足首の内側が痛い…
有痛性外脛骨と診断された…
こういったお悩みはありませんか?
今回のブログをご覧になることで、有痛性外脛骨(ゆうつうせいがいけいこつ)による足首の痛みを解消することができます。
お悩みの方の参考になりましたら幸いです。
皆さんこんにちは。
高槻市で整体院を営んでおりますユーカリ整体院の樋口です。
このブログを書いたきっかけなんですけども、患者さんから「足首が痛くて病院を受診すると、“有痛性外脛骨”と診断されました…」と、お悩みの相談がありました。
しかし、病院でリハビリなどを行っても、一向に回復しなかったそうです。
そこで「この痛みの原因は何なんだろう…」と、不安に思ったのだそうです。
そんなお悩みを解決するために、今回は有痛性外脛骨について詳しく解説していきます。
さらに、対策するセルフケアまで試せる内容になっていますので、一緒に解決していきましょう!
話の内容はこちら
①有痛性外脛骨ってなに?
②足の内側が痛くなる本当の原因
③原因から解決していくセルフケア方法
それでは話を進めますね。
①有痛性外脛骨ってなに?
足首が痛いのは有痛性外脛骨!?
まずはこちらの痛みの種類について、簡単に解説していきます。
有痛性外脛骨とは、足首の内側にある骨が出っ張るように突出し、痛みを伴う状態のことを言います。
※正確には内くるぶしの少し下側の小さな骨になります
こちらは、スポーツをしている10〜15歳の子供に多い症状です。
この部分がピンポイントで痛くなる時は、ほとんどの場合で有痛性外脛骨が疑われます。
ではどうして痛みが出るか。
これには3つのパターンが考えられます。
1.捻挫や打撲などの外傷
足首の捻挫をしたり、直接足首の内側に打撲を受けることによって、骨に炎症や腫れを伴う場合があります。
こういったときは基本的には安静に過ごすか、炎症を早くに引かせるために薬を使って治療する方法があります。
また、当院では炎症を早期に回復させるための医療機器も備えておりますので、早くスポーツ復帰をしたい方にも対応することができます。
2.筋肉の引っ張り
この症状の問題となる足の骨には筋肉が付着しています。
足のスネの内側にある筋肉なのですが、この筋肉が硬くなってゴムのように伸び縮みできなくなることで、骨が引っ張られるようになります。
すると、骨がより内側に突出するようになるため、痛みが出るようになるのです。
3.土踏まずがなくなる扁平足
これは扁平足によって有痛性外脛骨になっているのか、有痛性外脛骨によって扁平足になっているのかという、「ニワトリが先か卵が先か」という問題がありますが、2つは関連します。
理由は、扁平足になることによって、痛みが出る骨の部分が下側に引っ張られてしまうからです。
これには足の指を動かすことが少なくなり、筋力低下によって扁平足になってしまっている可能性も考えられます。
以上の3つの原因があります。
足の部分だけでもこれだけの原因があるのですが、もう少し広い視野で見ていくと、まだ隠された真の原因がありますので解説しますね。
②足の内側が痛くなる本当の原因
足の内側が痛くなるのは足だけが原因ではない!?
もちろん、足はかなり重要です。
先ほどのように足が扁平足になることによって、今回のような痛みが出る場合があります。
この足の状態は足だけに止まりません。
その後、スネや太ももなども内側に捻られるようにゆがみます。
最終的には骨盤までゆがみを作るようになるのです。
反対に、骨盤のゆがみによって足までゆがむこともあります。
したがって、骨盤の傾きを調整しただけで足の痛みが軽減する場合もあるんですね。
これって意外ですよね。
どこが原因になっているのかは、実際に体全体を診てみなければ分からないのですが、今回はあらゆる原因を考慮したセルフケアをお伝えします。
それでは一緒に試してみましょう。
③原因から解決していくセルフケア方法
セルフケアでは、あらゆる原因を考慮するため、足や骨盤のゆがみを整えるということを目的に行います。
動画を見ながら一緒にできるように作っていますので、ぜひ一緒に試してみてください。
↓(セルフケアは動画の3分10秒〜)
こちらのセルフケアは1日2回。朝と晩の1回ずつ試してみてくださいね。
まとめ
足の内側が痛くなる【有痛性外脛骨】について解説しました。
こちらの痛みが出る原因は
捻挫や打撲などの外傷
筋肉の引っ張り
土踏まずがなくなる扁平足
その他にも、骨盤のゆがみが足に影響するという意外なパターンまでありました。
さらに、対策するセルフケアを一緒に試しました。
これらの対策を続けても、有痛性外脛骨の症状がなかなか改善されない場合は、原因を特定して治療する必要があります。
当院ではインソールの処方や、ゆがみの調整、炎症や腫れに対するアプローチなど、あらゆる角度から早期回復に向けて治療を進めることができます。
お悩みの方は、当院LINEからご相談ください。
監修:樋口亮太/柔道整復師