腕の痛み

テニス肘が治らない!寝起きの右肘の痛みは"胃"が原因だった|40代女性の意外な原因と3つのセルフケア

テニス肘と診断されたけど、なかなか治らな...

朝起きた時に肘が痛くて家事がつらい...

自分でできるケアがあれば試した...

こういったお悩みはありませんか?

今回のブログをご覧になることで、テニス肘が治らない本当の原因と、自宅でできるセルフケアについて知ることができます。

お悩みの方の参考になりましたら幸いです。

皆さんこんにちは。

高槻市で整体院を営んでおります ユーカリ整体院 の樋口です。

このブログを書いたきっかけなんですけども、当院に来られた40代の女性から、

「2、3ヶ月前から右側の肘から腕にかけて痛みが出てきて、整形外科でテニス肘と診断されたんです...

と、お悩みの相談がありました。

 

詳しく聞いてみると、

「日によってはマシになるものの、特に朝起きた時の動作で必ず痛みが出るんです。スーパーのカゴを持ち上げたり、フライパンを使う時にも痛くて...

ということを教えていただきました。

毎朝のように肘が痛くて、家事をするのも一苦労...本当にストレスですよね。

今回は、この方のテニス肘の意外な原因と3つのセルフケアをお伝えしていきますので、一緒に解決していきましょう!

 

①テニス肘とは?寝起きに肘の外側が痛くなる原因

「テニス肘ってどういう状態なの?

「なんで朝に痛くなるの?

このような疑問に答えていきましょう。

テニス肘とは、肘の外側にある骨の出っ張り部分に痛みが出る状態のことを言います。

正式には上腕骨外側上顆炎(じょうわんこつがいそくじょうかえん)と呼ばれます。

難しい名前ですが、要するに「肘の外側にある骨と筋肉のつなぎ目が炎症を起こしている状態」です。

「テニス肘」という名前ですが、テニスをしていない方にもよく起きます。

特に、40代〜50代の女性に多いんですね。

物を持ち上げる時、雑巾を絞る時、フライパンを振る時など、手首を使う動作で痛みが出るのが特徴です。

 

そして今回のように、寝起きに痛みが強くなるケースも実はよくあります。

寝ている間に手首や肘が曲がった状態で固まってしまうため、朝の動き出しで痛みが出やすいんですね。

よく「年齢からホルモンバランスが原因で...」と言われることがありますが、これは症状が出る最後の一押しになっただけで、根本的な原因ではないことが多いんです。

では、根本的な原因はなにか。詳しく解説していきますね。

 

②原因は"胃"の歪み!テニス肘と体幹の筋肉の意外な関係

「テニス肘なのに、胃が関係している

実は、テニス肘は腕だけが問題になっていることは少ないんです。

多くの場合、体幹の筋肉がうまく使えていないことによって起きています。

 

体幹の筋肉と腕の関係

少し詳しく説明しますね。

体幹の筋肉というのは、お腹周りや背中の筋肉のことです。

例えるなら、体幹は「建物の土台」で、腕は「その上に建てた柱」のようなものです。

土台がしっかりしていれば、柱に余計な負担はかかりません。

でも土台がグラグラしていたら、柱が全部の重さを支えなければいけなくなりますよね。

 

体も同じで、体幹の筋肉がしっかり支えてくれているからこそ、腕に過度な負担がかからずに動けるんです。

ところが、この体幹の筋肉がうまく働かなくなると、腕だけで頑張らなければいけなくなります。

その結果、肘の外側にある筋肉に負担が集中して、テニス肘になってしまうんですね。

 

なぜ体幹の筋肉がうまく使えなくなるのか

今回の患者さんの場合は、胃の歪みが見つかりました。

簡単にいうと、胃の周りの筋肉が硬くなった状態です。

胃は食べ物を消化する臓器ですが、ここが硬くなると、まるで「お腹の真ん中にカチカチのボールが入っている」ような状態になります。

そのボールが邪魔をして、周りの筋肉がうまく動けなくなるんですね。

これが、体幹の筋肉が正常に機能しなくなる原因だったんです。

 

さらに、胃の歪みによって重心が右側に偏っていました。

胃って体の左側にありますよね。

これに負担をかけないようにするために、自然と右側重心になるんです。

それによって、右肘に負担がかかりやすくなっていたんです。

 

