頭痛

子供に多い左側の頭痛は“足”から整える!? その理由と対策方法

子供が朝から頭痛を訴えている

頭痛がひどくて学校に行けていない

こういったお悩みはありませんか?

今回のブログをご覧になることで、子供の頭痛の原因や、対策方法を知ることができます。

お悩みの方の参考になりましたら幸いです。

皆さんこんにちは。

高槻市で整体院を営んでおりますユーカリ整体院の樋口です。

このブログを書いたきっかけなんですけども、患者さんの親御さんから、「子供が朝から頭痛を訴えることが多く、学校に行けないこともあるんです…」と、お悩みの相談がありました。

詳しく聞いてみると、「頭の左側が痛いらしく、最近ひどくなっているので不安です…」ということを教えていただきました。

このように、朝から頭痛が起きて学校に行けなくなるのはつらいですよね…

本人としても、「朝から学校に行きたい!」と強く訴えかけてくれました。

そんな気持ちに応えるようと施術を続けた結果、今では頭痛の頻度も減り、朝から学校に行けるようになりました。

 

では、どのような原因から頭痛が起きていたのでしょうか。

これには意外な原因が隠されていました。

詳しく解説してきますので、一緒に解決していきましょう!

 

話の内容はこちら

①子供の頭痛が改善された患者さんの声
②なぜ左側ばかり頭痛が起きてしまうのか
③足の調整で頭痛を楽にするための対策方法

それでは話を進めますね。 

 

①子供の頭痛が改善された患者さんの声

お悩みだった患者さんの親御さんが喜びの声を書いてくださいました。

それがこちらです。

 

こちらにもあるように、施術を受ける前までは、頭痛の影響で学校に行けない。

さらに、頭痛がどんどん酷くなってきていたとのことです。

ですが、頭や首だけを診たのではなく、昔に怪我をしていた“足首の問題”を調整したことで、頭痛が解消されてきたのです。

これだけ聞くと、「なんで足の怪我が!?」と思いますよね。

こちらは後ほど、解説させていただきます。 

 

もう1人、頭痛でお困りだったお子さんを紹介させていただきます。

こちらも親御さんから喜びの声をいただいております。

それがこちらです。

 

こちらの方に関しては頭痛だけでなく、最初はめまいや吐き気まで訴えていました。

それが今では回復して、体調が良くなっているようです。

最初に悩みながら話してくださったのを今でも覚えています。

本当に改善に向かって良かったです。 

 

この両者に共通していたことは、今まで原因が分からなかったということ。

体を詳細に調べて原因が分かってからは、強く筋肉を押したりせず、ソフトな調整だけで日に日に良くなっていくのでした。 

 

1つ大きな原因になるのが、姿勢です。

先ほど、“足の問題”から頭痛が起きていたという話をしたのですが、正確には…

足の問題
姿勢が乱れる
頭痛が起きやすくなっていた

という流れで症状が引き起こされていました。 

では、一見関係ないような“足”がどのように姿勢と関わっているのでしょうか。

こちらを詳しく解説しますね。 

 

②なぜ左側ばかり頭痛が起きてしまうのか

今回の患者さんは左側だけ頭痛が起きていた。

それはどうしてか。

それは、過去に左の足首を捻挫するという怪我をしていたからでした。

その当時は足に痛みがあったそうですが、自然に痛みは取れていきます。

しかし、足の関節は捻挫によってズレたまま残ることがあります。

というのも、関節を固定している靭帯が伸びてしまうからです。

これは関節が緩くなり、グラグラと安定しなくなってしまうということです。

このような関節のズレがあることで、真っ直ぐ立ちにくい状態になって姿勢が乱れるのです。 

 

例えば、山登りをしていることを想像してください。

山の斜面を登るのは、平地で歩くときよりも疲れますよね。

これは、転倒しないように、体が踏ん張ろうと力を入れるからです。

この状態が常に続いていると考えると、疲れるのが想像できますよね…

こういったことを避けるために、無意識のうちに姿勢を変えて、楽に立とうと心掛けるようになります。

すると、蛇行した川は水の流れが緩やかになるように、血液の流れも悪くなってしまうのです。

 

 

血液の中には酸素などの栄養を運んでいます。

これが頭のところまで流れが悪くなると、脳が酸欠状態になって頭痛を起こすようになります。

また、体の筋肉というのは、“筋膜(きんまく)”という名前で、1枚のシーツのように全身を包んでいます。

これが踏ん張った左足から、左側の頭や首の筋肉まで引っ張ることがあります。 

 

この場合は、首のマッサージやストレッチ、頭皮マッサージなどをしても、その場では楽になっても、再び頭痛が起きるようになります。

何故なら、原因である足の問題が解消されていないからです。

ですが、ご安心ください。

足の関節が安定すると、このような症状は次第に良くなっていきます。

日常生活のちょっとした工夫から改善していく対策がありますので、紹介しますね。 

 

③足の調整で頭痛を楽にするための対策方法

“体の土台である足から整える方法”

今回のように、明確に怪我をしていたということであれば分かりやすいですが、怪我をしたこともないのに関節が緩くなっているケースもあります。

そのような場合でも、足から整えることはかなり重要です。 

 

例えば、ジェンガをするときも、柔らかいマットの上でするよりも、硬い地面やテーブルの上でする方が安定しますよね。

体の場合であれば、足首がグラグラと動かないように固定する必要があります。 

 

こちらの足の模型をご覧ください。

足首というのはこちらになります。

このように蝶番のような関節の作りになっています。

こちらを安定させるためには、“靴選び”と“靴の履き方”が大切。 

 

つまり、

“靴は曲げて柔らかいものではなく硬いものを選ぶこと”
“靴のサイズは少し大きめではなく、足に合ったものを履くこと”
“靴紐をしっかり結んで足首を固定すること”

こちらを意識して取り組んでみてください。 

 

足の不安定性がなくなるだけで、頭痛がマシになる場合があります。

ぜひ参考にしてくださいね。 

 

まとめ

子供の頭痛の原因から対策方法までを解説しました。

今回は、頭痛で悩んでいたお子さんが改善した理由から、頭痛の原因が明らかになりましたね。

それが“足首の問題”

一見、関係ないように思いましたよね。

ですが、どのように頭痛に繋がるのかを説明して、対策までを知ったことで、改善の兆しが見えてきたのではないでしょうか。

今回の対策を試しても、頭痛がなかなか良くならない場合は、対策だけでは補えない関節のズレがあるか、その他にも原因となる体の歪みがある可能性があります。

その際は、当院の全身のゆがみを調整する施術がお役に立てると思います。

お悩みの場合は、当院LINEからご相談ください。

https://lin.ee/g4N3M4t

 

 

監修:樋口亮太/柔道整復師

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