デスクワークで後頭部が痛い…その頭痛、原因は「足」にありました|30代女性の症例

最終更新日:2026年7月27日

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デスクワークをしていると後頭部が痛くなる、その頭痛が続いて眠れない——。

そのつらい頭痛の原因は、首や肩ではなく、意外にも「足」にあることがあります。

今回ご紹介する30代女性の患者さん(エンジニア)も、原因は右足の中足骨の歪みでした。

 

足の歪みでかかと重心になり、それがストレートネック硬膜の緊張を生んで、後頭部の頭痛と不眠につながっていたのです。

対策として、硬膜をゆるめるストレッチと、足に刺激を入れるセルフケアをご紹介します。

詳しく解説していきますので、一緒に解決していきましょう!

 

この記事を書いた人

ユーカリ整体院 院長 樋口亮太

 

ユーカリ整体院 院長 樋口 亮太

資格 - 柔道整復師

臨床経験15年以上

頭痛・自律神経・姿勢のお悩みを専門的に施術

◇ ◇ ◇

デスクワークをしていると、決まって後頭部が痛くなる…

頭痛のせいで眠れず、仕事にも集中できない…

薬に頼らず、根本から頭痛を良くして仕事に戻りたい…

こういったお悩みはありませんか?

今回のブログをご覧になることで、デスクワークで起こる後頭部の頭痛の意外な原因と、その解決のポイントについて知ることができます。

お悩みの方の参考になりましたら幸いです。

 

ユーカリ整体院の外観

皆さんこんにちは。

高槻市で整体院を営んでおります ユーカリ整体院 の樋口です。

このブログを書いたきっかけなんですけども、30代女性でエンジニアの患者さんから、「デスクワークをしていると後頭部に頭痛が出て、不眠が続いて休職することになったんです…」と、お悩みの相談がありました。

詳しく伺うと、「体を整えて、症状が落ち着いたら仕事に復帰したいんです…」とのことでした。

デスクワーク中の頭痛で眠れなくなり、仕事を続けられなくなるのは、本当につらいですよね。

体を調べてみたところ、意外な部分が原因になっていることが分かりました。

 

① デスクワークで後頭部に頭痛が起こるしくみ|硬膜の緊張と不眠のつながり

デスクワークで後頭部を押さえてつらそうな女性

なぜ、デスクワークで後頭部が痛くなるのでしょうか。

後頭部の頭痛の多くは、首から後頭部にかけての筋肉の緊張や、硬膜(こうまく)の緊張によって起こります。

脳と脊髄を包む硬膜の図

硬膜とは、脳や脊髄を包んでいる膜のことです。

長時間の前傾姿勢やストレートネックが続くと、頭と首の境目に負担がかかり、この硬膜が緊張してしまうんですね。

 

なぜ不眠にまで発展するのか

後頭部の頭痛が続くと、自律神経のバランスが崩れやすくなります。

特に硬膜の緊張は、体を興奮させる神経を刺激し続けるため、リラックスできない状態が続いてしまいます。

その結果、夜になっても体が休まらず、不眠につながってしまうんですね。

今回の患者さんも、まさにこの悪循環に陥っていました。

 

② 意外な原因は「足」だった|中足骨の歪みが招く連鎖

足元・かかとに重心が乗っている様子

では、なぜ後頭部の頭痛が起きていたのでしょうか。

当院で詳しく検査したところ、右足の中足骨(ちゅうそくこつ)の歪みが関係していることが分かりました。

「足と頭痛が関係あるの?」と思われるかもしれませんが、実は密接につながっているんです。

足の指の付け根にある中足骨の位置図

 

足の歪みが「かかと重心」を生む

中足骨は、足の指の付け根にある骨です。

ここが歪むと、つま先にうまく重心をかけられず、かかと重心になってしまいます。

 

かかと重心がストレートネックを招く

かかと重心になると、体は後ろに倒れそうになるのを防ごうとして、頭だけを前に出してバランスを取ります。

これがストレートネックの姿勢です。

頭が前に出たストレートネック姿勢の図

首の自然なカーブが失われ、頭の重さが首に集中してかかるようになります。

 

そして硬膜の緊張へ

ストレートネックが続くと、首から後頭部の筋肉が緊張し、硬膜まで緊張してしまいます。

これが、後頭部の頭痛の直接の引き金になっていたんですね。

 

つまり

足の中足骨の歪み

かかと重心

ストレートネック

硬膜の緊張

後頭部の頭痛

という連鎖で、症状が出ていたわけです。

 

今回の患者さんは、デスクワークでストレスも多く、体が歪んで右足に重心が偏っている状態でした。

 

③ 頭痛を防ぐセルフケア|硬膜をゆるめるストレッチ&足への刺激

イスに座ってセルフケアをする様子

ここからは、自宅でできるセルフケアを2つご紹介します。

 

その1|硬膜をゆるめる首のストレッチ

両手を後頭部に当てて首を前に倒すストレッチの実演

やり方

1. イスに座り、両手を後頭部に当てます

2. 顎を胸に近づけるように、ゆっくり首を前に倒します

3. 後頭部から首の後ろに伸びを感じたら、30秒キープします

4. ゆっくり元の位置に戻します

1日3セットを目安に行ってください。

 

その2|足に刺激を入れるセルフケア

半円状の足ツボマットの上に立つ様子

頭痛の根っこには「足に刺激が入っていない」ことが多いので、足の裏に刺激を入れていきます。

半円状の足ツボマット(100円ショップでも手に入ります)の上に立ち、足裏全体に刺激を入れましょう。

やり方

1. 足ツボマットの上に立ちます

2. 足裏全体、特に指の付け根(中足骨)のあたりに刺激を感じるよう体重をかけます

3. 無理のない範囲でくり返します

特に中足骨のあたりを意識すると、重心のバランスが整いやすくなります。

これらを続けることで、実際にこの患者さんも後頭部の頭痛が軽くなり、睡眠の質も上がっていきました。

 

▼ 動画でのご視聴はこちら ▼

https://youtu.be/7T-HGj9ENWI

まとめ

今回は、デスクワークで起こる後頭部の頭痛の意外な原因について解説しました。

ポイントを整理すると

  1. 後頭部の頭痛は、頭だけの問題ではない
  2. 足の中足骨の歪みが、かかと重心・ストレートネック・硬膜の緊張を通じて、頭痛や不眠を招くことがある
  3. 硬膜をゆるめるストレッチと足への刺激で、体の土台から整えられる

このようなメカニズムがありました。

 

「仕事のストレスだから」と片づけられがちな頭痛も、実は体の歪みが隠れていることがあります。

これらの対策を続けても頭痛がなかなか良くならない場合は、足の歪みや重心バランスが関係している可能性があります。

その際は、当院の全身のゆがみを調整する施術がお役に立てると思います。

高槻市など近隣でお悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください。

 

監修:樋口亮太/柔道整復師

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