めまいの意外な原因7つ|耳や脳だけではない、体の土台から考えてみるとわかること

最終更新日:2026年9月2日

検査は異常なし でも“めまい”が続く 原因は身体の土台に

病院で検査を受けても「異常なし」。それでもめまいが続く——。

そんなとき、原因は耳や脳ではなく、まったく別の場所にあることがあります。

 

めまいは、身体の傾きの情報が脳にうまく届かないときに起こります。

そしてその情報は、耳だけでなく、足・首・目・お腹など、身体のあちこちから届いているんですね。

つまり、どこか一か所でも情報が狂うと、めまいにつながる可能性があるということです。

 

今回は、施術の現場で実際によく見つかるめまいの意外な原因を7つご紹介します。

ご自身に当てはまるものがないか、確認しながら読んでみてください。

詳しく解説していきますので、一緒に解決していきましょう!

 

この記事を書いた人

ユーカリ整体院 院長 樋口亮太

 

ユーカリ整体院 院長 樋口 亮太

資格 - 柔道整復師

臨床経験15年以上

めまい・頭痛・自律神経のお悩みを専門的に施術

◇ ◇ ◇

検査では異常なしと言われたのに、めまいが続いている…

ふわふわして地面が揺れているような感覚がある…

薬を飲んでも、しばらくするとまた戻ってしまう…

こういったお悩みはありませんか?

 

今回のブログをご覧になることで、めまいの原因が耳や脳以外のどこに隠れているのか、そのヒントを知ることができます。

お悩みの方の参考になりましたら幸いです。

 

ユーカリ整体院の外観

皆さんこんにちは。

高槻市で整体院を営んでおります ユーカリ整体院 の樋口です。

当院にはめまいでお困りの方が多く来られますが、そのほとんどが病院では異常なしと言われたという方です。

そして実際にお身体をみていくと、耳でも脳でもないところに原因が見つかることが本当に多いんですね。

 

今回は、日々の施術の中で共通して見えてきた「めまいの意外な原因」を、7つに整理してお伝えします。

 

① なぜ検査では「異常なし」と言われるのか|めまいの本当の入り口

病院で検査を受けたあと不安そうにしている人

そもそも、めまいはどうして起こるのでしょうか。

私たちの身体は、今どちらに傾いているかという情報を、たえず脳に送り続けています。

耳・目・足から脳へ情報が集まる図

 

その情報の入り口は、大きく3つあります。

(半規管)…頭の傾きや回転を感じ取る

…見えている景色から水平を判断する

足の裏や関節…地面をどう踏んでいるかを感じ取る

この3つから届く情報を、脳が組み合わせて「今、身体はまっすぐだ」と判断しているんですね。

 

では、この3つからバラバラの情報が届いたらどうなるでしょうか。

たとえるなら、3人のナビが違う道を案内してくるようなものです。

3人のナビが違う道を案内しているイメージ

脳は混乱し、「揺れている」「ふわふわする」という感覚が生まれます。

これがめまいの正体です。

 

ここで大事なのが、耳鼻科の検査で分かるのは主にの部分だということ。

目や足からの情報のズレは、検査には映りません。

だから「異常なし」と言われても、めまいが続いてしまうんですね。

 

② めまいの意外な原因7つ|どこの情報が狂っているのか

足元から全身を見直すイメージ

ここからは、実際に施術の現場で見つかることの多い原因を、7つご紹介します。

 

原因1|足首のグラつき

不安定な足首と、そこから全身が揺れる図

もっともよく見つかるのが、足首の不安定さです。

過去の捻挫などで関節がゆるくなっていると、地面をしっかり踏めません。

ぬかるんだ地面の上を歩いているような状態が、一日中続いているわけです。

脳は倒れないよう常に微調整を続け、エネルギーを使い果たしてしまいます。

その燃料切れが、めまいとなって現れるんですね。

 

原因2|膝のゆるみ

土台が傾いた建物

膝の関節が開いてグラグラしていると、まっすぐ立てているつもりでも、実は立てていません。

建物でいえば、土台が少し傾いている状態です。

上に行くほどズレは大きくなり、頭の位置まで狂ってしまいます。

「めまいなのに膝?」と思われるかもしれませんが、土台が揺れれば上も揺れるんですね。

 

原因3|重心が外側に寄っている

内側の太い骨と外側の細い骨

足には内側の太い骨と、外側の細い骨があります。

本来は内側の太い骨で身体を支えるのですが、外側にばかり体重が乗っている方が少なくありません。

自転車にたとえるなら、タイヤではなく補助輪だけで走っているようなものです。

当然ぐらつきやすく、それを腰や首が必死に支え、脳が処理しきれなくなります。

 

