開脚をするときに股関節が痛い…
股関節がなかなか良くならない…
こういったお悩みはありませんか?
今回のブログをご覧になることで、開脚をするときの股関節の痛みを解消することができます。
お悩みの方の参考になりましたら幸いです。
皆さんこんにちは。
高槻市で整体院を営んでおりますユーカリ整体院の樋口です。
このブログを書いたきっかけなんですけども、患者さんから、「ストレッチで開脚をするときに股関節が痛くなるんです…」と、お悩みの相談がありました。
詳しく聞いてみると、「色々な動画を見て試してみたのですが、なかなか良くならないんです…」ということを教えていただきました。
色々と試しているのに症状が良くならないのは不安になってしまいますよね。
しかし、お身体を詳しくみてみると、原因は股関節にはありませんでした。
今回は、なかなか良くならない股関節痛の原因と対策をお伝えします。
話の内容はこちら
①開脚時に股関節が痛くなる理由とは
②股関節だけが痛みの原因ではない真実
③足元から身体を整えるセルフケア3選
それでは話を進めますね。
①開脚時に股関節が痛くなる理由とは
開脚をするときに股関節が痛い…
今回お悩みの方は健康志向が高い方で、身体が硬くならないように毎日ストレッチを試しているそうです。
継続できるのは本当にすごいですよね。
では、どうして股関節が痛くなってしまうのでしょうか。
こちらは、内ももにかかる負担が関係します。
内ももの筋肉が伸びることによって痛みが出るということなのですが、例えば、古くなったゴムを引っ張るとどうなるでしょうか。
ゴムは伸びることができずに千切れてしまいますよね。
これは筋肉も同じなんです。しかし、筋肉は千切れるわけにはいかないですよね。
筋肉の場合は、日常的に負担がかかって硬くなっていると、これ以上伸ばさないようにするために痛みを出します。
つまり、この古くなってしまったゴムを新品のゴムにする必要があるんです。
そうするためには、筋肉を柔らかくすることも大切なのですが、日常的に股関節に負担をかけないことが大切になります。
こちらを詳しく解説しますね。
②股関節だけが痛みの原因ではない真実
では一体、股関節の痛みの原因は何なのか。
多くの場合は、足首が関係します。
足首というのは身体の土台となる部分で、家でいう地盤の役割があります。
特に、股関節は筋肉が細く作られており、身体の最終的な傾きの微調整をする役割があります。
しかし、あまりにも足首からグラグラになっていると、股関節に負担がかかってしまうのです。
海外の論文では
FMJC condition increases the energy consumption of the human ankle, knee, and hip joints during walking.
「足の不安定性は、歩行中の足首、膝、および股関節のエネルギー消費を増加させる」
引用:(https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/33664219/)
と解説されています。
つまり、足首を安定させることによって、股関節にかかる負担を軽くすることができるのです。
これを解決するために簡単に取り組むことができる方法があります。
それは、普段履く靴の紐をしっかり結ぶこと
「新しく機能的な靴を買いなさい」となると、少しハードルが上がりますが、靴紐をしっかり結ぶだけなら簡単に取り組めますよね。
それによって足首が固定されるので、家でいう地盤をしっかり固めることができるため、股関節の負担が軽くなるということなんです。
ぜひ試してみてくださいね。
続いては、足首をしっかり安定させるために必要なセルフケアをお伝えします。
③足元から身体を整えるセルフケア3選
セルフケアでは、足首を安定させるということを目的に行います。
動画を見ながら一緒に試してみてください。
↓(セルフケアは動画の2分44秒〜)
こちらのセルフケアは1日2回。
朝と晩の1回ずつ試してみてください。
まとめ
開脚をするときの股関節の痛みについて解説しました。
なかなか良くならない場合は、足首の不安定性が関係している可能性があるという話でしたね。
これを解決するためには、靴紐をしっかり結ぶということが大切でした。
さらに、足首を安定させるためのセルフケアを一緒に試しましたね。
これらの対策を続けても、開脚をするときの股関節の痛みがなかなか解消されない場合は、身体のゆがみによって重心が片側に傾いている可能性があります。
お悩みの方は、当院LINEからご相談ください。
監修:樋口亮太/柔道整復師