慢性的な肩こりがある…
なで肩を治したい…
こういったお悩みはありませんか?
今回のブログをご覧になることで、なで肩が原因の肩こりを解消することができます。
お悩みの方の参考になりましたら幸いです。
皆さんこんにちは。
高槻市で整体院を営んでおりますユーカリ整体院の樋口です。
このブログを書いたきっかけなんですけども、患者さんから、「慢性的に肩こりがあって困っているんです…」と、お悩みの相談がありました。
詳しく聞いてみると、「なで肩なのですが、これも関係するのでしょうか?」という疑問を教えていただきました。
なで肩というのは肩が下に落ちてしまっている状態のことですね。
この患者さんは、背負ったリュックが肩から落ちてしまうほどで、こういった部分も治したいようでした。
ですので、今回は、なで肩に特化したストレッチを紹介していきたいと思います。
話の内容はこちら
①あなたは大丈夫!? なで肩のセルフチェック方法
②肩こりでマッサージをしてはいけない理由
③なで肩に特化したストレッチ3選
それでは話を進めますね。
①あなたは大丈夫!? なで肩のセルフチェック方法
「私って、なで肩なの!?」
このように、自分が該当するのか分からないですよね。
なで肩は肩がだらんと下がった状態のことを言います。
このような姿勢になることで、今回の患者さんのように、リュックを肩にかけてもストンと落ちてしまうことがあります。
さらに、肩の筋肉が常に引っ張られている状態になるので、慢性的な肩こりの原因にもなってしまいます。
こちらのチェック方法をお伝えしますね。
ポイントは鎖骨の位置です。
鏡でご自身の姿を確認しながらチェックしてみてくださいね。
鎖骨というのは内側の方が下に下がっていて、外側(腕側)にいけばいくほど上に上がっていくのが正常な位置です。
しかし、なで肩になっているときは鎖骨の外側の位置が下がってしまいます。
もしも、鎖骨の内側と外側の位置関係が水平に近くなっているのであれば、なで肩の可能性があります。
いかがでしたか?
これが慢性的な肩こりの原因になってしまいます。
というのも、なで肩の場合は肩の筋肉をマッサージすることで、かえって肩こりが酷くなることがあるからです。
こちらの理由を解説しますね。
②肩こりでマッサージをしてはいけない理由
「肩のマッサージって逆効果なの!?」
もちろん、全ての肩こりがそうなるわけではありませんが、なで肩の場合は逆効果になります。
というのも、なで肩というのは肩が下がっている状態。
肩の筋肉が引っ張られていることになります。
本来、マッサージというのは“筋肉を緩める”であったり、“筋肉を伸ばす”という目的があるはずです。
しかし、筋肉が引っ張られているときに伸ばしても…ということです。
ただ、一時的には老廃物が流れることによって、症状が楽になることあるので分かりにくいですよね。
根本的に肩こりを解消しようと思えば、なで肩の原因になる筋肉を緩めるということが大切になります。
その大きなポイントが2つあります。
1.胸の筋肉
胸の筋肉が硬くなることによって、肩が内側に巻いてしまう“巻き肩”になります。
これは単に肩が内側に巻いているだけではありません。
胸の筋肉の硬さに引っ張られることによって、肩が“内側かつ下側”に引っ張られるのです。
ですので、巻き肩となで肩がセットになって起こる場合がほとんどなんですね。
2.骨盤の位置
骨盤の位置が後ろに倒れる姿勢になると、背中が丸くなってしまいます。
すると、先ほどのように肩が内側に巻いてしまう姿勢になってしまいます。
ですので、胸の筋肉を緩めるだけでなく、姿勢を作る土台となる骨盤の調整が必要な場合があります。
以上、2つの大切なポイントをお伝えしました。
続いては、これらのことを考慮した上で、なで肩に特化したストレッチを試してみましょう!
③なで肩に特化したストレッチ3選
ストレッチでは
胸の筋肉を緩める
骨盤の位置を整える
ということを目的に行います。
動画を見ながら一緒にストレッチができるように作っていますので、ぜひ一緒に試してみてください。
↓(ストレッチは動画の2分51秒〜)
こちらのストレッチは1日2回。
朝と晩の1回ずつ試してみてください。
まとめ
なで肩が原因の慢性的な肩こりを解消する方法を解説しました。
なで肩のセルフチェックは鎖骨の位置がポイントでしたね。
さらに、原因から解決していくためのストレッチを一緒に試しました。
これらの対策を続けても、なで肩が原因の肩こりが解消されない場合は、今回紹介した胸の筋肉や骨盤の位置以外にも、その他の体のゆがみがある可能性があります。
その際は、当院の全身のゆがみを調整する施術がお役に立てると思いますので、お悩みの方は、当院LINEからご相談ください。
監修:樋口亮太/柔道整復師