原因4|首の傾きと緊張

頭が傾いても目線は水平を保とうとする図

頭は体重の約1割もの重さがあります。

その重い頭が少しでも傾くと、それだけでふらつきやすくなります。

さらにやっかいなのが、身体が傾いていても目線は水平を保とうとすること。

そのため首だけを反対に起こしてバランスを取り、首の緊張が続いてしまいます。

首がこわばると、バランスを感じ取る耳のまわりの血流も滞りやすくなるんですね。

 

原因5|目の動きのクセ

左右の目の動きにズレがある図

左右の目の動きにズレがあると、見えている景色から得る情報も狂います。

片方の目の動きが悪いと、その目を動かそうと脳が指令を出し続け、ずっと筋トレをしているような状態になります。

やがて脳が疲れきり、ブレーカーが落ちるようにめまいが起こります。

パソコンやスマホで目を酷使している方は、特に注意したいところです。

 

原因6|お腹(内臓)の硬さ

お腹が硬いと前かがみになり首が前に出る図

意外に思われるかもしれませんが、お腹の硬さもめまいに関わります。

お腹が硬いと、身体を伸ばせず前かがみになります。

すると頭が前に出て、首や顎に負担がかかり、頭への血流が滞ってしまうんですね。

「姿勢が悪いだけ」と思っていたことが、めまいの土台になっていることがあります。

 

原因7|みぞおちの硬さと血流

みぞおちのポンプ作用と血流

みぞおちのあたりは、血液を送るポンプのような役割をしています。

ここが硬くて動かないと、足先まで血液が届きにくくなります。

その結果、足は冷えて、頭に熱がこもるという状態に。

本来は「頭寒足熱」が心地よい状態ですが、その逆になってしまうんですね。

この状態では、ふわっとしためまいや吐き気が起こりやすくなります。

 

③ 共通しているのは「脳の情報のズレ」

身体の土台を整えるイメージ

7つを並べてみると、ある共通点が見えてきます。

身体のどこかにゆがみ・不安定さがある

脳に届く「傾きの情報」がズレる

脳が混乱し、常に微調整を続ける

脳が疲れきる

めまい・ふらつき

つまり、めまいは脳が受け取る情報の食い違いから起きているわけです。

 

だからこそ、耳だけを診ても解決しないことがあります。

情報の入り口である足・首・目・お腹を整えることで、脳に届く情報がそろっていきます。

情報がそろえば、脳は無理に微調整をしなくてよくなり、めまいも落ち着いていくんですね。

 

④ 今日からできるセルフチェックとケア

家で足踏みをして確認する様子

ご自身の原因がどこにあるか、簡単に確認できる方法をご紹介します。

 

セルフチェック|片足立ちで左右を比べる

片足立ちでバランスを確認する様子

やり方

1. まっすぐ立ち、目を開けたまま片足立ちをします

2. 何秒くらい安定していられるか確認します

3. 反対の足でも同じように行います

4. 左右で差がないか比べます

左右で明らかに差がある場合は、足首や膝など土台に原因が隠れている可能性があります。

※ふらつく方は、必ず壁や手すりのそばで行ってください。

 

ケア|足の裏に刺激を入れる

素足でその場で足踏みをする様子

やり方

1. 素足になり、その場で軽く足踏みをします

2. かかと・つま先・足の外側と内側、それぞれに体重が乗る感覚を確かめます

3. 内側にも体重が乗るように意識して、30秒ほど続けます

足の裏は、脳に情報を送る大切なセンサーです。

普段は靴の中で眠っているこのセンサーを起こしてあげると、情報が届きやすくなります。

 

ケア|目を休ませる

デスクで目を休ませている様子

やり方

1. パソコン作業の合間に、意識してまばたきをします

2. ときどき遠くを見て、目のピントをゆるめます

3. 寝る前に、温かいタオルなどで目元を温めます

目の緊張がゆるむと、脳の負担も軽くなります。

 

まとめ

今回は、めまいの意外な原因を7つご紹介しました。

ポイントを整理すると、

  1. めまいは「耳・目・足」から届く情報が食い違うことで起こる
  2. 検査で分かるのは主に耳の部分で、目や足のズレは映らない
  3. 足首・膝・重心・首・目・お腹・みぞおちなど、身体の土台に原因が隠れていることが多い

このようなことがありました。

 

検査で異常がないと言われると、「気のせいなのかな」と不安になってしまう方も多いと思います。

ですが、原因が見つかっていないだけ、ということも少なくありません。

 

セルフケアを続けてもめまいがなかなか落ち着かない場合は、お身体全体のバランスをみていく必要があります。

その際は、当院の全身のゆがみを調整する施術がお役に立てると思います。

高槻市など近隣でお悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください。

 

監修:樋口亮太/柔道整復師

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