最終更新日:2026年6月23日

左の首だけが痛い、この原因は首そのものではなく、体のゆがみと肩甲骨の硬さにあることが多いんです。
体には利き手・利き足のような左右差があり、毎日のクセが少しずつ体のゆがみとなって表れます。
そのゆがみで体が傾いても、目線はまっすぐ保とうとするため、首だけを起こして片側の筋肉が引っ張られ、痛みにつながっていきます。
さらに、もう一つの原因として「肩甲骨の硬さ」が関係していることも少なくありません。
対策として、首ではなく肩甲骨を動かすセルフケアを3つご紹介します。
詳しく解説していきますので、一緒に解決していきましょう!
この記事を書いた人

ユーカリ整体院 院長 樋口 亮太
資格 - 柔道整復師
臨床経験15年以上
めまいや頭痛を専門的に施術
◇ ◇ ◇
左を向くと首が痛い…
朝起きると左の首がこわばっている…
マッサージしてもなかなかスッキリしない…
こういったお悩みはありませんか?
今回のブログをご覧になることで、左側の首の痛みの意外な原因と、自宅でできる肩甲骨のセルフケアについて知ることができます。
お悩みの方の参考になりましたら幸いです。

皆さんこんにちは。
高槻市で整体院を営んでおります ユーカリ整体院 の樋口です。
このブログを書いたきっかけなんですけども、当院に来られた患者さんで、「左側の首が痛い」とお悩みの方がいらっしゃいました。
詳しく聞いてみると、首や肩のこりのせいで疲れやすくなり、つらくて横になってしまうこともあるとのことでした。
こうした片側だけの首の痛みは、本当につらいですよね。
① 左側の首が痛くなる原因|体のゆがみと左右差

首の片側だけが痛くなるのは、体のゆがみが大きく影響しています。
人間の体には、もともと利き手や利き足といった「左右差」が存在します。
それに加えて、日常の何気ない「体のクセ」もあります。
たとえば、買い物のときにいつも右手で荷物を持つ、靴をいつも左足から履く、といったクセです。
こうした左右差やクセは、少しずつ体のゆがみとなって表れていきます。
目線を水平に保とうとして、首だけが起き上がる

ここに、首の痛みにつながる大事なポイントがあります。
体のゆがみによって体が傾くと、そのままでは目線が斜めになり、ものが斜めに見えてしまいますよね。
そのため、どれだけ体が傾いていても、目線だけはまっすぐ保とうとする生理的な反応が働きます。
このとき、首だけを反対に起こしてバランスを取るんですね。
すると片側の首の筋肉が常に引っ張られた状態になり、その姿勢が続くことで筋肉が疲労し、痛みとなって現れます。
臨床の現場でも、首まわりの筋肉が単に固まって痛むよりも、こうして「引っ張られて」痛みが出ているケースのほうが多いと感じています。
ですので、首が痛いときにマッサージやストレッチをしても解消されない場合は、体のゆがみが残っている可能性があります。
② もう一つの原因|肩甲骨の硬さ

首の筋肉を引っ張ってしまう原因は、ゆがみだけではありません。
もう一つの大きな原因が、肩甲骨の硬さです。
肩甲骨は、肩を動かすときに連動して動く骨で、首につながる筋肉もたくさん付いています。

そのため、肩甲骨を動かさずに硬くなってしまうと、その筋肉が首を引っ張ってしまうことがあるんですね。
たとえるなら、首と肩甲骨が一本のゴムでつながっていて、肩甲骨側が固まると、その分だけ首側が引っ張られてしまうイメージです。
ですので、首が痛いときは、首そのものを動かすよりも、肩甲骨を動かしてあげるほうが症状が緩和されやすくなります。
③ 首の痛みを解消する肩甲骨のセルフケア

ここからは、首の痛みを和らげる具体的なセルフケアを3つご紹介します。
その1|普段使わない筋肉を使う
まず日常生活で意識していただきたいのが、「普段使わない筋肉を使う」ことです。
筋肉は動かすことで柔軟性が生まれます。
おすすめは、普段使っている腕や手と反対側を使うように生活することです。
いつも右手で荷物を持つなら左手で持ってみる、ドアを右手で開けるなら左手で開けてみる、といった具合です。
たとえば食事のときに、反対の手を使ってみるのもおすすめです。
最初は違和感があって使いにくいものですが、繰り返すうちに慣れてきます。
ちょっとしたことですが、普段使わない筋肉を動かすことで、筋肉が固まってしまうのを防げます。
その2|座ってできる肩甲骨回し(20回)

次は、座りながらできる肩甲骨の体操です。
やり方
1. 両方の肩に、それぞれの手を乗せます
2. 肘で大きな円を描くように、前に回していきます
3. 前に回すときは猫背をつくり、後ろに回すときは胸を張ります
4. これを20回くり返します
5. 続けて、反対回しも同じように20回行います
肘を大きく動かすことを意識すると、肩甲骨がより動きやすくなりますよ。
その3|座ってできる肩甲骨ストレッチ(左右30秒)

最後は、片方ずつ肩甲骨を伸ばすストレッチです。
やり方
1. 伸ばしたい側の手を、反対側の太ももの上に乗せます
2. そのまま体重を前に預けて、グーッと伸ばします
3. 肩甲骨の外側が伸びているのを感じながら、30秒キープします
4. 反対側も同じように30秒行います
ストレッチのあとに腕を回してみると、おそらく軽く動かせるようになっているはずです。
これらのセルフケアは、1日2回を目安に行ってみてくださいね。
続けることで肩甲骨の動きが良くなり、首の痛みの解消につながります。
まとめ
今回は、左側の首の痛みの意外な原因について解説しました。
ポイントを整理すると
- 片側の首の痛みは、体のゆがみによる傾きや左右差が影響している
- 首の筋肉を引っ張るもう一つの原因は、肩甲骨の硬さだった
- 大切なのは首ではなく「肩甲骨の動き」を整えること
このようなメカニズムがありました。
セルフケアとしては
- 普段使わない筋肉(反対側の手)を使う
- 座ってできる肩甲骨回し(前後20回ずつ)
- 座ってできる肩甲骨ストレッチ(左右30秒)
この3つを一緒に試しましたね。
これらの対策を続けても首の痛みが解消されない場合は、体のゆがみの蓄積が深く残っている可能性があります。
その際は、当院の全身のゆがみを調整する施術がお役に立てると思います。
お悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください。
監修:樋口亮太/柔道整復師
