マスク着用で暑い!
なんだか最近よく頭痛がする!
こんな悩みをお持ちの方は今回のブログが参考になるかもしれません。
是非最後まで読んでみてください。
皆さんこんにちは。
梅雨が明けてから暑くなってきましたね。
何だか救急車の音も多いように感じています。
熱中症の方なのでしょうか..
患者さんの施術をしていると、関係する歪みのポイントが増えてきました。
今回のブログではマスクを着けていることによって起こる頭痛について解説しております。
内容はこちら☟
①マスク着用によって起こっている頭痛について
②マスク着用によって起こる熱中症について
③頭痛や熱中症の対策はどのようにしたら良いのか
これらをお話させて頂きます。
①マスク着用によって起こっている頭痛について
マスクの影響で頭痛が多くなるのは“呼吸”が影響しています。
マスクをつけることによって口呼吸になっていませんか?
気付いたら口が開いていた!ということも少なくないのではないでしょうか?
鼻呼吸になる方が良い理由をお話します。
鼻の奥には様々な空洞があり、この空洞から一酸化窒素という空気が供給されます。
一酸化窒素は血管をやわらかく広げ、血流をスムーズにする役割があります。
口呼吸によって、鼻の機能を使わなくなり、これらの供給が減少することによって、血流が悪くなってしまいます。
特に首から肩の血流は頭痛と大きく関係していています。
頭の中に血液が流れにくくなると、血液が酸素を上手く運べなくなり、酸欠状態になります。
この頭の中の酸欠状態が“頭痛”です。
これは呼吸の仕方を変えることによって改善することができます。
最後に呼吸法を解説しますので、参考にしてみてください。
②マスク着用によって起こる熱中症について
熱中症も多くなってきていますよね。
これから暑い日が続くと思うので、もっと増えそうな気がしています。
私が臨床で患者さんを診る中で、ふと歪みで多いポイントがありました。
それが“甲状腺”という部位です☟
この部位は体温の調節維持に重要な役割をする器官です。
ここに歪みが出ている方が多くいました。
外が暑くなった時に、体温調節維持が出来なくなることによって、熱中症が起こっている可能性が高いと言えます。
クーラーなどで首元が冷えてしまうと、甲状腺の機能が落ちてしまいます。
寝る時は、部屋を涼しくしても、布団は肩や首元までしっかり羽織ってくださいね。
それではいよいよ対策について解説します。
③頭痛や熱中症の対策はどのようにしたら良いのか
マスク着用によって口呼吸になっていることがあるとお話しました。
この呼吸の仕方を変えることによって頭痛や熱中症の対策が出来るのではないかと考えております。
順天堂大学医学部教授の小林弘幸先生が良い呼吸の仕方をお伝えしております。
それが
長生き呼吸法
この長生き呼吸法のやり方は☟
①まっすぐに立つ。両手は左右のお腹の肋骨の下をつかむ
②上体を前に倒しながら、6秒、口から息を吐く (同時に、脇腹の肉をおへそに集めるイメージで両手に力を入れる。腸に刺激を与える)
③背中を反らしながら、3秒、鼻から息を吸う (同時に、腸に刺激を与えていた両手の力をゆるめる)
これを繰り返すそうです。
歩いている時、活動している時は①の手順は出来ないとは思いますが、それでも効果はあります。
呼吸を整えることによって血流が変わります。
血流が変わることによって頭痛や熱中症の予防・改善が期待できますので是非お試し下さい。
他にもマスク頭痛を解消するエクササイズを動画で解説しました☟(エクササイズは2分36秒~)
こちらも参考にしてみてください。
これらを試しても不調が改善されない方は当院の呼吸を楽にする整体がお役に立てると思います。
LINEの方からお気軽にご相談ください☟
監修:樋口亮太/柔道整復師