子供の鼻炎がなかなか治らない…
他に考えられる原因ってあるの?
このようなお悩みはありませんか?
今回のブログをご覧になることで、子供の長引く鼻炎を解消することができるかもしれません。
お悩みの方の参考になりましたら幸いです。
皆さんこんにちは。
高槻市で整体院を営んでおりますユーカリ整体院の樋口です。
このブログを書いたきっかけなんですけども、患者さんの親御さんから、「子供の鼻炎が長引いていて、つらそうなんです…」と、お悩みの相談がありました。
詳しく聞いてみると、「明確な原因が分かっていないので困っています…」ということを教えていただきました。
他にも、「鼻呼吸ができなくて苦しそうにしている…」とのこと。
このように息苦しそうにしていると、何とかしたいと思いますよね。
今回は、耳鼻科でやっているようなアプローチ方法ではなく、整体師目線から考えられる原因や対策についてまとめています。
話の内容はこちら
①子供の鼻炎が治らない意外な原因とは
②姿勢から鼻呼吸を楽にする方法3選
③お母さんが子供に試していただきたいセルフケア方法
それでは話を進めますね。
①子供の鼻炎が治らない意外な原因とは
「なかなか鼻炎が治らない原因ってなに?」
このような疑問と悩みがあると思います。
今からお伝えする内容は、耳鼻科で診ていただくことに加えて参考にしていただきたい内容になります。
整体師の私は、子供の姿勢や体の不調を診ることが多いのですが、鼻炎の症状で悩む子供にはある特徴がありました。
それが姿勢の影響から呼吸が浅くなっていることです。
これを聞くと関係ないように思いますよね。
まずは、鼻炎のメカニズムから考えてみましょう。
鼻炎というのは、鼻内部の炎症になります。
どのような原因から炎症が起きているのかは様々ですが、炎症が引いていないというところが問題です。
炎症の状態は、暖房でガンガンに暑くなっている部屋を想像してください。
部屋が暑くなったときには、窓を開けて換気をしませんか?
この換気をするのが呼吸の働きになります。
そのために大切なのが“姿勢”なのですが、呼吸が深く入る体になる必要があるのです。
というのも、背中が丸くなるときには、呼吸と深い関係がある横隔膜がしっかり働かないからです。
では、どういったことに気をつければ良いのか。
こちらを詳しく解説しますね。
②姿勢から鼻呼吸を楽にする方法3選
「子供の姿勢が気付けば悪くなっている…」
「何度注意しても良くならない…
このように悩んでいる親御さんも少なくありません。
ですので、ポイントを絞って注意することをお伝えしますね。
1.テレビを見るときの姿勢
テレビを見るときに地べたに座って見ていませんか?
また、ポカンと口が開くようになっていないでしょうか?
これらはテレビを見るときの姿勢が関係しています。
まずはテレビ画面と目線が平行かつ真っ直ぐになるようにしてみてください。
2.スマホを見るときの姿勢
スマホを見るときに寝転がっていたり、顔と画面の距離が近くなっていないでしょうか?
このような姿勢が続くと、頭が前側に傾くストレートネック(またの名をスマホ首)の原因になってしまいます。
まずはイスに座ってもらうように声をかけてみてくださいね。
3.イスに座るときの姿勢
イスに座るときに背もたれにもたれて骨盤が後ろに倒れる姿勢になっていないでしょうか?
このような姿勢になると、背中が伸ばしにくくなり、姿勢が悪くなってしまいます。
また、柔らかいソファーなども同様に注意が必要です。
姿勢を伸ばすように指示をしても時間が経つと元に戻ってしまうので、骨盤を支えるクッションなどがあれば便利ですね。
バスタオルを丸めたものでも代用できるので、試してみてくださいね。
以上、3つのポイントを解説しました。
これに加えて、お母さんが子供に試していただきたいセルフケア方法があります。
とても簡単なので、紹介しますね。
③お母さんが子供に試していただきたいセルフケア方法
「子供に注意するのも疲れてしまった…」
このような悩みが出ることもありますよね。
今からお伝えする内容は、子供の姿勢を良くして呼吸が深くなる方法になります。
そうすることで鼻炎の症状が楽になるかもしれません。
その方法は、子供のお腹をゆっくり撫でること。
まずは、お子さんに仰向けで寝てもらいます。
次に、お母さんは子どものみぞおちに手を当てます。
そこから左右に優しく撫でてあげるだけです。
これにより呼吸がサポートされ、関係する横隔膜がしっかり動くようになります。
あまりじっとしていられないのであれば、お子さんが寝ているときに試してみてくださいね。
以上です。
「たったこれだけ!?」と思うかもしれませんが、母の力は偉大です。
硬くなった筋肉が少しずつ緩んでいくようなイメージを持ちながら行ってくださいね。
まとめ
子供の鼻炎を治す方法を整体師目線で解説しました。
耳鼻科での治療に加えて目を向けていただきたいのは、子供の姿勢でしたね。
姿勢が悪くなると呼吸が浅くなって、鼻の炎症が引きにくくなってしまいます。
そのために注意する3つのポイントは
1.テレビを見るときの姿勢
2.スマホを見るときの姿勢
3.イスに座るときの姿勢
また、お母さんがお子さんに試していただきたい横隔膜のケア方法をお伝えしました。
これらの対策を続けても、お子さんの鼻炎がなかなか引かない場合は、姿勢の問題だけでなく、体の歪みから血流や神経伝達の問題が隠れている場合があります。
その際は、当院の全身のゆがみを調整する施術がお役に立てると思います。
お悩みの方は、当院LINEからご相談ください。
監修:樋口亮太/柔道整復師