朝起きたら腰が痛い。
しばらく動いていると腰の痛みが消える
ほとんど毎朝腰が痛い..
という方は今回のブログが参考になると思います。是非最後まで読んでみてくださいね。
朝起きる時に体がだるくて、腰まで痛くなると辛いですよね..
と言うのも患者さんから「朝起きたら腰が痛い!でも起きてから体を動き出すと、いつの間にか痛みがなくなってるんです。なんでですか?」という質問を頂きました。
このような疑問を持っている方も多いかと思います。
今回はこの不思議について解説をさせていただきます。
話の構成は
①朝起きたら腰が痛いのは血流が大きく関係していた!?
②腰痛と感情の関係について
③朝起きる時の腰痛が改善され、スッキリ起き上がるためには
です。では話を進めましょう。
①朝起きたら腰が痛いのは血流が大きく関係していた!?
朝起きる時に腰が痛くて、次第に痛みがマシになる現象は血流が大きく関係している可能性があります。
寝ている時、寝返り以外は体を動かしませんよね。
ここまでなら血流が関係しているとは言いにくいのですが、体を動かしていると痛みがマシになってくるということは血流が良くなったから軽減しているのではないか?と考えることができます。
この血流が悪くなってしまう原因はいくつか考えられます。
運動不足になっていないか
寝る時に体が冷えていないか
マットレスが自分の体に合っているものか
などです。
もし朝起きた時に痛みがあり、それが血流に関係するものであれば、これらの項目を見直してみると良いでしょう。
②腰痛と感情の関係について
特に腰痛と関係が深いのが内臓になります内臓は腰骨の前側に位置しています。
体が冷えて血流が悪くなったりすると内臓の動きにも影響します。ここからは東洋医学の話になります。
東洋医学では感情と臓器には繋がりがあると言われています。
怒り=肝臓
喜び=心臓
思い悩む=脾臓
悲しみ=肺
恐れる=腎臓
といった具合です。
これは感情から臓器の動きに影響を与えることもあれば、逆に臓器の動きから感情に影響を与える場合があります。
簡単に言うと、例えば自分が誰かに怒るような出来事が多く続いたとします。
すると腰痛が出てきた..ということがあります。
一概に怒りから腰痛に繋がったとは言えませんが、このようなケースは結構多くあります。特に
怒り=肝臓
と
恐れる=腎臓
は腰痛に多いパターンです。
施術中にも臓器の動きをみていますが、肝臓の動きが悪くなっている方に対して
「最近何かに対してものすごく怒るような出来事がありましたか?」と聞くことがあります。
そうすると結構当たっていて、話をしてくれることがあります。
あとは本人が気付いていないケースもあります。
先程のように質問をした時に「いやないですね!」と言われることもあります。
これは初診の方に多い傾向なのですが、だいぶ前の強い出来事で、それがトラウマとなって残っていることがあるんです。
施術が終わると、その過去について話してくれることもあります。
東洋医学と聞くと、どこかフワッとしたように感じることもあるとは思いますが、こんなことがあるんだな〜くらいで考えてもらえると幸いです。
③朝起きる時の腰痛が改善され、スッキリ起き上がるためには
朝起きた時の腰痛を改善するためには血流を良くすることと言いました。
血流を良くするためには
運動不足になっていないか
寝る時に体が冷えていないか
マットレスが自分の体に合っているものか
これらを見直して見てください。
そして+αで東洋医学を取り入れてみるのも良いと思います。特に腰痛なら
最近怒るような出来事はないか
不安や恐れが何かあるのではないか
と一度自問自答してみましょう。
自分の抱えているものを認識するだけで感情をコントロールしやすくなります。これを実践したのが瞑想です。
瞑想の方法についてはInstagramで解説しておりますのでチェックしてみて下さい
⇩
https://www.instagram.com/p/CD4rs9Bl3q-/?utm_source=ig_web_copy_link
是非お試し下さい。最後に腰に負担がかからないベッドからの起き上がり方について解説します。
朝ベッドから起き上がる時に正面から腹筋を使って起き上がっていませんか?
実はこの起き上がり方は腰骨を大きく動かすため腰に負担がかかりやすい起き方になります。腰に負担をかけないためには
①まずは横を向く
⇩
②ベッドに手をつき、足をベッドから出す
⇩
③手の力と足の振り子を使って起き上がる
⇩
こうすると腰に負担をかけないで起き上がることが出来ます。是非お試し下さい。
これらを試しても痛みや不調がある場合は当院がお役に立てると思います。お気軽にご相談ください。
監修:樋口亮太/柔道整復師