子供が座っているときの姿勢が悪い…
注意しても、すぐに元の姿勢に戻ってしまう…
こういったお悩みはありませんか?
今回のブログをご覧になることで、イスに座る子供の姿勢を良くすることができます。
お悩みの方の参考になりましたら幸いです。
皆さんこんにちは。
高槻市で整体院を営んでおりますユーカリ整体院の樋口です。
このブログを書いたきっかけなんですけども、小学生のお子さんを持つ親御さんから、「子供がイスにまっすぐ座れなくて、すぐに背中が丸くなってしまうんです…」と、お悩みの相談がありました。
詳しく聞いてみると、「特にご飯を食べているときに背中が丸くなっている…」ということを教えていただきました。
このような姿勢になると、今後もこのままの姿勢になってしまわないか不安になってしまいますよね。
そんなお悩みを解決するための方法をまとめていますので、一緒に解決していきましょう!
話の内容はこちら
①簡単にできる3つのチェック方法
②子供が良い姿勢で座るコツとは
③お子さんと一緒に試していただきたいセルフケア
それでは話を進めますね。
①簡単にできる3つのチェック方法
「子供の姿勢が良くならない…」
とはいえ、お子さんが正しい姿勢になっているのか気になりませんか?
はじめに、簡単な姿勢のチェック方法を3つお伝えします。
1.和式便所の座り方ができるか
別名、うんこ座りとも言いますよね。
近頃は和式の便所がなくなってきた影響で、このような姿勢をすることもなくなりました。
私が小さい頃でさえ、あまりなかったので、和式の便所を見つけたときには用の足し方が分からないものでした。
この姿勢ができなくなる理由は、足の筋力が落ちているからではありません。
これには骨盤の傾きが関係しています。
骨盤が後ろに傾いて背中が丸くなると、足のつま先に重心をかけることが難しくなります。
すると、後ろに転けるようになってしまうのです。
お子さんが出来るかどうかチェックしてみてくださいね。
※かかとは地面から浮かないようにしてくださいね
2.座り姿勢でチェック
お子さんが座っているときの姿勢を見ましょう。
このときに最も注目するべきポイントは、“骨盤の位置”です。
例えば、背もたれにもたれるように座ると、骨盤が後ろに倒れるような姿勢になります。
すると、背中が丸くなって、その後は首が前側に傾く姿勢になってしまいます。
3.立ち姿勢でチェック
立っているときの姿勢で最も注目していただきたいポイントは、“耳と肩の位置関係”です。
姿勢を横から見たときに耳が肩の位置よりも前側にある場合は、頭の重みで首に負担がかかっています。
すると、まっすぐ姿勢を伸ばすことも難しくなってしまいます。
以上の3点です。
姿勢の指標として参考にしてください。
続いては、良い姿勢で座るコツについて解説します。
②子供が良い姿勢で座るコツとは
「子供がまっすぐ座ってくれない…」
今まで、こういったお悩みの声をたくさん聞いてきました。
しかし、声掛けをして一時的に姿勢が良くなっても、すぐ元に戻ってしまう…
いつも良い姿勢で座ってほしいですよね。
そのために必要なのは“準備”です。
用意するのはバスタオル。
バスタオルをイスの座面後方に置いてください。
そして、お子さんには「このバスタオルの上に座って!」という声掛けだけでOKです。
すると、バスタオルが骨盤を後ろに倒れないようにするためのストッパーになります。
これだと簡単にできそうですよね。
さらに、姿勢が悪くなるときに硬くなる筋肉を伸ばしてあげると、根本的に良い姿勢を持続させることができます。
こちらのセルフケアを紹介しますので、親子で一緒に試してみてください。
③お子さんと一緒に試していただきたいセルフケア
セルフケアでは、姿勢が悪くなるときに硬くなる筋肉を伸ばすということを目的に行います。
親子でイスに座って簡単にできますので、ぜひ一緒に試してみてください。
↓(セルフケアは動画の2分44秒〜)
こちらのセルフケアは1日2回。
朝と晩の1回ずつ試してみてくださいね。
まとめ
イスに座るときの子供の姿勢を良くする方法について解説しました。
お子さんの姿勢が気になる方には、3つのチェック方法で簡単に判断できるものがありましたね。
それが
1.和式便所の座り方ができるか
2.座り姿勢でチェック
3.立ち姿勢でチェック
さらに、イスに座りながら親子でできるセルフケアをすることによって、良い姿勢を長時間維持できるようになります。
これらの対策を続けても、お子さんの姿勢がなかなか改善されない場合は、他にも、体のゆがみの影響を受けている可能性があります。
その際は、当院の全身のゆがみを調整する施術がお役に立てると思いますので、お悩みの方は、当院LINEからご相談ください。
監修:樋口亮太/柔道整復師