももの裏側を痛める本当の理由
②ズボラOK!簡単に原因から解決する3つの方法
③痛みなく柔軟性を高めるセルフケア

それでは話を進めますね。 

 

①バレエで太ももの裏側を痛める本当の理由

「どうして、マッサージやストレッチをしても痛みが取れないの?

このような疑問がありますよね。

また、ストレッチで伸ばしすぎても良くないのではないかと不安になったのではないでしょうか。

実は、これには明確な答えがあります。

もちろん、筋肉が引き離される肉離れなどは対象ではありませんが、痛めている患部が本当の原因ではありません

今回の患者さんの場合では、“反り腰”という腰の状態が大きく影響していました。

反り腰というのは、お腹を前に突き出すような姿勢のことで、姿勢を綺麗に見せるバレエダンサーにはとても多いんです。 

 

では、どうして反り腰が太もも裏の痛みに繋がるのか。

反り腰で太もも裏が痛くなる仕組みを、子供がブランコを使う様子に例えてみましょう。

ブランコの座席を“骨盤”、吊るされた点を“腰椎(腰の骨)”、そしてブランコを揺らす子供の足を“太もも裏の筋肉”と考えてみましょう。

反り腰の状態は、このブランコが大きく反っている状態に似ています。 

 

つまり、ブランコの吊るされた点(腰椎)が前方に曲がり、ブランコの座席(骨盤)が後ろに傾斜しています。

この傾斜が強いと、ブランコを揺らすために足(太ももの裏の筋肉)を使うようになります。

このときに、普通よりも多くの力を使わなければならず、筋肉が過剰に伸ばされてしまいます。

その結果、足(太ももの裏の筋肉)が疲れてしまい、痛みを感じるようになるのです。 

 

ですので、根本的に治すためには、腰の部分から調整する必要があったんです。

これが、なかなか治らない痛みの正体なんですね。

では、どういったことに気をつけて生活すれば良いのか。

こちらを詳しく解説していますね。 

 

②ズボラOK!簡単に原因から解決する3つの方法

「反り腰の場合、気をつけることってあるの?

このような疑問にお答えしましょう。

それは腸の動きを良くすることです。

というのも、内臓や腸の動きが悪くなっていると、腰を引っ張って反り腰になるからです。

大切なポイントを3つ紹介します。 

 

1.水分をこまめに摂る

水分を調整する働きがあるのは“腎臓”です。

例えば、普段から水を飲むことが少ないと、こういった部分が硬くなってしまいます。

また、塩分の過剰摂取も影響しますので、気をつけたいところです。 

 

2.食べ物をよく噛む

食べ物を噛むのは消化を助けるためです。

これが十分でないと、腸に負担がかかってしまいます。

これは食べるのが早い方に多い特徴です。

ゆっくり、よく噛むように意識してくださいね。 

 

3.姿勢をリセットする

長時間の立ちっぱなし、座りっぱなしになっていませんか?

このような姿勢が続くと、体は楽な姿勢を見つけるようになります。

それが反り腰の原因になることもありますので、定期的に姿勢を変えるようにしてみてください。 

 

以上、3つの大切なポイントを解説しました。

少しずつでも取り組んでみてくださいね。

続いては、セルフケアで反り腰を解消する方法をお伝えします。 

 

③痛みなく柔軟性を高めるセルフケア

セルフケアでは、反り腰を解消して、太もも裏の負担を軽くするということを目的に行います。

動画を見ながら一緒にできるように作っていますので、ぜひ一緒に試してみてください。

↓(セルフケアは動画の3分9秒〜)

こちらのセルフケアは1日2回。

朝と晩の1回ずつを目安に行ってみてください。 

 

まとめ

バレエダンサーに多い、太もも裏の痛みの原因と対策について解説しました。

肉離れなどではなく、マッサージやストレッチをしても効果がない場合は、“反り腰”が関係している可能性が高いということでした。

生活で意識していただきたい3つのポイントは

1.水分をこまめに摂る
2.食べ物をよく噛む
3.姿勢をリセットする

また、反り腰を解消するためのセルフケアも一緒に試しましたね。

これらの対策を続けても、太ももの痛みが解消されない場合は、その他のゆがみも関係している可能性があります。

その際は、当院の全身のゆがみを調整する施術がお役に立てると思います。

お悩みの方は、当院LINEからご相談ください。

https://lin.ee/g4N3M4t

 

 

監修:樋口亮太/柔道整復師

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