最終更新日:2026年7月2日

履くだけで足の歪みが整う、そんな不思議なサンダルがあるんです。
今回は、足の専門家である城東整骨院の山岡洋祐先生をゲストにお招きし、開発された歩行ケアサンダルについてお話を伺いました。
このサンダルは、足先に傾斜がついた特徴的な構造で、家にいながら足のバランスを整えられるように作られています。
きっかけは、大阪城公園を走るランナーさんたちの「治っても長い距離を走るとまた痛くなる」という悩みでした。
ポイントは、これまで見落とされがちだった足の外側のアーチ。
実際に私が履いてビフォーアフターを体感した様子もご紹介します。
詳しく解説していきますので、ぜひ最後までご覧ください。
この記事を書いた人

ユーカリ整体院 院長 樋口 亮太
資格 - 柔道整復師
臨床経験15年以上
めまいや頭痛を専門的に施術
◇ ◇ ◇
皆さんこんにちは。
高槻市で整体院を営んでおります ユーカリ整体院 の樋口です。
今回は、私が整体院を開業する前から、セミナーなどでお世話になっている山岡洋祐先生にお越しいただきました。
山岡先生は、大阪市城東区で城東整骨院を開院されている、とても造詣の深い先生です。
ご紹介いただくのは、ご自身で開発された「歩行ケアサンダル」。
私自身も愛用していて、履いたその場で体のバランスが整う感覚があり、家に1つあるだけで重宝しています。

① 歩行ケアサンダルとは|“履くだけ”で足を整える傾斜構造

歩行ケアサンダルは、ひとことで言うと家でできる足のケアアイテムです。
一番の特徴は、足先の部分、特に小指側がぐっと盛り上がった独特の傾斜構造です。
外に出るときに使うインソールはよくありますが、家の中で履いて体を整えられるものは、なかなかありません。
このサンダルを履いて、その場で足踏みをするだけでも、足のバランスが整っていくんですね。
② なぜ生まれた?ランナーの悩みから生まれた商品

このサンダルが生まれた背景には、ランナーさんたちの悩みがありました。
山岡先生の城東整骨院は大阪城公園の近くにあり、マラソンランナーの患者さんがとても多かったそうです。
ランナーさんからは、「治療してもらって良くなったけれど、20kmを超えるとまた痛くなる」といった、一段深い悩みが寄せられていました。
そこで山岡先生は、フォームを撮影したり、中敷きを研究したりと、試行錯誤を重ねます。
その中で、足先に傾斜をつけた台(ドアストッパーのような三角形)の上で背伸びをすると、足が整うことに気づいたそうです。
「これを、もっと手軽に毎日の生活の中でできるようにできないか」
その思いから、傾斜構造を組み込んだこのサンダルが生まれました。
作ってくれる工場がなかなか見つからず、何件も断られながら形にした、こだわりの一足なんですね。
③ 足のアーチの秘密|3点支持と「外側のアーチが先」

ここで、足の「アーチ」について少しお話しします。
足には、内側のアーチ(いわゆる土踏まず)、外側のアーチ、そして指の付け根を横に結ぶ横アーチがあります。

親指・小指・かかとの3点で支える構造は、実はとても安定して強いんですね。
たとえるなら、3本脚の三脚が安定するのと同じです。
山岡先生いわく、東京タワーは4点ですが、スカイツリーは3点で支える構造なのだそうです。
この3点がしっかり働くと、立ったり歩いたりが効率よくできるようになります。
実は「外側のアーチ」が先だった
これまで足のアーチというと、内側の土踏まずばかりが注目されてきました。
ですが山岡先生によると、外側のアーチがとても大切なのだそうです。
歩いたり立ったりするとき、内側の土踏まずが働くためには、先に外側のアーチが使われる必要があるんですね。
いわば、足を働かせるスイッチが外側にあるというイメージです。
サンダルの小指側が盛り上がっているのも、山岡先生が作られた「小指が分かれた靴下」も、この外側のアーチを目覚めさせるためなんですね。
④ こんな方におすすめ|足の不調・運動のパフォーマンスに

このサンダルは、どんな方に向いているのでしょうか。
まずは、かかとや膝が痛い、姿勢が気になる、足が疲れやすい、といった足にトラブルを抱えている方です。
意外なところでは、野球をされる方にも好評だそうです。
軸足が安定し、関節がはまって体重移動がしやすくなるため、プロ野球選手が投球練習に取り入れることもあるそうです。
足の不調がある方はもちろん、運動のパフォーマンスを上げたい方にも役立つ一足です。
⑤ 使い方|1日5〜10分、歯磨き感覚で

使い方には、大切なポイントがあります。
まず、履くときはつま先を内側(まっすぐ)に向けることです。
つま先が外を向いてしまうと、かえって足のバランスが崩れてしまうので注意してくださいね。
使い方その1|つま先まっすぐで足踏み

やり方
1. つま先がまっすぐ前を向くようにサンダルを履きます
2. つま先が外に向かないように意識します
3. その場で足踏みをします
使い方その2|つま先立ちでかかと上げ

やり方
1. 壁に軽く手をつき、つま先をまっすぐにします
2. かかとをできるだけ高く上げて、つま先立ちになります
3. 親指側でしっかり下に押し込むようにします
4. ゆっくり下ろし、これをくり返します
使う時間は、1日5〜10分ほどで十分です。
2〜3時間も履き続けると、かえって足を痛めることがあるので避けてください。
歯磨きのように、毎日のリセット習慣として取り入れるのがおすすめです。
最初は2日に1回・5分ほどから始めて、慣れてきたら習慣にしていきましょう。
週に2〜3回でも、効果は十分に持続するとのことでした。
⑥ 実演レビュー|履く前後で“軸”はどう変わった?

対談では、私が実際にサンダルを履く前と後で、体の軸がどう変わるかをチェックしていただきました。
ビフォー(サンダルなし)

片足立ちや、体を押される検査をしてみると、右足の軸が弱いことがはっきり分かりました。
体をひねる動きも、右側が回りにくい状態でした。
アフター(サンダル使用後)

2つの使い方を行ったあと、同じ検査をしてみます。
すると、押されても力がしっかり入り、体のひねりもスムーズに回るようになりました。
自分でも、最初は力が抜ける感覚だったのが、後ではしっかり力が入る感覚に変わったのが印象的でした。
山岡先生いわく、積み木と同じで、下からしっかり積み上がっていると、ロスなく力が伝わるとのこと。
1回でも変化は出ますが、1日1回でも続けることで、整った状態が当たり前になっていくそうです。
▼ 動画でのご視聴はこちら ▼
まとめ
今回は、城東整骨院の山岡洋祐先生をお招きして、「歩行ケアサンダル」についてお話を伺いました。
ポイントを整理すると
- 足先の傾斜構造で、家にいながら足のバランスを整えられる
- 鍵は、これまで見落とされてきた「外側のアーチ」を目覚めさせること
- 使い方は1日5〜10分、歯磨きのようなリセット習慣がおすすめ
このような内容でした。
足の不調や姿勢が気になる方、運動のパフォーマンスを上げたい方に、体の土台から整えるサポートとして役立つ一足だと感じています。
体の歪みそのものを整えたい方は、ぜひ一度当院にもご相談ください。
足元から、一緒に体を整えていきましょう。
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監修:樋口亮太/柔道整復師
