
耳の中からパチパチ・カチカチと音がする...
この音がいつまで続くのか不安...
自分でできるケアがあれば試したい...
こういったお悩みはありませんか?
今回のブログをご覧になることで、耳の中から聞こえるパチパチ・カチカチ音の正体「アブミ骨筋性耳鳴り」の原因と、自宅でできるセルフケアについて知ることができます。
お悩みの方の参考になりましたら幸いです。

皆さんこんにちは。
高槻市で整体院を営んでおります ユーカリ整体院 の樋口です。
このブログを書いたきっかけなんですけども、インスタグラムのDMで、「アブミ骨筋性耳鳴りについて解説してください!」というメッセージをいただきました。
耳の中からパチパチ、カチカチといった機械的な音が聞こえる...
日常生活の中で突然こんな音が鳴り始めたら、本当に不安になりますよね。
「なにか悪い病気なんじゃないか...」
「このまま治らないんじゃないか...」
こういった不安を抱えている方も多いと思います。
今回は、この症状の正体と原因、そしてセルフケア方法について詳しく解説していきますので、一緒に解決していきましょう!
話の内容はこちら
1. アブミ骨筋性耳鳴りとは?パチパチ・カチカチ音の正体
2. 原因は首から顔にかけての神経!アブミ骨筋が痙攣するメカニズム
3. 耳のパチパチ・カチカチ音を止めたい!後頭部・首・顎の3つのセルフケア
それでは話を進めますね。
①アブミ骨筋性耳鳴りとは?パチパチ・カチカチ音の正体

「耳の中からパチパチ音がするけど、なに?」
「病院に行った方がいいの?」
このような疑問に答えていきましょう。
アブミ骨筋性耳鳴りとは、耳の中にある「アブミ骨筋」という小さな筋肉が痙攣することで起こる耳鳴りのことを言います。

正式には中耳ミオクローヌスと呼ばれる状態の一種です。
難しい言葉ですが、簡単に言うと「筋肉の誤作動」です。
例えば、疲れた時にまぶたがピクピクと勝手に動くことがありますよね。あの現象が、耳の中の小さな筋肉で起きている状態なんです。
だから、パチパチ、カチカチといった機械的な音が聞こえるんです。
大事なことを先にお伝えします
基本的にこの状態は、命に関わるものではありません。
難聴を直接引き起こすことも少ないです。
ただし、注意が必要なケースもあります。

こういった場合は、別の疾患が隠れている可能性がありますので、必ず耳鼻科を受診してください。
診断は耳鼻科での検査になりますので、まずは病院に行くことが最初のステップです。
その上で、今回のブログでは、「なぜこの痙攣が起きるのか」という原因の部分と、自分でできるセルフケアについて解説していきますね。
②原因は首から顔にかけての神経!アブミ骨筋が痙攣するメカニズム

「なぜ、耳の中の筋肉が勝手に痙攣してしまうのか?」
ここが一番気になるところですよね。
実は、アブミ骨筋が痙攣する原因は、首から顔にかけての神経の問題が大きく関係しているんです。
顔面神経の影響
少し専門的な話になりますが、分かりやすくお伝えしますね。
アブミ骨筋を動かしているのは顔面神経という神経です。

顔面神経は、耳の奥から顔へ走る"電気の配線"のようなものだと思ってください。
この配線は、側頭部、後頭部、そして首の上の方の骨のすぐそばを通っています。
つまり、首や頭の骨周りに歪みがあったり、筋肉が硬くなっていたりすると、この配線が圧迫されて誤信号を送りやすくなるんですね。
これが、アブミ骨筋の痙攣を引き起こす原因になっていたんです。
三叉神経の影響
さらに、もう一つ関係している神経があります。
それが三叉神経です。

