子供が横目でテレビを見る…
眼科に行っても異常がなく、問題がないと言われた…
こう言ったお悩みはありませんか?
今回のブログをご覧になることで、子供が横目でテレビを見る「横目遣い症候群」を治すヒントを知ることができます。
お悩みの方の参考になりましたら幸いです。
皆さんこんにちは。
高槻市で整体院を営んでおりますユーカリ整体院の樋口です。
このブログを書いたきっかけなんですけども、Youtubeのコメントで、「横目遣い症候群の治し方について教えてください」と、お悩みの相談がありました。
横目遣い症候群とは、目や体に異常がないにも関わらず、横目で物を見る症状のことを言います。
この症状は、眼科に行っても問題ないと言われることが多い症状です。
しかし、親としては心配になりますよね…
こちらの症状に対して、整体師としての考えや原因、対策について解説していきます。
話の内容はこちら
①小学生に多い横目遣い… その原因とリスクとは
②家庭でできる!横目遣いを改善する親子エクササイズ3選
③横目遣いを解決するために整体でできること
それでは話を進めますね。
①小学生に多い横目遣い… その原因とリスクとは
「テレビを見るときに体を真っ直ぐにしない…」
「横目でテレビを見るのは放置していてもいいの?」
このようなお悩みはありませんか?
なるべく体を正面に向けてテレビを見てほしいですよね。
このような症状は3歳〜小学校低学年頃までに多く、眼科を受診しても問題ないと言われることがほとんどです。
「これは斜視なのか?」
「このままの姿勢で治らないのでは?」
このように心配になってしまいますよね。
しかし、眼科で目の動きに問題ないと言われるのも分かる理由があります。
それは姿勢発達の問題があるからです。
考えられるのは、視力の発達が進んでいるのに対して、姿勢の発達が遅れていることです。
実は、背中が丸くなっている状態、いわゆる猫背の状態では、体を捻る角度が減ってしまいます。
すると、体を動かすことよりも目を動かすことを優先してしまうのです。
試しに、背中を丸めた状態で体を捻るときと、姿勢を伸ばした状態で体を捻る動きを比べてみてください。
すると、どうでしょう。
姿勢を伸ばしていた方が体を動かしやすいですよね。
本来、赤ちゃんの時は背中が丸くて普通なのですが、立って歩くようになってからは背骨のカーブが作られて姿勢が伸びていきます。
しかし、体の使い方や、背骨の歪みなどの影響で発達が遅れることがあるのです。
これらを解消することで、横目遣い症候群の症状は良くなっていきますので、ご安心ください。
それでは、具体的な対策について解説していきますね。
②家庭でできる!横目遣いを改善する親子エクササイズ3選
親子でできる姿勢のエクササイズ。
ポイントは親子で楽しく行うということです。
例えば、「ちゃんと正面に向いてテレビを見なさい!」と言っても、言うことを聞いてくれないでのはないでしょうか?
ですので、自然と体を動かしながら良い姿勢を促すということが重要です。
お子様の年齢に合わせて、この度のエクササイズをやってみてください。
1. 「動物のまねっこ」エクササイズ
様々な動物の動きを真似して背骨を動かす遊びです。
ねこのポーズ:
四つん這いになり、背中を丸めたり反らしたりします。
お母さん猫、お父さん猫と一緒に猫の伸びをしたり丸まったりしましょう。
ワニのごろごろ:
床に横になり、腕と脚を広げたまま体を左右に転がります。
転がることで背骨が自然にねじれ、体幹の回旋運動も刺激されます。
2. 「おしり歩き」ゲーム
床に座って足を伸ばし、手は頭の後ろに組みます。そのままおしりを使って前後に歩きましょう。
背筋を伸ばして、おしりの左右を使いながら進むことで、体幹の筋肉が使われ、背骨がしっかりと刺激されます。
子供と一緒におしりで競争をすると楽しめますよ。
3. 「風船キャッチ」エクササイズ
風船を使い、立ったままバランスをとりながら、風船をキャッチする遊びです。
親子で向かい合って風船を軽く打ち合うことで、腕を伸ばしてバランスを取る練習になります。
手を伸ばす方向に体も自然にねじれるため、背骨の柔軟性が高まります。
以上、3つの方法をお伝えしました。
どれか1つでも試せる内容はあったでしょうか?
最初にもお伝えしましたが、楽しくやることが何よりのポイントです。
ぜひ続けてみてくださいね。
③横目遣いを解決するために整体でできること
ここまで、背骨に刺激を入れて姿勢を良くすることについてお話ししました。
当院では、子供の姿勢に特化した施術があり、たくさんの子供と向き合っています。
特に、スマホやタブレットが普及してからは、姿勢の問題で悩んでいる方が増えたようにも思います。
では、こういった問題に対して、整体ではどのように向き合っているのか。
こちらを説明していきます。
姿勢というのは、背骨の歪みだけが原因ではありません。
背骨が歪むという現象だけでも、筋肉であったり、内臓、神経、血管、頭蓋骨などの歪みも関与してきます。
どこか1つでも歪みや緊張があると、他の部分にも影響が及び、姿勢や体の動きに不調が出やすくなるからです。
ですので、それぞれがバランスを保ち、調和していることが重要。
例えば、最高のオーケストラは、楽器全ての音が正しく調律されて、綺麗な音が奏でられていますよね。
しかし、1つでも楽器の音が狂っていたりすると、どんな素晴らしい演奏家でも美しい音楽を奏でることができなくなります。
このように、姿勢1つでも、どこに原因があるかを探して施術をするのが、当院で行なっている整体の特徴になります。
もちろん、子供が痛がるようなことは一切なく、楽しく会話しているうちに施術が終わります。
お近くでお困りの方は、ぜひ当院までご相談ください。
まとめ
子供が横目でテレビなどを見る、「横目遣い症候群」の治し方について解説しました。
眼科で問題がないと言われるのは、視力に問題がないからで、姿勢に目を向けてみると原因が明らかになります。
その姿勢を良くするために、親子で取り組むエクササイズは
1. 「動物のまねっこ」エクササイズ
2. 「おしり歩き」ゲーム
3. 「風船キャッチ」エクササイズ
また、整体ではどのように子供の姿勢と向き合っているのか。
どのように施術をするのかについても解説しました。
当院では、全身のゆがみを調整する施術で子供の姿勢と向き合っています。
お悩みの方は、当院LINEからご相談ください。
監修:樋口亮太/柔道整復師