夏の冷えで腰が痛くなっていませんか?
夏に冷え対策をするだけで腰痛を予防・対処することが可能です。
職場が寒い!スーパーに行くと寒い!と感じて過ごしていませんか?
今回のブログは、腰痛をお持ちの方が参考になる内容となっております。
是非最後まで読んでみてください。
皆さんこんにちは。
この前スーパーに買い物に行くと、結構冷えているな〜と感じました。
毎日スーパーに行かれる方は大変ですよね。
患者さんからは「職場やスーパーのクーラーが寒くてつらい!」ということを言われることが多くなりました。
この時期には腰痛が多くなります。
その原因と対処法を今回はお話します。
話の構成は
①夏の冷えで腰痛は多くなる!?
②冷え対策が出来ていますか?
③夏の冷えからくる腰痛の対策とは
になります。それでは解説していきます。
①夏の冷えで腰痛は多くなる!?
冷えは万病の元と言いますが、夏の冷えは【腰痛】と関係します。
まずは夏に冷えやすい原因を考えてみました。
スーパーの生鮮食品売り場
職場(空調調整が出来ないところ)
冷たい飲み物
旬の食べ物を多く摂ること
クーラー
アイスクリーム
などなどです。
その理由に“内臓”が関係します。
難しい話は割愛しますが、冷えることによって内臓の動きが悪くなってしまいます。
内臓は腰の前側に存在し、腰と強い繋がりがあるため、腰痛になることがあります。
腰痛のほとんどは原因が分からないとされていますが、身体をみていると内臓の動きが影響して腰痛が出ているパターンが50%以上もあります。
これからお伝えする対策を実践すれば、腰痛が予防できたり、解消される可能性があります。
②冷え対策が出来ていますか?
皆さんは冷えの対策はされていますか?
私が実践していることをふまえて話します。
根野菜を摂る
夏が旬の野菜などは暑い夏で身体が火照っているのを冷ます作用があります。
もちろん熱中症対策にも効果的なので、全く摂るな!と言っている訳ではありません。
摂りすぎれば身体を冷やしてしまう可能性があるということです。
そこで根野菜を摂るようしてみてはいかがでしょうか。
根野菜とはイモやゴボウ、ニンジンなどの野菜のうち、土壌の中にある部分を食用するものです。
これらは身体を温める作用がありますので、身体が冷えやすいと感じておられる方は積極的に摂ると良いでしょう。
冷たい飲み物やアイスクリームなど
冷たい飲み物を飲みたいとは思いますが、なるべく常温で飲む方が内臓に負担がかかりません。
アイスクリームに関しては【週に何回食べるか】を決めておくのが良いでしょう。
風呂後に毎日食べるのが日課だ〜!という方..すみません。
スーパーや職場(空調管理が出来ないところ)
オススメするのは“腹巻”です。
お腹を冷やさずに保温することができますので、私は寝る時も着用しております。
理由は朝と夜では気温が大きく変わるからです。
朝型少し冷えた時にお腹まで冷やさないように、腹巻をすることをオススメします。
これらを実践することによって冷えを予防することが出来ます。
是非お試し下さい。
③夏の冷えからくる腰痛の対策とは
冷えの影響で内臓の動きが悪くなると話しました。
その上で
長時間椅子に座らないようにする
椅子に長時間座ると股関節のところから足にかけて血液の循環が悪くなってしまいます。
血液は全身を巡っています。
1箇所循環が良くないところがあると、それは全身にも影響しています。
よって、動作を一定にしないことが大切です。
30分座り続けるのであれば、30秒でも構いません。少し立ち上がり、軽く足踏みをして循環が滞らないように意識しましょう。
適度な運動を心掛ける
血液の循環を良くするために大切なのが“運動”です。
運動といっても軽いもので大丈夫です。
外は暑いので、室内で軽い運動やジムなどを利用するのも良いかもしれません。
私は早朝の散歩をオススメします。
早朝は気温がそこまで高くないですよね。
軽く汗をかき、その後家に帰ってシャワーを浴びると1日の良いスタートを始めることが出来ます。
足ツボを押してみる
足ツボの中でもオススメのポイントがあります。
それは “湧泉”(ゆうせん)というツボです☟
これは足指をぐっと握りこんだ時に1番深く落ち込むところです。
そこに対して指などで気持ち良いなと感じる程度に押してみてください。
(強く押しすぎないように注意してくださいね。)
そうすることで冷えが改善されます。
是非お試し下さい。
これらを試しても腰痛が良くならない場合は、身体の自然治癒力が追いついていないか、他に原因となる歪みがある可能性があります。
その際は当院にご相談ください☟
監修:樋口亮太/柔道整復師