仰向けで寝ると気持ち悪い…5年続くふわふわめまいの原因は「目」にありました

最終更新日:2026年8月20日

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仰向けで寝ると気持ち悪くなる、起き上がると後ろに倒れそうになる——。

そんなふわふわしためまいの原因は、耳や首だけでなく、意外にも目にあることがあります。

 

今回ご紹介する女性の患者さんも、5年続いためまいの原因は左目の神経の緊張でした。

目の動きが悪くなることで、それを制御している脳が疲れきってしまい、めまいとなって現れていたのです。

 

対策として、今日からできる目をいたわる習慣を2つご紹介します。

詳しく解説していきますので、一緒に解決していきましょう!

 

この記事を書いた人

ユーカリ整体院 院長 樋口亮太

 

ユーカリ整体院 院長 樋口 亮太

資格 - 柔道整復師

臨床経験15年以上

めまい・頭痛・自律神経のお悩みを専門的に施術

◇ ◇ ◇

仰向けで寝ると気持ち悪くて、長く寝ていられない…

起き上がるとき、後ろにバーンと倒れそうな感覚がある…

色々な治療を試したけれど、もう諦めかけている…

こういったお悩みはありませんか?

 

今回のブログをご覧になることで、仰向けや下を向いたときに出るふわふわめまいの意外な原因と、その対策について知ることができます。

お悩みの方の参考になりましたら幸いです。

 

ユーカリ整体院の外観

皆さんこんにちは。

高槻市で整体院を営んでおります ユーカリ整体院 の樋口です。

このブログを書いたきっかけなんですけども、女性の患者さんから、「仰向けで寝ると気持ち悪くて、起き上がるときに後ろにバーンと倒れる感覚があるんです…」と、お悩みの相談がありました。

 

詳しく伺うと、10年前にメニエール病、5年前には別のタイプのめまいを発症されたとのこと。

その間、鍼灸やカイロプラクティックなど、いろいろな治療を試してこられました。

ですが、通うほどに気持ち悪くなったり、首の調子がおかしくなった経験もあり、「これだけやってもダメなんだ」と諦めかけていたそうです。

長く付き合ってきた症状で、そこまで思ってしまうのは本当につらいですよね。

体を調べてみると、意外な部分が原因になっていることが分かりました。

 

① 仰向け・下を向くとつらいめまい|どんな症状だったのか

ベッドで仰向けになりつらそうな女性

この患者さんの場合、日常生活そのものは送れるものの、こんな場面で困っていらっしゃいました。

・長い時間、仰向けで寝ていられない

・歯医者さんや美容室で、頭を後ろに倒す体勢がとれない

・下を向いたときや、動くものを見たときに気持ち悪くなる

・ヨガなどの運動をしたくても、起きたり寝たりの動作がつらくて通えない

「生活はできるけれど、やりたいことができない」

このもどかしさが、5年間ずっと続いていたんですね。

 

さらに詳しく体を確認すると、右を振り向いたときにグラッとすること、目を閉じていてもめまいが出ることが分かりました。

姿勢を見ると、右肩が下がり、首が右にずれている状態。

首を右に回しにくく、ストレートネックの自覚もありました。

 

そしてもうひとつ、大きな手がかりがありました。

左目の動きだけが、ワンテンポ遅れていたのです。

 

② 意外な原因は「目」だった|片目の神経の緊張が脳を疲れさせる

パソコン作業で目をおさえる女性

「めまいの原因が目?」と思われるかもしれませんね。

検査をしたところ、左目の神経が、目の下のあたりで緊張していることが分かりました。

眼球を動かす神経の図

目を動かす神経が緊張すると、その目の動きが悪くなります。

すると、左右の目の動きにズレが生まれるんですね。

 

「筋トレしっぱなし」の状態が続いていた

ずっと力を入れ続けて限界がきている筋肉のイメージ

動きの悪くなった目は、その分よけいに力を使って動こうとします。

たとえるなら、目の筋肉がずっと筋トレを続けているような状態です。

休むことなく力を出し続ければ、いつか限界がきますよね。

 

