足の裏が熱くなって寝られない…
こうしたお悩みはありませんか?
今回のブログをご覧になることで、足の裏が熱くて寝られない症状を解消することができます。
お悩みの方の参考になりましたら幸いです。
皆さんこんにちは。
高槻市で整体院を営んでおりますユーカリ整体院の樋口です。
このブログを書いたきっかけなんですけども、患者さんから、「夜になると足の裏が熱くなって寝ることができないんです…」と、お悩みの相談がありました。
詳しく聞いてみると、「夏の夜は、特に感じやすくなるんです…」ということまで教えていただきました。
今回のブログでは、このような症状のメカニズムと原因、対処法まで解説していきます。
話の内容はこちら
①足裏が熱くなる身体のメカニズム
②バーニングフィート症候群5つの原因
③足裏の熱さがスーッと引く対処法
それでは話を進めますね。
①足裏が熱くなる身体のメカニズム
足裏が熱くなって寝られない…
このような状態になる身体のメカニズムを解説します。
このように、就寝時に足首より下側の部分が熱くなる症状のことをバーニングフィート症候群と呼びます。
日本語読みでは灼熱脚(しゃくねつあし)症候群。
この症状を聞くだけで、足が熱くなってしまうんだなということが分かりますよね。
ではどうして、このように足が熱くなってしまうかというと、血管の作用が大きく関係します。
というのも、血管が広がるときに足裏の熱さを感じるようになります。
このように血管が広がる理由は、身体に溜まった熱を外に出すためです。
特に、夏場は寝るときでも熱いですよね。
さらに、寝る前というのは、日中に活動して溜まった熱を外に出さなければいけません。
ほら、赤ちゃんも眠たくなると身体が熱くなりますよね。
あれと同じで、睡眠前は身体の熱を外に出すために一時的に体温が上がり、睡眠中は体温を低く保つという作用があります。
この熱を外に出すために血管を広げることで、足裏に熱さを感じるようになるんですね。
ですので、この血管の広がりをコントロールすることが、バーニングフィート症候群を治す鍵となります。
まずは、考えられる原因をお伝えしますね。
②バーニングフィート症候群5つの原因
バーニングフィート症候群の原因は5つあります。
それぞれ解説しますね。
1.病気の副作用
例えば、体温を調整する働きがある甲状腺の機能が低下していたり、糖尿病などが隠れている場合があります。
こうした場合では、対処法などを試しても根本的に症状を解消することができません。
まずは、医療機関を受診してください。
2.室温の高さ
室温が高くなっていると、身体が熱くなりやすくなります。
睡眠の理想は、寝る90分前に体温を上げて、徐々に体温を下げていくことが大切になります。
ある程度、クーラーやサーキュレーターなどで快適な温度を保つ必要があります。
寝室に入る前にはクーラーで快適な温度を作ってみてください。
3.栄養の偏り
神経の興奮を下げる働きがある、ビタミンBやマグネシウムなどが足りていない可能性があります。
そうすると、リラックスすることが難しくなり、本来は感じない足裏の熱さまで敏感に感じるようになります。
食事から2つの栄養素を積極的に摂取するようにしましょう。
4.自律神経の乱れ
血管を広げたり、縮めたりするのは自律神経の働きです。
自律神経が乱れていると、血管の作用までコントロールできなくなってしまいます。
日中には姿勢を一定にするのではなく、少しでも姿勢を変えることで、自律神経の乱れを予防しましょう。
5.足の血行不良
足の血行が悪くなっていると、身体が足先に血液を流そうとします。
そうすると、血液が足に集中してしまうことで、足裏が熱くなってしまいます。
日中には足の指を動かすように意識して、血行不良を防ぎましょう。
以上の5つになります。当てはまる項目はありましたか?
続いては、バーニングフィート症候群を対処する方法をお伝えします。
③足裏の熱さがスーッと引く対処法
バーニングフィート症候群を解消するためにしなければいけないことを2つに分けてお伝えします。
それが
寝る前のストレッチ
寝るときに行う対処法
寝る前にストレッチをする理由は、筋肉を緩めて血流を良くすることで、溜まった熱を身体の外に出すためです。
(こちらは寝る90分前がおすすめです)
ストレッチをしている間に、寝室を適温に冷やしておくと良いでしょう。
さらに、寝る直前には血管を引き締めるように対処することで、足裏が熱くなるのを防ぐことができます。
ストレッチは動画を見ながら一緒にできるように作っていますので、ぜひ一緒に試してみてください。
↓(ストレッチは動画の3分44秒〜)
続いては、寝る前に行う対処法です。
寝るときには、血管を広げないようにすることが必要でした。
そこで試していただきたいのが、メディキュットなどの着圧ソックスです。
足を締めることによって血管が広がってしまうことを防ぐことができます。
こちらを着用しながら寝るようにしてみてください。
そうすることで、足裏が熱くなる、バーニングフィート症候群を解消することができます。
ぜひお試しください。
まとめ
足裏が熱くなって寝られなくなる、「バーニングフィート症候群」について解説しました。
考えられる原因が
1.病気の副作用
2.室温の高さ
3.栄養の偏り
4.自律神経の乱れ
5.足の血行不良
これらの5つでしたね。
さらに、寝る前に行うストレッチと、寝るときに行う対処法を解説しました。
これらの対策をしても、足裏の熱さが解消されない場合は、身体のゆがみの影響で自律神経をコントロールできていない可能性があります。
お悩みの方は、当院LINEからご相談ください。
監修:樋口亮太/柔道整復師