自覚症状がなくても歪みはある

ここで大事なポイントがあります。

この方は、胃に特別な不調を感じていたわけではないんです。

「胃が痛い」「食欲がない」ということはなかった。

歪みがあるということと、不調を感じているということはイコールではないんですね。

自覚症状がなくても、内臓の歪みが体のバランスを崩していくことがあるんです。

 

そして、この方の場合は咀嚼(そしゃく)の回数を増やすことも重要でした。

しっかり噛んで食べることで、胃にかかる消化の負担が減ります。

それによって、胃の周りの筋肉も落ち着いてくるんですね。

 

③テニス肘が治らない人必見!みぞおち・横隔膜・体幹の3つのセルフケア

今回のセルフケアでは、胃の周りから体幹の筋肉を活性化させて、肘への負担を減らすということを目的に行います。

 

I. みぞおち周りのマッサージ

胃のすぐ前にあるみぞおち周りの筋肉をほぐすマッサージです。

ここが硬くなっていると、胃の周りの筋肉がうまく動かず、体幹の力が入りにくくなります。

ほぐしてあげることで、お腹周りの筋肉が使いやすくなるんですね。

やり方

1. イスに座るか、仰向けに寝た状態で行います

2. 両手の指先を、みぞおち(胸の真ん中の骨の下あたり)に当てます

3. 息をゆっくり吐きながら、指先で小さな円を描くようにマッサージします

4. 気持ちいいと感じる強さで、30秒ほど続けます

5. 少しずつ指の位置をずらして、みぞおちの周り全体をほぐしていきます

お腹がふわっと柔らかくなる感覚があれば、うまくできている証拠です。

 

II. 横隔膜を使った呼吸エクササイズ

体幹の筋肉を動かすために、呼吸を使ったエクササイズです。

お腹の中にある横隔膜(おうかくまく)という筋肉は、呼吸をするための筋肉です。

例えるなら、お腹の中にある「天然のコルセット」のようなもので、呼吸だけでなく体幹を安定させる役割も持っています。

ここがしっかり動くようになると、胃の周りの筋肉も連動して働きやすくなるんですね。

やり方

1. 仰向けに寝て、膝を立てます

2. 片手をお腹の上、もう片手を胸の上に置きます

3. 鼻からゆっくり息を吸って、お腹を膨らませます。この時、胸はできるだけ動かさないように意識します

4. 口からゆっくり息を吐いて、お腹をへこませます

5. 吸う時は4秒、吐く時は8秒を目安に行います

寝起きの痛みが気になる方は、朝ベッドの上でそのまま行えるのでおすすめです。

 

III. 体幹のツイストエクササイズ

体幹をひねる動きを使ったエクササイズです。

お腹の横にある筋肉をしっかり使うことで、腕だけに頼らない体の使い方ができるようになります。

やり方

1. イスに座った状態で、背筋を伸ばします

2. 両手を胸の前でクロスさせます

3. 息を吐きながら、上半身をゆっくり右にひねります

4. ひねった状態で3秒キープします

5. 息を吸いながら、ゆっくり正面に戻します

6. 同じように左にもひねります

無理にひねりすぎず、気持ちいいと感じる範囲で行ってくださいね。

 

こちらのセルフケアは1日2回。

朝と晩の1回ずつを目安に取り組んでみてください。

あわせて、食事の時はいつもより意識して噛む回数を増やしてみてください。

よく噛むことで胃の負担が減り、体幹の筋肉が使いやすい状態に整っていきますよ。

 

まとめ

テニス肘が治らない原因として、今回は"胃"との意外な関係について解説しました。

テニス肘は、腕だけの問題ではなく、体幹の筋肉がうまく使えていないことで起きていましたね。

そして、体幹の筋肉がうまく使えなくなる原因が、胃の歪みにあったんです。

 

セルフケアとしては

I. みぞおち周りのマッサージで、胃の周りの筋肉をほぐす
II. 横隔膜を使った呼吸エクササイズで、体幹を活性化させる
III. 体幹のツイストエクササイズで、お腹の横の筋肉を使えるようにする

この3つを一緒に試しましたね。

 

そして、よく噛んで食べることで胃の負担を減らすことも大切でした。

テニス肘は、ホルモンバランスだけが原因ではありません。

今回のように、内臓の歪みから体のバランスが崩れていることも多いんです。

 

これらの対策を続けても良くならない場合は、体幹や内臓の歪みが深く関係している可能性があります。

その際は、当院の全身のゆがみを調整する施術がお役に立てると思います。

お悩みの方は、当院LINEからご相談ください。

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監修:樋口亮太/柔道整復師

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