前かがみの姿勢が続いている...
肩が凝って背中まで痛い...
こういったお悩みはありませんか?
今回のブログをご覧になることで、前かがみの姿勢で起こる肩こりを解消することができます。
お悩みの方の参考になりましたら幸いです。
皆さんこんにちは。
高槻市で整体院を営んでおりますユーカリ整体院の樋口です。
このブログを書いたきっかけなんですけども、患者さんから「立ち仕事で、前かがみになる姿勢が続いていて、肩がこります…」とお悩みの相談がありました。
詳しく聞いてみると、立ちながら低いデスク上にあるパソコンやタブレットを見ることが多く、前かがみの姿勢が辛いるようでした。
こうした時に、姿勢を変えるって難しいですよね。
ですので、このような環境でも行うことができるストレッチをお伝えします。
話の内容はこちら
①肩こりがストレッチで良くならない理由
②前かがみ姿勢と肩こりの関係
③肩こりを解消して呼吸まで楽になるストレッチ
それでは話を進めますね。
①肩こりがストレッチで良くならない理由
肩が詰まった感じがする…
背中が痛い…
頭痛まですることがある…
こういった症状は、肩こりが原因となって現れますが、いくらストレッチをしても良くならないことってありますよね。
これには、肩こりの種類が関係しています。
肩がこるというのは、肩の筋肉が硬くなって血流が悪くなってしまっている状態のことです。
そんな筋肉が硬くなるには2種類あります。
1.肩の筋肉が縮んで硬くなる場合
肩の筋肉に負担がかかることで、筋肉が硬くなります。
さらに、左右差がある場合は、身体の歪みや、日常生活の習慣によって引き起こされます。
2.肩の筋肉が引っ張られて硬くなる場合
こちらは、筋肉が引っ張られることによって、踏ん張ることで硬くなります。
実は、先ほどの、肩の筋肉が縮んで硬くなっているというのは非常に少ないケースで、多くの肩こりが、他の筋肉や関節の歪みによって引っ張られることで起こります。
こちらの引っ張られて硬くなる肩こりが、今回の前かがみ姿勢と大きく関係します。
詳しく解説しますね。
②前かがみ姿勢と肩こりの関係
前かがみになるというのは、このような姿勢です。
このような姿勢で肩がこる場合、肩だけに注目せずに他の部分も見てみましょう。
例えば、背中はどうなっていますか?
かなり筋肉が引っ張られているように見えますよね。
さらに、腕の位置を見てください。
首が前側に傾くだけでなく、腕まで前側にあります。
さらに、前側にある胸の筋肉が硬くなってしまうと、その内側にある肺まで圧迫してしまうため、呼吸の質が低下してしまいます。
呼吸は1日に約29000回していると言われています。
1回の呼吸の質が下がってしまうと、塵も積もって山となるように、疲れやすい身体になってしまうんですね。
ですので、こういった肩こりを治すためには
腕を元の位置に戻す
首を正常な位置に整える
背中に力が入るようにする
という3つのことが大切になります。こちらの3つをセルフケアで解消していきましょう!
③肩こりを解消して呼吸まで楽になるストレッチ
それではセルフケアです。セルフケアでは
胸の筋肉のストレッチ
首のストレッチ
背中の筋肉を使って伸ばす
ということを行っていきます。セルフケアは動画で詳しく解説しています。
こちらの動画を参考にしてください。
↓(セルフケアは動画の2分33秒〜)
こちらのセルフケアは、やりすぎると良くないということはありませんが、1日2回、朝と晩の1回ずつ行うようにしてください。
まとめ
前かがみ姿勢で肩がこる原因は、姿勢によって筋肉が引っ張られてしまうからでした。
このように引っ張られた筋肉を元の位置に戻すためには
腕を元の位置に戻す
首を正常な位置に整える
背中に力が入るようにする
ということが必要でした。それぞれ3つのセルフケアを試しましたね。
これらの対策を続けても、前かがみ姿勢で起こる肩こりが治らない場合は、お伝えしたポイント以外に身体の歪みがある可能性があります。
お悩みの方は、当院のLINEからご相談ください。
監修:樋口亮太/柔道整復師