家族に寝ているときに息が止まっていると言われた…
病院で睡眠時無呼吸症候群と診断された…
日中に眠気が襲うほど、熟睡ができていない…
こういったお悩みはありませんか?
今回のブログをご覧になることで、睡眠時無呼吸症候群を根本的に解決できるかもしれません。
お悩みの方の参考になりましたら幸いです。
皆さんこんにちは。
高槻市で整体院を営んでおりますユーカリ整体院の樋口です。
このブログを書いたきっかけなんですけども、患者さんから、「寝るときに無呼吸になるようで、CPAPが外せません…」とお悩みの相談がありました。
詳しく聞いてみると、「良いものなのですが、CPAPが外れる音で目が覚めてしまうんです…」ということを教えていただきました。
また、よく眠れていないからなのか、車を運転するときに眠気がきて危ないとのこと。
このように睡眠に影響するのを治していきたいですよね。
しかし、CPAPをつけるように指導されている…
今回は、睡眠時に無呼吸になってしまう原因から対策までをお伝えします。
これで改善されるのであれば、CPAPをつける必要もなくなり、さらに睡眠の質を高められそうですよね。
すると、翌朝のスッキリ感から家事や仕事も頑張れるのではないでしょうか。
詳しく解説してきますので、一緒に解決していきましょう!
話の内容はこちら
①睡眠時無呼吸症候群はどうして起きるの?
②睡眠障害やいびきの原因にもなる意外な原因と対策
③寝る前にやってみて!睡眠をサポートするストレッチ3選
それでは話を進めますね。
①睡眠時無呼吸症候群はどうして起きるの?
「家族から寝ているときの無呼吸を心配された…」
「寝て起きても体がスッキリしない…」
このような症状について解説します。
睡眠時無呼吸症候群とは、睡眠時に呼吸が一時的に止まる症状のことです。
このように無呼吸状態が続くことによって起きる症状が
いびき
息苦しさ
夜中に目が覚める
夜間頻尿
翌朝の体のだるさ
では、どうしてこのような無呼吸状態が続いてしまうのでしょうか?
これは大きく分けて2つのタイプがあると言われています。
それが
1.閉塞型(物理的な問題)
2.中枢型(循環器系などの問題)
それぞれの内容を説明します。
1.閉塞型(物理的な問題)
これが最も一般的なタイプで、気道が物理的に閉塞することによって起きます。
例えば、肥満や舌の位置、姿勢などの影響が考えられます。
2.中枢型(循環器系などの問題)
脳が適切に呼吸を指令できないことで起こるタイプです。
極めて稀ですが、心臓などの循環器系の病気が原因で、呼吸のリズムが乱れてしまう場合があります。
もし、この場合であれば、私がお伝えする内容では改善が見込めません。
以上の2つのタイプがあります。
今回は最も多いタイプである、“閉塞型”に対するアプローチです。
「今すぐ痩せなさい!」という内容ではありませんので、ご安心ください。
②睡眠障害やいびきの原因にもなる意外な原因と対策
気道が塞がってしまうのには理由があります。
また、いびきや歯軋り、食いしばりなどのきっかけにもなってしまいます。
その原因というのが、“ストレートネック姿勢”です。
ストレートネックというのは顔を前に突き出す姿勢のことで、頭の重みで首に負担がかかるのが特徴です。
では、どうしてこれが気道を塞いでしまうのか。
皆さんは、車の運転免許をとる際に“応急救護の訓練”をしなかったですか?
あの、気道を確保して心臓マッサージをするというあれです。
あの時のことを思い出してほしいのですが、気道を確保するときの姿勢がありましたよね。
あれって、顎をあげて頭を後ろに反らすような姿勢だったと思います。
ここまでする必要はないのですが、ストレートネックの姿勢というのは、気道を確保する姿勢とは“真逆”の姿勢なんですね。
ですので、姿勢によって気道が塞がりやすくなっているということなんです。
この時に注意しなければいけないのは、“枕の高さ”です。
枕が高いと、ストレートネックの姿勢を助長して気道が塞がりやすくなります。
反対に、枕が低すぎると、舌が喉に落ち込みやすくなることがあります。
まずは自分の首にフィットする枕を見つけるのが先決です。
ですが、これって難しいんですよね…
とは言いながらも、枕選びから考えつつ、ストレートネック姿勢を改善していく必要があります。
実は、“ストレートネックというのは首だけが原因ではありません”
というのも、意外な原因からストレートネックになっていることがあるんです。
そんな原因になりやすい部分から解決に導くストレッチを用意しました。
一緒に試してみましょう!
③寝る前にやってみて!睡眠をサポートするストレッチ3選
ストレッチでは、“気道を塞ぐ原因となるストレートネックを解決する”ということを目的に行います。
ストレートネックを解決するためには原因となる部分からアプローチしなければいけません。
そんな原因を意外な方法でストレッチするやり方です。
1.足指のグーパー体操
2.呼吸筋のセルフケア
3.首の前側ストレッチ
詳しい動きなどは動画で解説しています。
動画を見ながら一緒にできるように作っていますので、ぜひ一緒に試してみてください。
↓(ストレッチは動画の3分53秒〜)
こちらのストレッチは朝と晩の1回ずつ、特に寝る前は十分に行ってくださいね。
まとめ
睡眠時無呼吸症候群を根本的に解決するための方法を解説しました。
今回は閉塞型(物理的な問題)に対するアプローチ方法であって、気道を塞ぐ原因がストレートネックにあるということでした。
正しい枕選びは難しいですが、ご自身の首にフィットする枕を探しつつ、ストレートネックを解決する対策が必要です。
そのためのストレッチ方法を一緒に試しましたね。
これらの対策を続けても、睡眠時無呼吸症候群がなかなか改善されない場合は、首だけではなく、その他の体の歪みが関係している可能性があります。
その際は、当院の全身のゆがみを調整する施術がお役に立てると思います。
お悩みの方は、当院LINEからご相談ください。
監修:樋口亮太/柔道整復師