家で過ごすことが増えて、体をあまり動かしていないと『肩がこるな~』と感じませんか?
私のことになりますが、体を動かさずに本の執筆作業が続いた時は、さすがに『肩がこるな〜』と感じました。
普段私は体を動かしながら働いているので感じることが少ないですが、デスクワークをされている方は大変な思いで働かれているんだなと思います。
そんな家で過ごすことが増えた毎日ですが、患者さんからは『頭が痛いです』という声が多くなりました。
なんでも多くが雨の日の前日くらいから痛みがでてきているようです。
これは気圧の変化と関係あるのではないか?と感じ、頭痛と気圧の関係や、肩こりからくる頭痛が多くなってきているのではないかと調べてみました。
最近『頭が痛いな〜』、『肩がこるな〜』と感じている方は今回のブログが参考になるかもしれません。
具体的に対処法・ストレッチに関しても解説しているので、最後までお付き合い下さい。
今回話す内容としては
①気圧の変化からくる頭痛
②肩こりからくる頭痛
③頭痛や肩こりの解消法
についてお話させて頂きます。
①気圧の変化からくる頭痛
雨が降る前日は頭痛になりやすいと聞いたことはありますか?
これは気圧が関係している可能性があります。雨が降る時は気圧が下がるからです。
気圧が下がった状態がどうして体に影響するか説明します。
例えば飛行機などで上空にいたり、標高が高い山などの気圧の低い場所にいるとポテトチップスが膨らみます。
このような感じですね。これが体の中でも同じ現象が起きています。
体の中が膨らむ状態(ガスが入るイメージ)になるので、血管や内臓が圧迫を受けます。
血管が圧迫を受けると血流が悪くなってしまいます。
分かりやすく言うと、ホース(血管)を握っている状態です。
水(血液)を流そうとしてもホース(血管)が圧迫を受けていれば、血液はしっかりと流れません。
血流が悪くなってしまうと、どうして頭痛が起きるのかということは次の章で解説します。
頭痛のことで言えば..
頭痛が起きる可能性が高い日を事前に知ることができるアプリがあります。
それが頭痛ーるというアプリです。
頭痛持ちの方の間では『結構当たる!』と人気だそうです。
事前に頭痛がくるのではないか知ることが出来れば、血流を良くするために体を温めたり、体が冷えないように着る服なども考えることが出来ます。
無料でアプリをダウンロード出来るので、今回初めて知った方は是非お試しください☟
https://apps.apple.com/jp/app/%E9%A0%AD%E7%97%9B%E3%83%BC%E3%82%8B/id602991338
②肩こりからくる頭痛
肩の筋肉が固まって、そこからしばらくしたら頭痛が出るという方も少なくないのではないでしょうか?
この肩こりからくる頭痛について説明します。まずはこちらをご覧下さい☟
この青色で示した部分(左右ありますが今回は後ろからみて右側)が肩の大きな筋肉です。
この筋肉は背中の肩甲骨にもついていれば、肩から頭の方まで伸びています。
筋肉が硬くなるとどうなるかというと、筋肉の中に入っている血管を圧迫します。
そしてこの肩の筋肉の中を通る血液は頭の中へ入っていきます。
血液の流れが悪くなってしまっていると頭の中に充分な血液が回らなくなるんですよね。
肩がこると筋肉の中を通る血液を圧迫しますが、気圧の所でもお話しました通り、体が膨張するようになると血液の流れが充分ではなくなります。
頭(脳内)が血液不足になると、血液の中に入っている酸素を充分に運べなくなります。
この脳内の酸素が不足している状態、いわゆる酸欠状態が頭痛の1つの原因だったのです。
なので、血液を充分に送るために
体を温めて血液の流れを良くする
肩周りのストレッチをして血液の流れを良くする
これらをすることによって頭痛や肩こりを改善出来る可能性があります。
体を温める方法は前回ブログで書きましたので、お時間ある際に確認してみて下さい☟
③頭痛や肩こりの解消法
血液の流れを良くするために温める方法を確認して頂けましたか?
続いては肩周りのストレッチやエクササイズです。
文字で説明するよりも動きで説明した方が分かりやすいと思ったので動画を参考にしてみて下さい☟
以上、肩こりからくる頭痛の解消法でした。
皆さんの参考になればと思います。
監修:樋口 亮太/柔道整復師