そして、その目をコントロールしているのが脳です。

左目の動きを制御しているのは、右側の脳になります。

うまく動かない目を動かそうと指令を出し続けることで、脳がオーバーヒートを起こしてしまうんですね。

限界に達したとき、まるでブレーカーが落ちるように、めまいとなって症状が現れます。

 

首の動きも重なっていた

さらにこの患者さんは、首が右に回しにくい状態でした。

ここで、もうひとつ大切な場所が関わってきます。

耳の奥にある三半規管の図

それが、耳の奥にある半規管(はんきかん)です。

半規管は、体の傾きや回転を感じ取る、いわば体の水平器(すいへいき)のような器官です。

中には液体が入っていて、頭が動くとその液体も一緒に揺れます。

その揺れを感じ取って、「今、体はどちらに傾いているか」を脳に伝えてくれているんですね。

 

コップの水を持って歩くと、水面が揺れて傾きが分かりますよね。

あれと同じことが、耳の奥で起きているイメージです。

ですので、この半規管まわりの循環が滞ると、傾きの情報が脳にうまく伝わらなくなります。

首の動きが硬いと、まさにこの循環が悪くなりやすいんです。

 

つまり、

左目の神経の緊張

↓

左目の動きが悪くなる

↓

右側の脳がオーバーヒート

↓

首の硬さで半規管の循環も低下

↓

ふわふわめまい

という連鎖が起きていたわけです。

 

ちなみに、左目の神経が通る道は副鼻腔ともつながっている部分です。

そのため、ここが整うことで鼻まわりの調子も一緒に良くなっていくことがあります。

 

③ 今日からできるセルフケア|目をいたわる2つの習慣

デスクで目を休ませる女性

ここからは、実際にこの患者さんにお伝えした、ご自宅でできる対策を2つご紹介します。

 

その1|まばたきの回数を意識して増やす

パソコン作業中に意識してまばたきをする様子

パソコンやスマホを見ていると、まばたきの回数は驚くほど減ってしまいます。

まばたきは、目の筋肉にとっての小さな休憩です。

やり方

1. パソコン作業中、30秒に1回を目安にします

2. 意識して「パチパチ」とまばたきをします

3. 気づいたときに行うだけでOKです

回数を数える必要はありません。

「あ、まばたきしていなかったな」と気づいたときに、パチパチとするだけで大丈夫です。

これだけでも、目の筋肉の緊張がゆるんでいきます。

 

その2|メガネ・コンタクトの度数を確認する

眼科で視力検査を受ける様子

意外と見落とされやすいのが、度数の問題です。

この患者さんも、左右で度数の違うコンタクトを使われていました。

左右差が強くなっていると、片方の目により負担がかかり続けてしまいます。

やり方

1. 最後に度数を測ったのがいつか思い出してみます

2. 1年以上経っていれば、眼科で検査を受けます

3. 左右差が合っているか確認してもらいます

目に合わない度数のまま過ごすことは、合わない靴で歩き続けるようなものです。

土台が合っていなければ、どれだけケアをしても負担は減りません。

念のため、一度チェックしてみてくださいね。

 

まとめ

今回は、仰向けや下を向いたときに出るふわふわめまいの意外な原因について解説しました。

ポイントを整理すると

  1. めまいの原因は耳や首だけでなく、目の神経の緊張にあることがある
  2. 片目の動きが悪くなると、それを制御する脳が疲れきってしまう
  3. まばたきを増やす・度数を合わせることで、目と脳の負担を減らせる

このようなメカニズムがありました。

 

長く続くめまいは、「もう治らないのかもしれない」と気持ちが沈んでしまうこともあると思います。

ですが、原因が変われば、体の反応も変わっていきます。

 

これらの対策を続けてもめまいがなかなか良くならない場合は、目や首だけでなく、体全体のバランスが関係している可能性があります。

その際は、当院の全身のゆがみを調整する施術がお役に立てると思います。

高槻市など近隣でお悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください。

 

監修:樋口亮太/柔道整復師

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