三叉神経は、顎を動かす筋肉をコントロールしている神経です。顔面神経が"耳の配線"なら、三叉神経は"顎の配線"ですね。
実は、耳の中にはアブミ骨筋の他にも筋肉があるのですが、この筋肉は三叉神経が動かしています。
そして、この2本の配線は、脳の中で隣り合って存在しているんですね。
例えるなら、壁の中を並んで走る2本の電線のようなものです。片方がバチバチと漏電すると、隣の線にも影響が出てしまう。
だから、三叉神経が興奮すると、隣にある顔面神経にも影響が伝わって、アブミ骨筋が痙攣してしまうことがあるんです。
つまり、食いしばりや歯ぎしりなどで顎の筋肉が硬くなると、三叉神経を通じてアブミ骨筋にまで影響が出てしまうということなんですね。
ミネラル不足も見落としがち
そしてもう一つ、見落としがちな原因があります。
それがミネラル不足です。
筋肉の痙攣は、マグネシウムなどのミネラルが不足しているときにも起きやすくなります。
まぶたのピクピクも、疲れやミネラル不足の時に起きやすいですよね。
同じことが耳の中の筋肉でも起きるんです。
ですから、水分をこまめに摂ることが大切になります。
③耳のパチパチ・カチカチ音を止めたい!後頭部・首・顎の3つのセルフケア

今回のセルフケアでは、首から顔にかけての神経の興奮を落ち着かせて、筋肉の痙攣を起きにくくするということを目的に行います。
I. 後頭部のマッサージ

頭の付け根にある小さな筋肉群をほぐすマッサージです。
この筋肉が硬くなると、首の血流が悪くなり、神経が過敏な状態になりやすくなります。
顔面神経は、この筋肉のすぐ近くを通っています。

ここをほぐしてあげることで、神経の興奮を落ち着かせることができるんですね。

デスクワークの合間や、寝る前のリラックスタイムに行ってみてください。
II. 首の前側ストレッチ

首の前面から胸にかけて広がる薄い筋肉のストレッチです。
実はこの筋肉、顔面神経が動かしている筋肉なんです。
ストレスが溜まると、この筋肉が緊張して硬くなります。
すると、顔面神経の末端が引っ張られたり、首回りの緊張が高まったりして、痙攣が起きやすい状態になってしまうんですね。
ここは多くの方が見落としがちな、かなりの"盲点"です。

首の前面が気持ちよく伸びるのを感じながら行ってみてください。
III. 顎のマッサージ

顎のエラの部分にある筋肉のマッサージです。
食いしばりや歯ぎしりのクセがある方は、この筋肉がカチカチに硬くなっていることが多いです。
この筋肉が硬くなると、三叉神経が興奮しやすくなります。
そして、三叉神経と顔面神経は脳の中で隣り合っていますから、神経の興奮が顔面神経にも伝わって、アブミ骨筋の痙攣を引き起こしてしまうんですね。

特に、食いしばりのクセがある方はしっかりほぐしてあげてくださいね。
こちらのセルフケアは1日2回。
朝と晩の1回ずつを目安に取り組んでみてください。
あわせて、水分をこまめに摂ってミネラルを補給することもぜひ試してみてくださいね。
まとめ
耳の中からパチパチ・カチカチと音がするアブミ骨筋性耳鳴りについて解説しました。
この状態は、耳の中の小さな筋肉が痙攣することで起きていましたね。
原因としては、首から顔にかけての神経、具体的には顔面神経と三叉神経の問題が大きく関係していました。
セルフケアとしては
I. 後頭部のマッサージで、神経の興奮を落ち着かせる
II. 首の前側ストレッチで、首回りの緊張を緩める
III. 顎のマッサージで、三叉神経からの連鎖を断つ
この3つを一緒に試しましたね。
そして、水分補給によるミネラル摂取も大切でした。
まずは耳鼻科を受診して、専門的な検査を受けてくださいね。
これらの対策を続けても良くならない場合は、首や顔周りの歪みが深く関係している可能性があります。
その際は、当院の全身のゆがみを調整する施術がお役に立てると思います。
お悩みの方は、当院LINEからご相談ください。
監修:樋口亮太/柔道整復師
