子供がボーッとするときに斜視になる…
子供のためにも治してあげたい…
こういったお悩みはありませんか?
今回のブログをご覧になることで、子供の外斜視の治し方について知ることができます。
お悩みの方の参考になりましたら幸いです。
皆さんこんにちは。
高槻市で整体院を営んでおりますユーカリ整体院の樋口です。
このブログを書いたきっかけなんですけども、患者さんから、「子供がボーッとしているときに斜視になっているんです…」と、お悩みの相談がありました。
詳しく聞いてみると、「眼科では様子をみましょうと言われたのですが、今できることをしてあげたいんです。」ということを教えていただきました。
大切なお子さんの成長のことを考えると、親御さんも心配になりますよね。
今回の患者さんは2歳の女の子なのですが、当院で通院をしてからは回復まで至って、喜びの声までいただけました。
それがこちらです↓
では、どうして斜視が回復するまでに至ったのか。
こちらを詳しく解説していきますので、お悩みの親御さんは参考にしてくださいね。
話の内容はこちら
①ボーッとすると斜視になる間欠性外斜視ってなに?
②斜視による目の動きと関係する姿勢の重要性とは
③親ができる子供の斜視を改善に導くとっておきの対策
それでは話を進めますね。
①ボーッとすると斜視になる間欠性外斜視ってなに?
「斜視が治るのか心配…」
このように考えて眼科を受診したのではないでしょうか。
「これで手術と言われたらどうしよう…」
このような心配もありますよね。
しかし、すぐに手術を勧められるようなことはありません。
まずは、様々な検査や対策から試してみることになります。
斜視というのは片目は正面を向いていても、もう片目が違う方向を向いてしまっている状態のことを言います。
外側に向いているのであれば“外斜視”
内側を向いているのであれば“内斜視”
また、今回のような、場合によって斜視になることを間欠性斜視(かんけつせいしゃし)と言います。
この斜視というのはカメラのレンズで例えると分かりやすいです。
普通、カメラのレンズは常に同じ方向を向いて、同じものに焦点を合わせます。
しかし、斜視がある場合は、2台のカメラのうち1台のレンズが別の方向を向いているようなものです。
正しく向いているカメラは、見たい対象物にしっかりと焦点を合わせていますが、斜めを向いているカメラは、見たい対象物とは別の方向を向いています。
そのため、見たいものがずれて見えたり、2つに見えたりします。
これを防ぐために、脳が斜めを向いている目の情報を無視することがあり、これが斜視の影響で視力が低下する原因にもなります。
ですので、子供のうちから治してあげたいものです。
しかし、ご安心ください。
子供の視力というのは、3歳から5歳くらいにかけてまで成長します。
この成長の過程で斜視が治っていく場合があるんです。
眼科ですぐに手術を勧められないのも、このためですね。
では、放置していても良いかと言われると、そうではありません。
私は整体師なので、眼科とはまた別角度から、解決の糸口が見つかる場合があります。
それには“姿勢”が深く関係しているんです。
こちらの内容について詳しく解説しますね。
②斜視による目の動きと関係する姿勢の重要性とは
「斜視と姿勢って関係するの!?」
このような疑問があると思います。
子供の斜視の場合は、お母さんのお腹の中にいたときから出産のときまでが関係します。
例えば、臍の緒が首に巻きついていたり、お腹の中で窮屈な姿勢になっていたり、出産のときに吸引分娩で頭を引っ張ったり…
このようなことで姿勢に変化が出ることがあります。
目というのは脳からの信号で働いています。
ここで、電源コードを想像してください。
電源コードがきれいに伸びていると、電気がスムーズに流れて家電製品が正常に動きますよね。
まっすぐな電源コードというのは良い姿勢と同じです。
神経の通りが良く、脳から目への信号もスムーズに伝わります。
これにより、目の機能が正常に保たれます。
一方、ねじれた電源コードでは姿勢が悪くなっているのと同じです。
首や背中が歪んでいると、神経の通り道が圧迫され、信号がうまく伝わらなくなります。
神経の信号がうまく伝わらないと、目の機能に影響を及ぼし、視力低下、成長の妨げの原因となることがあります。
ですので、姿勢を整えることが大切なんですね。
しかし、2歳や3歳の子供に姿勢のことを言っても理解ができずに聞いてもらえません。
当院では、ソフトに触れる程度の刺激で姿勢を整えて、神経の働きをよくする施術があります。
お悩みの親御さんは、当院までご相談くださいね。
また、自宅でも親御さんができる対策があります。
こちらを試すと、視力の回復を助けることにもなりますので、ぜひ試していただきたいです。
こちらの方法をお伝えしますね。
③親ができる子供の斜視を改善に導くとっておきの対策
忙しい親御さんでも簡単にできる対策
1.目のまわりを刺激する
神経というのは刺激に反応します。
ですので、目のまわりを指で軽くトントンと刺激してあげるようにしましょう。
日中は触らせてくれないと思うので、寝ているときなどに軽く刺激してあげましょう。
1分程度で結構なので、続けてみてくださいね。
2.あらゆる方向から興味あるものを見せる
お子さんが興味あるものは何ですか?
子供が興味あるものというのは目で追いかけたくなるものです。
このときに眼球が動きますので、神経に刺激が入って発達しやすくなります。
注意していただきたいのは、目の動きを優先しているかどうかです。
場合によっては、目の動きよりも体を動かすことを優先して、物を見ようとすることがあります。
特に、外斜視であれば、内側に眼球を動かすことが苦手になるでしょう。
あくまでも、“目の動きを良くする”ということが目的なので、お子さんの動きをしっかり確認してくださいね。
以上、親御さんでも簡単にできる対策をお伝えしました。
参考になったでしょうか?
この度の内容が少しでも参考になりましたら幸いです。
まとめ
子供の斜視、“間欠性外斜視”の治し方について解説しました。
まずは、眼科で検査やアドバイスを受けるようにしてくださいね。
その後は別角度からのアプローチとして、整体師ならではの意見を述べさせていただきました。
斜視は姿勢との関係が深く、お母さんのお腹の中にいたときから出産のときまでの環境も影響するいるということでしたね。
また、親御さんでも簡単にできる対策をお伝えしました。
それが
1.目のまわりを刺激する
2.あらゆる方向から興味あるものを見せる
当院ではソフトな刺激で調整する、安心で安全な施術があります。
お悩みの場合は、当院LINEからご相談ください。
監修:樋口亮太/柔道整復師