またギックリ腰をしてしまった…
くり返すギックリ腰を何とかしたい…
このようなお悩みはありませんか?
今回のブログをご覧になることで、ギックリ腰の緊急対処と再発防止について知ることができます。
お悩みの方の参考になりましたら幸いです。
皆さんこんにちは。
高槻市で整体院を営んでおりますユーカリ整体院の樋口です。
このブログを書いたきっかけなんですけども、男性の患者さんから、「また、ギックリ腰をやってしまいました…」と、お悩みの相談がありました。
詳しく聞いてみると、「育児もあるので、くり返すギックリ腰を治したいです…」ということを教えていただきました。
特に、季節の変わり目から寒暖差が強くなると、このような症状が出る方も少なくないのではないでしょうか?
今回のブログでは、くり返すギックリ腰を根本的に解決するための内容になっております。
話の内容はこちら
①ギックリ腰で“安静”はNG!?
②デスクワークが腰痛に与える影響とは
③オフィスでもできる腰痛対策セルフケア
それでは話を進めますね。
①ギックリ腰で“安静”はNG!?
「また、ギックリ腰をやってしまった…」
「こんな時はどうすれば良い?」
何となく腰に違和感を感じながらも、突発的な痛みが出ると混乱してしまいますよね。
「腰を曲げられない…」
「腰を伸ばすことができない…」
このように、あらゆる動作で制限がかかるのが“ギックリ腰”です。
ギックリ腰というのは脳の誤作動が原因です。
腰の筋肉がカチカチに硬くなっていることを想像してください。
これが急に引き伸ばされたときに、脳がある命令を腰に送ります。
「硬い筋肉が急に伸ばされた!急いで筋肉を縮めないと!」
このような命令です。
しかし、筋肉が伸ばされるのは一時的なもので、ゴムのようにすぐ戻ります。
ですが、脳はずっと伸ばされていると勘違いをして命令を送ってしまうんです。
このような腰の状態と、脳からの命令の違い(ギャップ)が強い痛みの正体だったんです。
では、ギックリ腰が起きたときにはどのように生活すれば早く回復するのか。
意外かもしれませんが、ウォーキングなどをして股関節まわりを動かすことです。
実は、ギックリ腰になるときは、腰から股関節に付着する筋肉がカチカチに硬くなっていることが多いんです。
ですので、こちらを動かすために歩くようにしましょう。
最初は痛みがあって辛いですが、痛みが出ないように生活することも難しいはずです。
少し昭和のパワハラ気質な対策ですが、最近の論文では、このような方法がセオリーになってきています。
実際に、体を動かした方が安静にした時よりも回復が早いのも事実です。
ぜひ試してみてくださいね。
では、どうしてギックリ腰になりやすいのか。
これは、デスクワークが深く関係していることもあります。
こちらの理由をお伝えしますね。
②デスクワークが腰痛に与える影響とは
「どうしてギックリ腰になるの?」
「デスクワーカーはギックリ腰になりやすいって本当!?」
デスクワークとギックリ腰の関係についてお伝えします。
先ほどの話では、ギックリ腰は腰から股関節に付着する筋肉がカチカチになっていることが多いという話でした。
筋肉というのは、動かさないと放置された肉のように硬くなってしまいます。
皆さんはデスクワークをしている姿勢を想像してください。
座っている姿勢というのは股関節が曲がった状態。股関節が硬くなりやすいんですね。
腰と股関節は筋肉で繋がっているので、良い姿勢でも、座っている姿勢が長いと腰にまで負担がかかってしまうんです。
ですので、適度に姿勢を変えるということが大切になります。
私もデスクワークが続くことがあります。
そんな時は一度立ち上がって伸びをしたり、立ったままパソコンに向かうこともあります。
いずれにしても、座り姿勢が長時間続かないようにするのがポイントです。
また、再発防止策としては、“ウォーキング”が効果的です。
歩くときには股関節まわりの筋肉をたくさん動かすからです。
普段は車や自転車を使う方でも、歩ける距離であれば、歩くようにしてみるのも良いかもしれません。
また、ギックリ腰は“脳の誤作動”という話をしました。
何度も経験していると、脳がその状態を覚えてしまって、くり返すこともあります。
ですので、今までの生活習慣を少し変えて、腰痛とは縁のない生活を経験することが再発防止にもなります。
実際に、今までギックリ腰をくり返していた方にウォーキングの習慣をオススメすると、それ以降はギックリ腰の再発を訴えることもなくなりました。
習慣にするのは難しいことですが、頭の片隅に置いて、無理せず続けられる範囲で実践してみてくださいね。
続いては、根本的な原因である“股関節”に絞って、オフィスでも簡単にできる、ギックリ腰対策のセルフケアをお伝えします。
③オフィスでもできる腰痛対策セルフケア
セルフケアでは、股関節を柔らかくしてギックリ腰を予防するということを目的に行います。
現在、痛みが強い方でも、座ってできるような内容になっています。
①お尻のストレッチ
②土踏まずのマッサージ
③みぞおちのマッサージ
どうして、このようなセルフケアをするのか、具体的なセルフケア方法は動画にまとめております。
動画をみながら一緒にできるように作っていますので、ぜひ一緒に試してみてください。
↓(セルフケアは動画の3分46秒〜)
こちらのセルフケアは1日2回。
朝と晩の1回ずつを目安に行ってみてください。
まとめ
ギックリ腰の緊急対処と再発防止について解説しました。
ギックリ腰は股関節から腰まで伸びる筋肉が硬くなって、脳の誤作動によって起きるという内容でした。
緊急対策としては安静ではなく、“痛みがあっても積極的に股関節を動かすこと”です。
そして、再発防止としては、“股関節を柔らかくすること”でしたね。
いずれにしても関係する大切なポイントは股関節です。
デスクワーカーでギックリ腰が多いのは、股関節を動かす習慣が少なくなるからでしたね。
ウォーキングを習慣にして、ギックリ腰をくり返さないようにしていきましょう!
これらの対策を続けても、ギックリ腰が長引いていたり、何度もくり返す場合は、当院の全身のゆがみを調整する施術がお役に立てると思います。
お悩みの方は、当院LINEからご相談ください。
監修:樋口亮太/柔道整復師